2016/08/14 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にサヤさんが現れました。
サヤ > 「やはり波の音は心地よいものだな。」

活動を終え静まり返った埠頭から海に視線を送り、漆黒の空と海に移る二つの月を見つつ、静かな埠頭に響く水の音に聞きながら一人つぶやく。

「不思議なものだ……故郷からこれほど離れた場所でも、海と月は変わらないとはな」

そっと腰に掛かった鞘に指を滑らせながら遠く故郷のことに思いをはせて。

サヤ > 吹き抜ける海風が癖のない髪をたなびかせ、頬をなでていけば気持ちよさそうに目を細める。
時期的に故郷は熱い季節だろうが、ここは風土柄年中過ごしやすい。
少々風紀や治安に難があるが、それはどこの国に行っても大して変わらないことは旅の中で見てきたので問題にはならない。

「まぁ、問題がなければ私のような人間は食うに困るから助かるのだがな」

一人、海に向かって呟けば深く息を吐き出し、周りに誰もおらず、生涯になるものがないことを確認すれば鞘から刀を抜き。
その場で一閃動きを確かめるように刀を振るい、そこから連続して実践をイメージしつつ動きを確かめるように刀を振り回して空気を切り裂き。