2016/02/07 のログ
リィン > 「何も知らされていないとは、どういうことです……!!
 これ、は……!!」

相手を睨みながら杖を構える。
とても尋常な気配ではない。それどころか、次々に空間が変容していく。
漂う甘い香りに侵食されるように、世界が反転する。
既にこの場は別の次元と化した。
ここで何があろうとも、誰かが助けに来ることはない。

甘い香りがリィンを襲う。意のままに操られたりということを救世姫の力は拒む。
しかし、犯され、穢されやすくするためならば、その効果を身体は自動的に選択する。
幼い少女にはあまりに酷な仕打ちである。短いスカートを着ているのも、無意識の内だ。
しかし、救世主とは途方も無い受難を得なければならない――そのための救世姫の運命である。
身体が熱くなり始め、秘所から熱い愛液が垂れ始めていく。それを感じ取り、リィンは思わず内股になり、片手でスカートを抑える。

教えてあげる、などと言われれば思わず息を飲む。

「……そん、なっ!? ちが、違います……!! 救世姫は、そんなのじゃ、ありません!
 『犯される』ことが義務、だなんて……! 私は、私は家畜じゃありません!!
 救世姫は、世界を、世界を救うための……!!」

犯されることを運命づけられている。
世界の家畜。世界の奴隷。奴隷の姫。
そんな言葉を口にされ、顔を真赤にして否定する。
リィン自身は、世界を救う運命を担うということぐらいしか教えられていない。
だが、彼女の言葉も正しいものであった。リィンの身体は世界のためのもの。
世界のために犯され続け、穢れを集める。いつか救世主となるために。
便器姫、世界の家畜。そう呼ばれても仕方のないものだ。

それを強く否定しきれないのは、今までの自分の経験のためだった。
姿を見られれば不自然な程に男女問わず狙われ、犯されていく。
相手の言葉に動揺する。

「ま、魔族……!!」

相手の変貌した姿を見て、杖を向けて魔術を行使する。
が、しかし、魔術は発動しない。
動揺のためか、それともあえて抵抗していじめられるために無意識に行ったのか。

彼女に手が体に触れ、リィンは跳ねた。

イニフィ > 「…黙っててごめんなさいね、何しろあんな街中でこんなことするわけには行かないのよ。
解るでしょ、男女問わずエッチしまくっちゃったらどうなるかね?」

睨まれてもそ知らぬ顔。まだ覚醒しきっていないリィンに自分をどうこうできるはずがないという自信の表れであった。
杖の先を向けるその身体へと触れた瞬間、指先から電流を流し込む。
いためるけるためというよりも、体の奥底にあるものを痺れさせ抵抗という概念を取り払ってしまうため。
血管という血管に電撃が走り、身体を痺れさせていく。

「んふふ、その救世主になるために一体どれだけ犯されるのかしらね?
何千、何万?…そんな穢れきった姫が救世主?
ほんと、淫魔もびっくりな淫乱お姫様よね?」

本当に、可笑しそうに嗤う。
穢れを集めて、救世主となるという話しらしいが、用はただの淫乱なお姫様というだけじゃないか、と。
本当はその身体は、犯されることで悦んでいるのではないかと。
彼女が今までどんな目にあってきたのかは、知る由もないし興味もない。
ただ、その身体に興味がある。だが―――ただの玩具として。

「そういうこと。…んふふ、愉しくなりそうね?
さあ、存分に私の穢れを受け取って。…ただの人間に受け切れれば、だけど?」

跳ねた体に纏わり付く布を引き剥がすことなどしない。
そして、後ろに召喚した触手の群れは―――肉便器姫の四肢を捕らえにかかる。
手足を広げ、どこもかしこも見えてしまうような、そんな状態に。

リィン > 「ひぐっ!?」

魔術が発動しない。元より大した魔術は使えない。
伝承の通りに穢れを延々と集め続ければ、神をも殺す力を宿すであろう。
しかし、その道程はあまりに長い。そして、今の身ではどうにもならない。
今は穢れを得られる絶好の機会だ。目の前の魔族に犯されるという現実が待っているのだから、救世姫としての身体が抵抗を許すはずがない。
まさしく奴隷としての体だ。それに気づかれて、弄ばれ続けてきた。
これからもそうなっていくだろう。

イニフィに触れられれば、唐突に電撃が身体を走り、リィンの高い声が響く。
視界に火花が散ったような、そんな感覚に襲われる。
痛みはさほどではないが、身体の奥底をしびれさせられ、抵抗もできなくなる。
手から杖が落ち、身体がしびれ、地に膝をつく。

「ふ、ふざけないで、くだ、さいっ……!!
 わ、私は、淫乱など、ではッ……!! 穢れて、などぉっ……!!
 私が、私が悦んでいるように、いわないでッ……!!」

顔を真っ赤にして叫ぶ。
淫乱な姫などではないと。しかし、伝承の通りならそう言われても仕方がない。
犯され続ける運命。穢れを貯めこんでいく身体。
身体は、犯されれば悦ぶようになっているのだ。
肉便器姫に違いない。

「クッ……ひ、いぃっ!?
 はなし、はなして、ッ……!!
 あ、ぁぁっ……!! みないで、みないで、くだ、さいっ……!!」

今リィンにできるのは言葉と態度での抵抗のみだった。
故に、召喚された触手の群れにも簡単に捕縛されてしまう。
手足を動かして抵抗するも、何の効果も上がらず、卑猥な姿へと拘束されていく。
手足を広げられ、何もかもが見えてしまう格好にされてしまう。
短いスカートでは股間部分を隠すことなどできず、そこも露わになる。
もっとも見られたくなかった、濡れた秘所も彼女の前に晒された。
妙に薄い生地の下着故に、濡れた秘所は下着に貼り付いてしまっていた。
男たちが見れば、喜んで指摘しそうなものだ。救世姫としての身体はそういう未来を予測して、このような格好を無意識にさせている。

イニフィ > 確かに力はある、だけどまだそれを遣うための力が備わっていない。
おそらく自分がリィンを犯せば、魔族という種族柄穢れを多大に秘めている。
そのせいで素直な抵抗が出来ないとあれば、その身体は正しく淫乱姫とよぶに相応しいのだろう。
妖艶な笑みを浮かべながら、身体を痺れさせた。
既に抵抗らしい抵抗すらも出来なくなった少女の身体をまじまじと見やりながら、ぺろりと自分の中指を舐める。

「あら、違うの?…ヘンね、伝承だと救世姫ってものすごく淫乱だって言う話しよ?
…んふふ、穢れを溜め込むためにわざと魔族の奴隷になって毎日のように犯され続けて、ほんとによがってたらしいわ。
最後には、救世主となるよりも…」

奴隷である道を選んだらしいわよ?

その一言は彼女にとってどれだけの言葉だろうか。
神をも殺せる力、おそらく自分が知っているなによりもずっと強い力。
それすらもなげうち、心を壊され―――魔族の奴隷として一生を終えた。
その道を選ばせた彼女の従者は、どれだけ残酷だったのだろうか。
笑みを浮かべながら、触手によって晒された彼女の四肢を眺める。

「……ほんと、スケベな体よねぇ。
犯されることを第一に考えたファッションとか、もうあんた救世主じゃなくてただの娼婦ね。」

その一言だけで十分だった。
彼女が見につけていた下着は既に濡れそぼって、ただの布と化していた。
妙に薄くて、その場所を隠すつもりさえも感じさせない下着を眺めながら、そっと掌をそこへと宛がう。
まるで――――仕打ちとばかりに、直接電流を叩き込む。
痺れとは違う、それは秘所をのた打ち回るとげのような、暴れ狂うものであった。

「望みどおり犯してあげる。思う存分穢れを吸い取るがいいわ。
その代わり…身体は玩具にさせてもらうわよ?」

リィン > 「違います、そんなの、私は聞いていません……嘘、嘘、ですっ……!!
 たとえ、たとえそれが本当だったとしても……私は、そんな風、には……!!
 淫乱にも、奴隷にもなりはしま、せんっ……!!」

頭を振ってそれを否定する。嘘だ、嘘だと叫ぶ。
リィンを救世姫として抱え、助け、そして送り出した救世派のミレー族も、おそらくは知らなかったことだろう。
仮に知っていたとしても、それを伝えてリィンが救世姫としての旅を拒否してしまえば全ては意味がなくなる。
過去の救世姫が存在したとして、今だ世には魔族が溢れている。当然の帰結として、かつての救世姫は失敗したに違いないのだから。

イニフィが魔族であったが故に伝わっていた伝承なのだろう。
かつての救世姫が奴隷となる道を選んだという言葉は、リィンの心を大いに揺さぶった。
涙目になりそんなのは嘘だ、と思うものの、仮に事実だとしたらあまりにも酷なことであった。
世界を救うために犯されることが必要なのだとすれば、果たして耐え切れるだろうか――

「だ、誰が、娼婦など、と……!! そんな、そんな格好では……!!」

ただの娼婦だと揶揄され、怒りの表情を浮かべる。
しかし、事実として秘所は濡れ、そのスカートの短さは普通にはなかなかないものだ。
犯されるためにそうしているのは事実である。たとえそれが無意識であっても。
指摘を、そういった言葉責めを、そして男や女、魔族を誘うための格好である。
仕置きを誘うようなものだ。現に、それまでもそういうことをされてきた。

救世主としての運命に強い誇りがあるのか、リィンは否定するも、彼女の言葉に、愛液が更に溢れていく。

「――ん、ひっっ!?」

バチリ、と掌が秘所に充てがわれたと思えば、電流がすぐさま秘所を襲う。
背が反り返り、体が跳ねて、下着越しに勢い良く潮を噴いてしまった。
痺れとは違う、秘所を襲い来る強烈な刺激に、快楽を得る。

「はぁ、は、ぁっ……! そんなの、ゆるし、ま、せ、んっ……!」

荒く息をつく。だが、これからのことを、穢れを得ることを期待してか、身体は更に反応を示していた。
ごぽりと音を立てるように、愛液が下着を濡らした。

イニフィ > 「嘘だろうが真実だろうが、私は知ったことじゃないわ。
重要なのは、過去にリィンみたいな救世主がいて、それは魔族の玩具だった。
魔王と称される人たちによってその精神は壊され、穢れ、そして堕ちた。
んふふ、なりはしませんって言っても…ね?」

その言葉に説得力などありはしなかった。
電流によって潮を噴き、下着すらも通り抜けて床を汚す愛液。
まるで期待しているかのように、その向こう側では秘所が穢れを待っているのだろう。
かつての救世姫もまた、このように最初は抵抗していたのだろうか。
こうして、淫らな自分を否定し続けていたのだろうか。
―――そう思うと、そのときに立ち会っていたかもしれない人物へ面会をしてみるのも悪くはないかもしれない。
手土産に、その生まれ変わりであるリィンをつれて。

「じゃああんたの格好はなに?
パンチラしそうなスカートはいて、下着は透け透け。
完全に狙ってるじゃないのよ。犯されたがってるんでしょ、ほんとは?」

その言葉すらも無意識なのだろうか。
否定し続け、此方の神経すらも逆なでして―――その秘所へと、触手の鞭を振り下ろさせるための。
撓るそれとは違い、確かな質量であるそれが秘所を打てば、それは鈍い衝撃を伴って。

許す、許さないの問題ではない。
既に淫乱な態度を示している秘所へのお仕置きなのだ。

リィン > 「私は、私は、そうは、なりません……ぜっ、たい、にっ……!!」

健気にも言葉で抵抗する。
だが、救世姫であれ、どうであれ、そういった過去の救世主がいた事。
それは大きな衝撃となった。世界を救うはずだったものが、魔族の奴隷となった。
自分の未来ではない、そう言い聞かせるも、身体は意志に従ってはくれない。
救世姫としてのリィンは、たとえどれほどの恥辱を受けても、世界を救うと信じて歩むことをやめないだろう。
しかしそれは、同時に陵辱されつづける未来を選ぶということだ。
救世姫として覚醒することが、果たしていつのことになるのかわからないというのに。

秘所は、被虐の身体であることを示すように愛液を垂らし続けている。
こうすれば、相手が興奮して、更に襲ってくるであろうことを知っているかのように。

「それ、はっ……! こ、これは、救世姫としての、伝承の、姿、でっ……!!
 お、犯されたがっているなど、あるはずが……ひゃううっ!?」

改めて指摘されれば、そういわれても仕方のない格好だった。
理由は自分でもわからない。救世姫としての身体がそうさせているためだ。
故に、苦し紛れ的な言葉を返す。そのままの姿ではないが、近い姿を取っていたとも伝えられる。
だがそれもまた、伝承の中の救世姫が肉便器姫であったと言っているようなものだった。
仕置きを誘発するための言葉か、リィンは従順にそれを認めようとはしない。
それはリィンの救世姫としての心がそうさせる。自らの身体に罰を与えるための。
そのような受難を経てこそ、真に救世主になれるのだといわんばかりに。

「あひぃ、ひあ、ぁぁっ! やめ、やめ、てえっ!!」

甲高い声が響く。触手が鞭のようにしなって、秘所を打つ。
鈍い衝撃を伴って、秘所が打たれる。身体が大きく跳ねて、声にならない声が上がる。
陰核は立ち、幼いにも関わらず、淫乱に秘所は反応を示し続ける。
白く濁った愛液が垂れつづけ、仕置きに敏感に身体が震える。足も更に大きく開かれた。

イニフィ > 「んふふ、健気ね?なにが貴女をそうさせるのかしら?
救世主になるものの誇り?それとも使命感?」

どちらでもいいことだ。
たとえ彼女が、その道を行き続けたとしても自分には関係ない。
したいようにすればいいだろうし、その結果自分が彼女に斃されたとしても、それは其れで運命である。
そう、彼女の大好きな「運命」というものである。
だけど、今の彼女の運命は今まさに、自分の手の中であろう。

「ふぅん、だとしたら救世姫って言うのはずいぶんと男を誘うのね?
犯されたがってるわけじゃないのに、ここは痛いことをされてドロドロじゃないのよ」

これはどう説明してくれるのだろうか。
苦し紛れで、こんな格好をしているのはただの伝承の格好だというらしいが、逆に言えば。
伝承の中でも、その救世姫とやらは男や女、魔族に犯され続けていたという事になる。
然し、その伝承の中で魔族を葬り去ったという一文は―――あっただろうか?
まるで罰を与えられることを望んでいるかのように、大きく開かれた足の中心。
既に、愛液によって汚れきっているその場所へと這いずりよっていくのは―――数多の凹凸が付けられた触手であった。
下着越しとはいえ、その凹凸を敏感なそこへと強く強くこすり付けてやれば、どんな反応を示すだろうか。

「んふふ、辞めないわ。言ったでしょ?
貴女は今限定で私の玩具よ。せいぜい泣き叫んでちょうだい。」

その声を聴くのはやぶさかではない。
いくらでも、お仕置きと称して痛めつけてやろう。
その結果、穢れを彼女が溜め込んだとしても―――私は、構わない。
だってこんなにも、愉しいんだからと、嗤った。

リィン > 「……ッ!! この世界を、救うため、ですっ……。
 貴女たち、魔族から、偽りの神、からっ……!!
 それが、それが私に与えられた運命、なら……!!」

強い決意がある。それがたとえ、救世姫としての呪いのような力に補強されたものだとしても。
だが、そんな言葉をいくら吐いたとしても、目の前の女には関係がないのだろう。
さしたる怒りも何も見せる様子がない。
イニフィは非常に達観した精神の持ち主らしい。今が楽しければということだろうか。
しかし、リィンはそこまで相手の心理を理解する事はできない。
ただ、無意味に言葉を放つだけだ。

「な、ぁっ……!? さ、誘ってなど、いません……!!
 ド、ドロドロに、なんて……く、ひぃ、ぁっ!
 それは、それ、はっ……そう、です。あ、貴女の、貴女の力、で……!
 あの、香り、で……!!」

救世姫が淫乱の姫だなどと認めるわけにはいかない。
そのために、リィンは、この反応は相手の力によるものだと言った。
ついに説明に、苦し紛れに窮したのである。
あるミレー族の救世姫伝承は欠けた箇所がある。
それはこの陵辱される姫というところだ。そこは「大いなる苦難」としてぼかされている。
しかし、その大いなる苦難が相手のいうことであったら――? そんな不安がよぎる。

「んひぃ、ぁ! そ、そんなもの、おしつけな……ひぃ、ああああっ!!」

現れた触手は凸凹のついたものだった。あんなもので擦られてはたまらない。
だが、容赦なく下着越しにそれは秘所へと張り付き、擦り上げていく。
敏感なそこにそれを強く擦られれば、幾つもの刺激がリィンを襲い――
彼女の前で、潮を吹きながら激しく絶頂してしまったのだった。

しかし、これで終わりであるはずもない。
陵辱はまだ始まったばかりなのだ――

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からイニフィさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からリィンさんが去りました。