2016/04/07 のログ
スヴェン > 手の内で弄んでいた金貨の入った革袋を懐へしまい、船着場をあてもなく歩き出す
あまり馴染みのない街でどうしたものか、と考えながら取り敢えずはこの辺りをぶらぶらすることにした
活気もあり天気も良い…被ったフードの奥で、ふわり、と欠伸を零したりしつつ潮風を感じることの出来る、海沿いを歩く

「さてさて、どうするかな…」

新鮮な魚介類を魚に遠い異国の舶来の酒でも飲む
娼館に繰り出して女の肌を堪能する
そういえば、賭場が近くにあるとも聞いている
色々と頭には思い浮かぶものの、どれもこれといった決め手に欠け、決めかねる
ぼんやりと考え事をしていれば、いつの間にか桟橋の突端まで歩いてきてしまい、水平線に浮かぶ船でも眺めながら
考えがまとまるまで、その場にどっかりと腰を下ろすことにした、酒場も娼館も賭場も、逃げることはない

スヴェン > 「取り敢えず、海のもんでも食うかな…」

船を眺め、海を眺めている内に腹がなる
鼻をすん、と揺らしてみればどこか屋台からかだろうか、良い匂いが漂ってきている
船なんてどれも変わらねえしなあ、と立ち上がれば軽く伸びをしつつ何か港町ならではのものでも腹に入れよう、と
歩き出すのだった

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からスヴェンさんが去りました。