2016/04/17 のログ
イニフィ > 「妖仙……。し、知ってるわ。旅行が好きだから、け、結構……んっ、いろいろ、ひらべ…調べ、たりする、もの……。」

呂律すら回らない。
近寄ってくるその女が見れば、その顔はうっすらと涙を浮かべて、苦しそうに息を吐いている。
高鳴る鼓動を抑えるように、胸に手を置きその胸元の布を握り締めている。

ついに、膝をつき肩を上下させながら蹲ってしまう。
明らかに尿意じゃない、これは―――。
困った、こんなときになんでこんな気分になってるの?と頭の中で自問自答―――しているような表情を浮かべていた。

「ち、ちが……そんなんじゃ……あんっ♪……っい、今のなし……。」

布擦れデすら、そんな甘い声が上がる。
明らかに股間に湿り気が―――。やばい、これは本気でやばい。
こんなところ見られたら、なんて思われるか解ったものではない。

(………なーんちゃって。んふふ、気づいてない見たいね?)

そんな演技を晒しながら、甘い香りを紛れ込ませたことに気づいていないらしい。
そのまま吸い込んでいけば――魔族では効き目が薄い。だけど、それとは違う性質。
―――もし、効き目があるならば性欲が一気に膨れ上がっていく―――。

暁燕 > 「………フフ、可愛い…♡ 良いのよ我慢しなくて…」

クスクスと笑みを浮かべる
こうなればもう化けの皮を被る必要もない
存分に雌狐の本領を発揮できるというものだ ……が

「ん───」

とろり、とドレスの奥で、太腿を伝うものを感じる
目の前の獲物の様子にゾクゾクとしたものを内心感じていたのは確かだが、これは…

「(お、おかしいネ……解毒薬の量を見誤って…?)」

自分自身の媚香に毒されないよう、同時に調合した解毒薬を服用しているのが常。
いつもそれで、大丈夫だったはずが…

朱薄の狐の膝が震える。明らかな戸惑いに瞳を揺らして───

イニフィ > 「……あっ…が、我慢…?…あうっ……♪…っ、ちょ、ちょっと待って……。我慢って、何の、こと?…ひゃんっ♪」

下着が擦れる、それだけで心地いい電撃に身体が震えてしまう。
もう、このまま下着を脱ぎ捨てて今すぐ秘所をかき回したい、そんな衝動すら生まれてきてしまう。
先ほど聴いた言葉からして――この娘が何かしたのは事実だ。
少し、切なそうな顔に眉をひそめて―――はぁ、と熱い息を吐き出した。

(残念だけど、相手が悪かったわね……。この程度じゃ、私は靡かないわよ?♪
んふふ…だけど、面白いわ。たっぷり可愛がってあげる……♪)

と、いうのは心の声。決して聞かれることはない。
明らかに戸惑い始めているそんな妖仙の仕草を見上げる―――その瞳と、切なげな吐息。
たまらないだろう、こんな「発情しているような」顔をされてしまったら。

「あ、貴女が……した、のね?…も、もう…だめぇぇ……♪お、おねがぁい……わ、私を…お、犯してぇ……♪」

トドメ、とばかりに言霊をつむいだ。
気づかれなかった甘い香り。それを媒介にして―――淫魔の魔力を解き放つ。

暁燕 > 「(……ま、まぁ…いいか……少しぐらいなら…ネ…)」

くらくらと視界が揺れる
目の前の可愛らしい獲物が、つい先刻よりもさらに御馳走に見えて……

「────ッ」

ぷつん、と理性の切れる音がする
少女をその場に押し倒すようにして覆い被さる

はーっはーっ、と乱れた吐息に震える肩、正常じゃないとは認識しつつも、止められない
自分の薬が希釈していたとはいえここまでの効果を発揮するわけがないことすら、忘れて

荒い息遣いのままに、その身体を蛇が這うようにイニフィの身体へと擦りつけてゆく

イニフィ > ――――――捕らえた。
やはりただの人物ではなかった故か、少しばかりその理性を落とすのに苦労した。
だけど、こうなってしまったらただの小娘に他ならない。
クス、と笑みを浮かべながら覆いかぶさってくるその身体を受け止めるように、腕を回した。

「……んふふ、残念だったわね…?私を食おうとしてたみたいだけど、ちょーっと相手が悪かったかしら?」

ただの演技だった、それを思い知らせてくれよう。
先ほどまで、彼女が発していたあの甘い香りとは別の、甘い香りがイニフィの身体から吹き出ているのがわかるだろう。
これは媚香等よりもはるかに強力な、淫魔のフェロモン。
本来魔族などにはあまり効果がないけれども―――彼女はそれではない。
ならば効き目はあるかと思い試してみたら、ビンゴだったというわけだ。

「…いいわ、答えてあげる。私はただの人間じゃないわ…、魔族よ。
それも、性欲を掻き立てる術を極めた、淫魔ってやつ」

クス、と笑みを浮かべながら、覆いかぶさってきたその人物に瞳をあわせる。
赤く光るその瞳は、暁燕の心に深く浸透していく―――。

暁燕 > 「っあ……ぇ──?」

熱でぼんやりとした頭の中に入ってきたその声は、先ほどまでの快楽に喘ぐ獲物の声ではなく…

「ひっ♡ ひうあああっ!?」

びくんっとその身体が大きく撓る
ぴったりとしたドレスの上からわかるくらいに、一瞬で乳首が突起し、股間の部分がじわりと染みてゆく

「な──ァ、ま、まぞ…く………そんな、ァ───ッ♡♡」

瞳を合わされた瞬間、大きく身体を跳ねさせて。
強烈な淫気とそのフェロモンにあてられ、まるで漏らしたようにぱたぱたと太腿から蜜液が伝い落ちてゆく

淫魔、そういう種が魔族の中にいるというのは帝国領でも耳にしていた
それを模倣するように作った媚薬も多い、が……本物に出会うとは───

イニフィ > 「さっきの甘い香り……あれ、人間の媚薬でしょ?
残念だけど、私にはぜんっぜん効果ないのよね。…んふふ、どんな気分?」

狩るはずだったのに、逆に狩られてしまう気分は。
赤い瞳を凝視してしまうと、心を鷲掴みにされたかのような息苦しさと―――思考がぼやけていく感触を味わえるだろう。
びくんと跳ねる体を押しのけ、すっかり立ち上がってしまった乳首を軽くつまんでやろう。
この衣服はすごくきれいなのだけど、身体の線が出やすいのが難点だ。
だからこそ、このようにすぐにわかってしまう。

「貴女……面白い力をしてるわよね?魔族とも人間とも違う…。
んふふ、もしかして……シェンヤンのほうから来たのかしら?」

だとしたら非常に興味深い。
あちらのほうにはこういう魔族によく似たものがいるならば、ますます興味がわく。
だけど、残念ながらそこにいくて伊達がない。くすくす、と笑みを浮かべて。

そっと、そのうち腿に手を滑らせた。
もうすっかりと濡れそぼっているその中央に指を絡めると、下着をつけてるならばそれを割れ目に押し込んでしまう。
スレンダーな身体だけど、とても魅力的だ。―――獲物として。

暁燕 > 「ぅ、く……随分、え、演技が…お上手なの、ネ…──あひィッ♡」

尖った乳首を摘まれるだけでがくがくと身体が快楽に揺らされる
だらしなく舌を垂らしてはーはーと荒い息遣いを晒してしまう
まさか、こんなにも…

「は、はあっ、はぁー♡ そんな、コト… お゛ッ♡」

知ってどうするの?という言葉の続きが獣声に上書きされてしまう
薄い下着はぐしょぐしょに濡れて、ぽってりとした秘肉の形を浮き彫りにしている
指と共に押し込まれればぷちゅっと更に粘性のある蜜が溢れだして……

「(だ…駄目ヨ、これ……こんな、こんな風になるの、知らナ……♡)」

今まで自分が陥れてきた人間達と同じ感覚を自ら味わう
そんな経験はまるでなく、抗えない快楽にズブズブと身体が沈んでゆく

イニフィ > 「んふふ、そりゃね?今まで自分が落としてきた子達の真似をしただけよ?」

残念だけれど、落としてきた数は圧倒的に此方が上だろう。
すっかりと感度を高めた身体は、乳首だけでもたまらない快楽になるだろう。
彼女が一体どんなことをしてきたのかは知らない、けれども自分には関係ない。
そっと舌を突き出し、たらされている下に自分の唾液を落としこむ。
淫魔の体液は、それだけで彼女が持つ媚薬の、何倍もの濃度を秘めている。
クス、と余裕の笑みを浮かべて見せた。

「言ったでしょ、旅行が趣味なのよ。いったことのない地方のことは、気にならない?」

すっかり濡れてしまっている秘所、ここもそこまで人間と代わりはない。
狐のような尻尾が生えている、それ以外は大して人間と変わりはなさそうだ。
あふれ出す蜜を指に絡めながら―――ゆっくりと、その中に指を突き入れていく。
入り口を押し開き、その入り口をつまむようにこね回しながら、じっくりと解いていこう。

「んふふ、さっきまでの威勢はどうしたのかしら?
ほらほら、私を食べるつもりだったんでしょ?…私はいいわよ、気持ちいいこと大好きだもの♪」

蜜を撒き散らし、溢れるほどにかき回していく指。
ずんっずんっと突き入れながら、狐の身体を前後に揺さぶる。

暁燕 > 魔族への知識が足りなかったのは認めるし、警戒が薄かったのも認めざるを得ないだろう
しかしそれにしても、よりにもよって淫魔だとは
人間が壊れてしまうほどの快楽を与える薬、たとえ魔族相手でも多少は効果があるだろう計算があったが、こればかりは相手が悪い

「あ…ァ…ん、んんん…♪」

とろとろと垂らされる唾液を自ら求めるように舌で掬い飲み込んでしまう
それが何なのかわかっていつつも、行動を止めることができない

「ひィうッッ!?♡♡♡」

ずぐんッ、という強烈な疼きが下腹の奥に現れる
これが淫魔の唾液の効能だというのならば計り知れない

「ッ──も、もぉ、わからな、ひ、ヨ…ォ…ッッ♡♡」

気にならない?と言われてももはやそれどころではなく、
それなりの人数を咥え込んできたであろう秘部は肉厚で、すぐに解れてゆく
見た目相応に濃い茂みがしっとりと濡れてしまうくらいに蜜が溢れ、止まらない

「そ、そんッ…アッ♡ コト、い、言われて、ぇ…もッ…んふ、ぅッッ♡♡」

駄目だ、会話にならない
自分でも驚くほど、別のものが出ているのではないかと疑わしいくらいに飛沫くように愛液が溢れだす
もう既にイったのかどうかすら、わからなくなってきている──

イニフィ > この国で、人間に紛れて魔族が普通に生活していることは珍しくはない。
だけれど、その中でも淫魔がいる確率は割りと低いほうかもしれない。
運が悪かったと片付けられる問題だが―――手を出したことの報いはあまりにも大きい。

「…あら、もしかしていっちゃった?」

一瞬跳ね上がった身体。淫魔の体液を受け入れてしまえばそうなるのは仕方がない。
だけど、既に理性をドロドロに溶かし始めている彼女の思考は、もはや快楽一色だろう。
指を突き入れたその場所は、初めてとは思えないほどの熱。
浮かされたからと説明されても、おそらく信用性はまったくない。
つまり、この女も罪な女だという事になる。

「……んふふ、結構貴女も『食ってきた』見たいね?
でも……残念。」

年季が違いすぎるのよ。
その指が、今度二本暁燕の中へと挿入される。
愛液が溢れ出していくその孔を、押し広げかき回し、おくの子宮の入り口にまで指先が当たる。
それが、まるで押し込められているかのように強く押し上げ、びりっと静電気の一撃をお見舞いしよう。
たとえ、今まで何人もの人物をその快楽の波に押しやってきたとしても。

暁燕 > 「ぁ、ぁゥ……ッ♡♡」

"イっちゃったの?"その言葉だけでもゾクゾクと全身に言いようがない快感が走ってゆく
決してマゾヒストではない、むしろサディスト側に立つことが多かったくらいである
それなのに、既にそれほどの状態に、この身体が造り変えられてしまっていて…

「ぇ…ァ……? ッひ♡♡」

がくんがくんっと下半身が揺れ動く
狭い、という程ではないにしろ2本の指の動きはそれまでの比ではなく、どぷどぷと奥から蜜が溢れ続ける

既にしっかりと降りてきた子宮口に指が当たり、バチンっと未知の刺激を受ければ──

「オ゛ほォォッ!!?♡♡♡」

海老のように背中を反らせ、痙攣しながら潮を吹いてしまう
ぐるんっと瞳が上を向いて虚空を眺める
壊れた玩具のように小刻みに何度も痙攣した後、かくんっとその身体を横たわらせる

こんな町中で…というような意識すら向きもしない
頭の中は完全に熱に囚われた、快楽一色に染まっていた

イニフィ > おそらく、彼女が落としてきた人間もまた、こんな感触だったのだろうか。
えも言われず強い快楽に沈められ、思うが侭に辱められる。
きっと、最初に会った彼女が本来の彼女なのだろうけど、今ではすっかりと堕ちてしまっている。
くす、くすと笑みを浮かべながら、こんな気の強そうな子と遊べるなんて、今日はいい日だと思った。

「あらあら、強烈過ぎたかしら?…ちょっと痺れさせてあげただけなのにね?」

ただ少しだけ子宮に当てた電撃。それだけで意識が一瞬飛んでしまったらしい。
強烈な刺激に横たえたその体を見下ろしながら、淫魔は面白そうに嗤う。
寝ている暇などない。まだまだ玩具になってもらうのだから。

「……ほら、しっかりして?まだまだ、私は満足してないのよ?」

指が引き抜かれず、再び暁燕に電撃を食らわせる。
今度は先ほどのように、子宮にちょっと当てるだけではない。
膣ない全体を痺れさせる蒼い電流を走らせながら、彼女の意識を覚醒させようとする。
それが―――激しい快楽に繋がることをわかっているかのように。

その、イニフィの背後では既に触手がうねりを始めていた。
華奢で綺麗な、その体を捉えるために―――。

暁燕 > 「ぴぎィッ?!♡♡♡」

再び襲うバチッという刺激
口の端から泡状になった涎を零しながら意識を覚醒させる

痛みに近い行為で責められているにも関わらず、
その膣肉はきゅきゅっと挿し込まれた指に吸い付いてゆく

「はーっ♡はーっ♡ ぁ、あ…ひゃ、ひゃめ、なに、そレっ…♡」

覚醒し、虚ろなその眼に入ってきたものは得もいえぬような異形、すなわち触手
人を騙し遊び愉しんでいた狐の、全く知らないものの一つだろう

「ひッ?!」

異形に対して僅かに怯えたような表情を見せた時には、既に触手に纏わりつかれはじめている
抵抗する腕力も、踏ん張りも人並み以下。この狐にはまるで戦闘のための力がないことが一目瞭然だろう

イニフィ > どうやら今まで、この触手というものを見たことがなかったらしい。
シェンヤンのほうでは、こういうもので人間を弄ぶと言う知識がないのか、それともただ単にそういう思考ではなかったのか。
どちらにせよ、グロテスクなそれはすでに暁燕のししに絡みつき、その体を浮かせ始めている。
抵抗がない―――というよりも、元々戦闘力自体は低いのだろう。
おそらく、先ほど嗅がせてきたクスリが彼女の本業。戦わずに相手を落とす。

「んふふ、そっか。触手を知らなかったのね?
この子達は容赦ないわよ、何しろ……この子達、貴女以上に「グルメ」だから♪」

その四肢を大きく広げ、彼女の大事なところは丸見え。
そんな状態で、ヌルヌルとしたそれが暁燕の体を這い回る。
浮き上がった乳首に先端が絡みつき、それを押し潰す。
胴に巻きつき、その衣服をドロドロに濡らしていく。

薄い下着が、既に意味を成していない。
その下着をどけるその触手は――――彼女が見た、男性器のどれよりも大きいだろう。
正に規格外、といっても差し支えない。

「…んふふ、気をつけてね?……すっごいわよぉ?」

それが―――今正に、暁燕に天誅を下すだろう。

暁燕 > 「アッ!?」
触手の力はもの凄く、まるで抵抗もできぬままに宙に浮かされ、
足を大きく広げられる羞恥的なポーズをとらされてしまう
元々布血の薄い服も簡単に溶かされてしまい、
濃い茂みに囲まれた、使い込まれた秘裂
そして快楽にヒクつく尻の穴まで、はっきりと晒される

…自分から相手に見せつけることは多かったものの、
強制的に、身体の自由を奪われて曝け出されるというのは徹底的にその羞恥心を煽ってゆく
それだけで、とろとろと長く糸を引く粘液が秘部から滴り落ちてゆく

「ぅゥ…‥ ───ヒィッ!?」

秘部に向けて擡げられた、触手の先端
その大きさに、快楽に侵されていた頭が僅かに冷める
そんなモノ、見たこともない

「ヤ、やめて!そ、そんなの、入るわけないネ!?おっ、おまんこ壊れちゃうヨ!!
 なんでもするネ!え、えっちがしたいなら沢山させてあげるかラ…!!」

ぐぐ、と手足を動かそうとするもビクともしない
その顔から、血の気が失せてゆく

イニフィ > いともあっさりしたものだ。おそらく強い相手に当たったことがなかったのだろう。
だけれど、其れでいい。くすくすと笑みを浮かべながら、こういう自信過剰な女の子を甚振るのは非常に楽しい。
こう、怯えているような表情を浮かべている、そんな様子も可愛いし、何より明らかに初物。
処女とかそういう意味ではなく、こうして圧倒的な力に抑え込まれ、成すすべなく犯される。
それに怯えるその様子が―――たまらなく、そそられる。
舌なめずりしながら、目を細めるその様はまるで自分を見ているようだろう。

「…んふふ、あらうれしい?沢山させてくれるのね?………でも、残念。」

私はエッチがしたいんじゃなくて、貴女を壊したいのよ?

そんな、残酷な言葉を一言継げた。
そもそも、魔族に命乞いなど意味を成さないことくらいわかるだろう。彼らは非常に狡猾で、自由だ。

捧げられた触手の先端。彼女が壊れてしまうと怯えきった顔。
それが、ぐぼりと鈍い音を立てて、暁燕の中へ通し入っていく。
中を目一杯拡げ、あっさりと子宮に到達すればそれを押しやり、押し潰す。
ごりっごりっと膣内を雁首が抉り、今まで散々弄んできた膣内を弄ばれる刺激と快楽と絶望を味あわせる。

クス、クスと淫魔が嗤う。

暁燕 > 「そ、そうヨ。ワタシのおまんこ、すごく気持ち良いヨ、ネ?だかラ……」

イニフィの言葉に僅かな希望を見つけたのか、狐は必死に訴えるのだった
…無常にも、続けて彼女の口から出た言葉は、以前から自分が人間達に散々言ってきた言葉とまるで同じ言葉
"エッチしたいんじゃなくテ、壊したいのヨ"
そう告げた人間の顔が、何よりも好きで何よりも見ていて愉しかったのだ

だから、きっと自分は今そういう人間と同じ顔をしているのだろう

「ま、待っテ、待ってヨ!
 ワタシ、本当に貴女のことすっごく気持ち良くしてあげられ───」

めりっ…

「──ア゛ッ!!!?」

狐の哀願は肉が無理やり押し広げられる痛々しい音で中断される

「ぎゃア゛、ァ、ッ──ァ、あ゛ぁ、ぁッ……」

めりめりみちめり、ぶち、みちみち、ぐぼ、がぽん

凡そ性行為とは程遠い音が自分の性器から発せられているのを聞きながら、再び狐は意識を失う
秘裂からはは裂けた皮肉からか朱が混ざった愛液が滴り落ちる……

「───ッお゛ぁッ♡」

気をやるのが許された時間はほんの僅か
子宮を圧し潰され、意識を取り戻す

「ぁがッ、ごェっ♡ ぉオ゛ッ♡」

ごりごりと無理矢理に拡張された膣内を触手が抉り擦り、華奢な肢体を揺り動かす
白い艶やかなチャイナドレスに身を包んだ麗しい妖仙の姿はそこにはなく、
ただただ暴力的な快楽に支配された雌が獣声をあげるだけだった

イニフィ > きっと、彼女は自分と同じ側の人間だっただろう。
あの薬を用いて、人間たちを精神から徹底的に犯しつくして、そして落としていく。
落とした後は、徹底的に玩具にしていく。クスリ、器具、なにを使っても。
快楽に落ちていく顔を見るのが何よりも楽しくて、自分に絶対的な存在になっていく、それが愉し過ぎて。
きっと、だからこそ思ったのだろう。『壊したいんだ』と。

「あいにくだけど、私は『生えてない』のよ。だから貴女のそこがどれだけ気持ちよくても、あんまり意味ないのよね。
それにね、私―――苛められるよりも、苛める側なの。」

もし、自分が苛められるとしたらそれこそ、魔王ですら斃してしまうものが襲い掛かってきたときだろう。
いくらこれだけの力があるといっても、淫魔のフェロモンが効果を成さないと、自分の抵抗もむなしい。
勿論、戦闘力はさすがにある、とはいっても自分よりも大きな力の前では、イニフィもまた小娘でしかない。

「……寝られると思ってるのかしら?…言ったでしょ、そのこたちは容赦がないって。」

たとえ、秘所が避けてくれないが滴り落ちても。
子宮が押し潰されて、暁燕の腹部がいびつに膨らんでも、引き抜かれて、そしてまた殴りつけられる。
拘束された体を跳ね上げるように、何度も強烈に下から突き上げ、いびつな嬌声を上げる狐を抉り倒す。目一杯に広げられた膣の入り口は、無残にもめくりあがってしまうだろう。

暁燕 > 「ッ──♡ ───♡♡ ッ──♡」

しばらくの間、狐は僅かな抵抗を見せつつ、触手に弄ばれていた
やがてその悲鳴に似た嬌声も小さくなり、ひゅーひゅーという喘鳴の音だけが聞こえるようになると、
長い手脚をだらりと力なく垂らしたまま、ぶらぶらと揺り動かされるだけの"肉"に成り果てた

薄い腹は波打、時には大きく中から押し上げられるような歪んだ凹凸を作り、
小ぶりな乳房の先端は見たこともないほど淫靡な尖りを見せる

……剛直とも言える触手に散々弄ばれた秘部は醜くめくれた淫肉がはみ出し垂れ下がった、無様な姿へと変えられる
筋などとうに切れてしまったその膣内は侵入するモノを締め上げることも忘れ、
いつしか無理やりに突き込んでいた触手の動きも、抵抗を感じないスムーズなものに変わる

「ぁひ……♡ ひ…っ♡ へぁ…ぁ……♡」

顔を覗きこめば、目を見開き、虚空を見上げたまま力ない笑みを浮かべる狐
これまで大勢の人間を壊してきた狐が、初めて壊された、そんな姿であった

しょろろ、とまるで力が入らなくなったことを証明するように、小便すら垂らす──

イニフィ > 弄ばれる美しい四肢。身長は自分よりもずっと高いし、手足も長い。
スレンダーなその体とあいまって、きっと彼女はその落とした人形を虜にできるほど、美しい。
だけれど、快楽に沈んだ彼女のその顔は、どこか間抜けなものであった。
彼女を恨み、そして落とされていった人間は『様を見ろ』とでも、彼女を罵るだろうか。
あいにく、そんな人物はここにはいない。いるのは、狐を弄ぶ触手と淫魔だけだ。

「んふふ……壊れちゃったかしら?…まったくもう、もうちょっと骨があると思ったんだけどね?」

淫魔は嗤う、壊れて力が入らなくなってしまった狐を見上げながら。
だけれど、だからといって触手がその攻めを休めるはずもない。
そのうち、その剛直の根元から競りあがってくるその盛り上がり。
――――言わずとも知れているだろう、彼女が今まで散々注ぎ込んできたものだ。

「ああ、安心して。あなたに赤ちゃんを産ませることはないわ。…んふふ、だけどね?」

この白濁は子供を孕ませる効果はない。なぜならば『種』ではないからだ。
それは淫魔の液体を凝縮した、高濃度の媚毒。体内に入ればしばらくは体は燃え上がり続ける。
だが、その毒も彼女ならばそのうち抜けさせることが出来るだろう。
毒とはそういうもの、一度体内に入れば抜けてしまえば後はなんともない。

「しばらくは快楽天国を味わうといいわ。…んふふ、嬉しいでしょ?」

何しろ新しい毒が手に入るのだから。
その白濁が、最後の先端まで競りあがると―――暁燕の膣内を、目一杯に広げて腹を膨らませていく。
子宮、膣内に収まりきらないそれがあふれ出すのも、時間の問題だろう。

暁燕 > 「ひ───♡」

どぼんっ

たっぷりと水の入ったバケツを振ったような音が自分の体の中から発せられるのを感じて狐は再びその肢体を大きく逸らせる

どぽんっ、ごぼっどぷっ

何度もその音が発せられる度に、細く美し"かった"その腹が膨らみ、水風船のように揺れる
既に十分な隙間すらできたその結合部からも勢い良くそれが吹き出し、水たまりのようにばしゃばしゃと地面に溜まってゆく

ずぼっ

吐き出しきった後、そうとしか形容できない音と共に触手が秘部から抜け、同時にテが開放される
両腕の支えがなくなった狐は溜まった液溜まりに顔から突っ伏すように落下する

「ひっ… い、ひ…… っ……」

呼吸音とも声とも取れるような声を漏らしながら、ピクッピクッと小刻みに何度も身体を痙攣させて、
だらしなく開かれた脚、その中央の花弁はがばがばに拡げられた姿のままに、どぼどぼと濃い体液を垂れ流している

意識はあるのかないのか、焦点の定まらない瞳が揺れ動く
泡を吐きこぼすその口元だけは、歪な笑みに歪んで見えた

そして、感じる
体内に吐き出されたそれが
じわじわと身体を侵し、新たな熱へと変わっていっている───

イニフィ > やりすぎたとは思わない。むしろこれくらい、いつもやっていることだ。
白濁の水溜りにつっぷりた狐を見やりながら、淫魔はその場にしゃがみこんだ。
まだ遊び足りないとうねる触手を諌め、それらを背後へと追いやった。

「んふふ………、あらら。ずいぶんと拡がっちゃったわね?」

綺麗な形をしていた花弁も、見るも無残な姿へと変貌していた。
意識があるようにはとても思えないが、その口元に浮かんでいる笑みは、彼女がまだ生きていることを物語っている。
泡すら吐き出してしまうその笑みを見やりながら。何度も見てきたその笑みを見ながら。
淫魔は壊れてしまった狐を見下ろして、仰向けに寝かせる。
小刻みに痙攣する、その体葉既に新しい熱に犯されつつある。
子宮から、身体全体へ――その毒が回りきってしまえば、その口からは普段思ってもいないような言葉が出るだろう。

美しかった狐をドロドロに汚し、それでも尚遊びたいと願う触手を眺めながら―――。

「んふふ……まだしたいかしら、妖仙さん?」

名前を知らぬ、だからこそこう呼ぶ。
此方はまだまだいける、触手はまだまだ控えているのだから。

暁燕 > 仰向けにされれば膨らんだ下腹部が否応なく目立つ
流れ出しているとはいえまだまだ中にはたっぷりと注がれたままだった

ぴく、ぴく、と痙攣を続ける狐
しかし言葉を投げかけられれば、その唇は震えるように動く

「お…おまんこぉ…もっと、おまんこ…おかして……たくさん、おかひてぇ……♡」

ぱくぱくと、まるでうわ言のように繰り返す言葉
瞳はイニフィの方を向いていない、ただ虚空を見つめて揺れ動いている

…言うが早いか、自分で手を伸ばして、醜く崩れた秘部をぐちゅぐちゅと弄りはじめてしまう

指の1本や2本ではまったく足りずに両手を使って、卑猥な水音を奏で、汚濁を吐き出しながらの自慰行為を繰り返した

イニフィ > 「んふふ……よく言えました。」

痙攣を続ける狐。その腹はまだまだいびつに膨らんでいる。
その中には、先ほどこれでもかとそそがれたものがたっぷりと詰まっているのだろう。
自らの指、もとい両手でそこを弄り始める狐を目の前に、淫魔は舌なめずりして笑う。


その夜、その狐は何度も何度も、触手の白濁を受け入れるだろう。
その秘所が爛れても、その尻孔が無残に破壊されても。
何度も淫魔に嗤われ、犯され、そして心を粉々にされていくだろう。
今まで自分がしてきた、数多くの人間と同じように。

それが終わるころ、狐はどんな格好になっているだろうか。
その淫魔の姿は既になく、ただ白濁の液体のみが残されていた―――。

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からイニフィさんが去りました。
暁燕 > …………………
暁燕 > べちゃり、狐は白濁の中で目を醒ます

「ぅ…ぁぅ……あぁぅ……っ」

全身を駆け巡っていた快楽の波は、ようやく引いてくれたのか
ただただ、自分に刻み込まれた凌辱の傷跡だけが疼いている

「(…信じられないヨ…この、このワタシが、あんナ…あんナ……)」

否定しようにもそれらは全部現実に、自身の身体に残されている
醜く崩れた性器、拡がりきった菊座、それらにすべて──

べちゃ、粘性の強い音を立てて、なんとかフラつきながら、立ち上がる
服も溶かされ、全裸に近い状態
このままどう拠点であるナイトクラブに帰ったものか、考えることすら億劫なくらいに、気怠い

「…ふ…うふっ、うふふ、あははは、アハハハハ」

惨めな姿の自分を笑うしかできない
そのままふらりふらりと、何度も転びそうになりながら、狐はその場から姿を消した

暁燕 > ……そして夜が明けた頃、なぜか全裸に剥かれたゴロツキが恍惚の表情で道に転がっていたという
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」から暁燕さんが去りました。