2022/12/04 のログ
ご案内:「セレネルの海/船上」にアストラさんが現れました。
アストラ > 王都マグ・メールから港湾都市ダイラスへと向かう船の上。
物資であったり奴隷であったり観光客であったり。
近海では魔物や海賊も出るということで、冒険者や傭兵は割り引いた値段で乗ることが出来るかわりにいざという時の戦闘員として駆り出されることもある。

甲板には船員たちが作業している他、暇つぶしに出てくる乗客がいたりする。
アストラもその一人。大した娯楽もない定期便船なので、狭い客室や船内広間に籠っているか、こうして甲板に出て潮風を浴びるかぐらいしかすることがないのだ。
気まぐれに膨大な魔力をソナーのように拡げて索敵めいたこともしているが、魔物の気配もなし。

「暇ねぇ……」

そんな風にぼやいて、月明かりの下で長い髪を揺らしていた。

アストラ > このまま船は進んで行く。
とくに何の事件もなく、平和なまま港湾都市ダイラスへと到着するだろう──。

ご案内:「セレネルの海/船上」からアストラさんが去りました。