2021/06/09 のログ
ご案内:「セレネルの海/海上」にアルテミスさんが現れました。
アルテミス > セレネルの海の沖合、ダイラスに航海中だった商船の傍に横付けをされた一隻のキャラック船。
その船から商船に乗り込んだ荒くれ達は船員や乗客に襲い掛かり、ある者は殺され、ある者は捕縛され。
悲鳴や怒声、金属の打ち合う音や火薬の弾ける音が響く中、乗り込んだ部下たちの後を追うように船を乗り移る。

「邪魔者は殺せ。大人しい奴はまとめて縛っとけよ、大事な商品になるかもしれねーんだ。
奴隷は極力殺すんじゃねーぞ、お仲間になるかもしんねーんだぞ」

何処か気の抜けたような、しかし反論は許さないという声色で近くの部下に命じれば返ってくるのは威勢のいい声。
護衛も居ただろうが手練れは居なかったのか順調に制圧が進んでいく様子に死体や負傷者が転がる甲板を見回し。
おそらくは船長が被っていたと思われる帽子を拾い上げて被り、部下からの制圧の報告を待つ。
大人しく制圧されるか、それとも抵抗を見せる猛者がいるか、どちらだとしても楽しみはあるだろうと歪んだ笑みを浮かべて。

ご案内:「セレネルの海/海上」にルフィナ・エニコフさんが現れました。
ルフィナ・エニコフ > とある仕事のために隣国へと訪れていた帰りの船内。
事情により客船ではなく商船での移動になったのだが、船長の客としてあてがわられていた部屋は狭いながらも個室であり。
魔法で部屋の中を照らしながら魔導書を読んでいれば唐突な揺れ、続く怒声と悲鳴が聞こえれば小さくため息をつき。

「せっかく船旅を楽しんでいたのに、ままならないわね」

ため息とともに独り言をつぶやけば様子を見に行こうと部屋を出て。
甲板へと向かう途中に襲ってきた海賊たちを時には細剣で切り、時には魔法で吹き飛ばしながら甲板へと上がっていき。

「どうやら思ったより状況は悪そうね」

一応最低限の装備はしてあったはずだが、襲ってきた海賊はそれなりの腕利きだったらしい。
襲っている人数をざっと見ただけでもそれなりの大所帯なのがわかり、一人で戦い抜くのは面倒だろうと判断し。
自分を狙ってきたのなら話はさらに面倒になるだろうが、そうでないなら交渉の一つでもできるかもしれないと。
指示を出しいるだろう人物を、襲ってくるものを倒しながら探し。

アルテミス > 順調に制圧を行い後少しで客船の抵抗はなくなるだろう。
そんな報告を受け、その時を待つが船の中から聞こえた野太い悲鳴と大きなものが吹き飛ばされる音に何事と部下に視線を向け。

「3人、見てこい。邪魔者は殺して構わねー」

さっさと行けと甲板を制圧してた特に体格の良い3人を送り出し朗報を待つが、
甲板に上がってきたのは送り出した部下ではなく銀髪のトレンチコートの少女。
それを見れば血の気の多い部下が襲い掛かるもあしらわれ、それどころか誰かを、おそらくは指示を出す者を探す姿に興味が沸き。

「簡単に終わる予定だったのが大判狂わせだな。嬢ちゃんみたいな用心棒がいるのは予想外だったよ」

数で押せば倒せるだろうがそれでは部下の被害も大きくなる。
あまり被害が出ればしばらく海賊家業に支障が出ると判断し、少女に部下が向かうのを止めて自ら歩み寄っていく。

ルフィナ・エニコフ >  
甲板に上がってからも突撃してくる海賊たちを軽くいなし、一人は首から血を吹きあがらせ。
一人は魔法で吹き飛んで海へと落ちていく。

戦場となった甲板をまるで野原でも歩くように進んでいけば唐突に突撃が止まり。
視線を向ければ部下を止めているらしい女性が視線に入る。
船には載っていなかったはずだから彼女がこの海賊の頭といったとこなのだろう。

「別に用心棒ってわけじゃないわ。
 不用心に襲い掛かってくるから払っただけよ」

歩み寄ってきた相手を見据えながら。
細剣を振って血を払い、腰の鞘に戻しながら小さく肩を竦め。

「別に貴方たちがどこでだれを襲っても殺しても興味はないけれど。
 そのせいで私の船旅は随分遅れそうなのよ、どう責任取ってくれるのかしら?」

アルテミス > 首から血を吹き上がられ倒れ、別の部下が海へと落ちたのを一目見ては興味をなくし。
確かあの二人は出航前に入った奴だった気がするが直ぐに興味をなくし。
それよりも今は自慢の部下たちを倒す少女へ視線を向け。

「ならお節介な客かよ。お前のお陰で手下が減ったじゃねーか」

見据えられても全く気にした様子はなく、細剣の間合いの数歩先で足を止め。
血を払ったそれを鞘に戻す姿に部下どもに手を出すなと合図を行う。

「それこそ知らねーよ。この船に乗ってた不運を恨め。
それよりも部下に手を出してくれた責任を取ってくれるんだろーな?」

細剣を戻した少女とは逆にカットラスを鞘から抜きぶら下げるように持ち、
自分たちが襲ったことを棚に上げて告げる。

ルフィナ・エニコフ >  
海賊らしい自分勝手な言葉とともにカットラスを抜けば小さくため息をこぼし。
ちらっと相手の腰をみて近年普及してきたという単発式の銃を持っていることを確認すれば相手に視線を戻し。

「魔物と大して変わらない人間に価値なんてないでしょう。
 ましてや私の時間と比べるなんて失礼にもほどがあるわね。」

一度は鞘に直した細剣を再び抜けば体をほぼ横に向け。
右手で剣を構え、左手に魔法を放つ準備をしながら相手を見据え。

「まぁいいわ。
 貴方を黙らせて船を操作してもらえればそれでいいのだし。」

そういいながら口元には笑みを浮かべて。

アルテミス > 自分勝手でなければ海賊などは行っていない。
面倒ごとは暴力で片づけるのが海賊の掟だとカットラスを揺らし、溜息を零す少女を笑みを浮かべて見つめ。

「死んだ馬鹿どもに価値はねーよ、けどな生きてる奴は価値があるだよ。
嬢ちゃんの時間程度じゃ払えねー価値がな」

細剣を再び抜き、ほぼ横を向く構えに眉間に皺を寄せ。
部下に手を出すなというように合図を送り離れさせ。

「なら私はお前を黙らせて楽しませて貰おうか。
私と船員たちを満足させられりゃ港には送ってやるよ」

活きのいい奴は嫌いじゃないと笑みのまま見据え、開けていた間合いを前に突き進み、
右手を狙うフェイントをかけ、何かの、おそらく魔法の準備をしている左手を狙いカットラスを振り上げる。
[1d6→1=1]
ルフィナ・エニコフ > [1d6→1=1]
ルフィナ・エニコフ >  
「流石海賊ね。
 わかりやすいのは嫌いじゃないわ」

聡明な弟とは異なり交渉事は苦手であるため。
相手が武力で推しとおろうとするのはこちらとしても歓迎できることであり。

カットラスを振り下ろす相手に対し体感を維持したまま体を回すように一撃を避け。
すぐに脚を前に踏み込みながら相手の首元を狙って細剣を突き出すだろう。

アルテミス > 「海賊に小難しい事を求めんじゃねーよ。
そういうのは学者にやらせとけ」

そもそもに小難しい事が得意ならば海賊ではなく商人をやっている。
力で済ませるのが手っ取り早く、少女もそういう考えの持ち主のようで楽しそうに笑い。

フェイントをかけた一撃は体を回すように避けられ。
詰めた間合いが更に相手の方がら踏み込み詰められ、首元に突き出された細剣を首をそらして避け。

「本気でやりあうと面倒そーだな…ここは引き分けにしとかねーか?
港までは送ってやるからよ」

やり続けるのは楽しそうだが死んでも殺しても面白くなさそうだと考え。
空いた手でトレンチコートを掴むように手を伸ばして体が触れ合うほどに近づいてそう囁いていく。

ルフィナ・エニコフ >  
相手がこちらの攻撃を良ければ魔法を放つべく用意を、としていたところで コートを掴まれ。
体温を感じられるほどに近づき、ささやかれれば小さく息をこぼし。
それでも相手の心臓付近に左手を添え、何かあればすぐに放てるようにして。

「いいわよ。
 私もこんなところでやりあっても何も得なんてないのだしね」

そういって相手がカットラスを腰に戻せば自らも武器を収め。

アルテミス > 「そう言ってくれて助かるよ。
あんた一人に時間をかけてこれ以上の損失は出したくねーしな」

体温を感じれるほどの距離で返された返事に満足そうにし。
油断なくこちらの心臓付近に手を添える事に数場を潜っていることを感じ。

「よし、私たちがこの船を頂いちまう間は大人しくてくれりゃ悪くはしねーよ。
どうせ行先はダイラスなんだろ?物を売り払うついでに送ってやるよ」

コートを離し一歩下がればカットラスを鞘に戻し、部下たちに略奪の再開を命じれば終わるまでは大人しくしろよと告げて。

ルフィナ・エニコフ >  
「いいわよ、じゃあ貴方の船で時間をつぶさせてもらうわ」

乗っていた商船は襲われた影響でそこらじゅう血だらけであり。
ここでまだ数週間はかかるだろう船旅をするのはごめんだと、肩を竦め。

身軽に相手の船へと飛び乗り移れば相手が略奪を終えるまで。
のんびりと悲鳴と銃声に混じった海の音を聞きながら時間をつぶしていて。

海賊らしい男らしい船員を見ながら楽しむなどもしていて。

アルテミス > 「あぁ、いいぞ。誰か、こいつを案内しろ」

こちらに被害を出した相手ではあるが己の命令に素直に従う船員の一人が少女を船へと案内をする。
少女という障害がなくなれば船の制圧の速度は上がり悲鳴や銃声はやがて聞こえなくなり。

少女が時間を潰しはじめそう長い時間が立たない間に悲鳴も銃声も聞こえなくなり。

「待たせたな。あんたがいないと制圧も楽だったよ。
さっさと獲物を積み込め!引き上げるぞ」

船員を眺めていたように見える少女に待たせたと告げ。
そして制圧が終わり略奪した積荷や生き残りの船員や客を自らの船に急ぎ積むように命じ。
積み込みが終われば客船は放置しダイラスへと進路を取らせる。

ルフィナ・エニコフ >  
障害がなければ瞬く間に商船といえど制圧していくさまを見ればそれなりに腕が立つ連中なのだろうことはよくわかり。
部下に撤収の命令を出して戻ってきた相手を見れば小さく首を振り。

「仕事が捗ったようで何よりね。
 まぁ次は私がいない船を狙ってほしいけれど」

軽く皮肉めいて言いながら。
船が動き出し、もとの商船が遠くなっていけば相手に視線を戻し。

「それで?
 私はどこで過ごしていればいいのかしら?
 ダイラス港まではまだ数週間はかかるでしょう?

 できれば楽しめる部屋がいいわね。
 奴隷部屋なんて言ったらまた暴れるわよ?」

アルテミス > 「あんたにやられた奴ら以外は被害も特にねーしな。
流石に乗ってるかなんて分かるかよ。大人しく降参してりゃもっと早く終わってたんだぞ」

皮肉めいた言葉に分かるかと肩を竦め。
沈めずに漂流をするする船を眺めていれば視線に気が付き。

「あんたは客人だ、奴隷部屋には入れねーよ。
そうだな……部下と同じ部屋か私の部屋だな、客室なんてもんは流石にねーしな」

どっちでも着くまで楽しめると揶揄うように笑みを見せ、少女の尻へと手を伸ばして。

ルフィナ・エニコフ >  
「あら、まるで自分だったらおとなしくするみたいないい方ね」

絶対にそんなことはないだろうとわかったうえで言い返しつつ。

「海賊船に贅沢は言わないわ。
 どっちも楽しそうだけれど、ま……時間はあるんだしどちらかにお邪魔させてもらうことにするわ。

 けど、まずは船長としっかり親睦を含めないとね。
 それが海賊船に乗った時のマナーというやつでしょ?」

尻に相手の手が触れれば小さく笑みを浮かべつつ。
割けるでもなく意味深に言い返し。

アルテミス > 「そんな訳ねーだろ?
私の船を襲った奴は皆殺しだよ」

そんな訳ないだろうと少女に楽し気に笑って皆殺しだと。
襲う事もあれば襲われることもある、そのどちらも楽しんでいるという様子を見せ。

「食いもんと酒はたっぷりと補充できたしな、豪華な飯は保証できるぞ。
時間を忘れるぐらいに楽しませてやるぞ、ただ腹が膨れても文句はなしだぜ?

よくわかってんじゃねーか。
なら私の部屋にいくか」

避けられることもなく少女の尻に触れれば軽く揉み。
そのまま部屋へと案内しようとして。

「あぁ、そうだった。私はアルテミスだ、港に着くまでだがよろしく頼むぜ?」

ルフィナ・エニコフ >  
「ふふ、心配はいらないわ。
 運動は船の中でもできるし……いろんな意味で腹が出ることには、慣れているしね」

相手の言葉に冗談かどうかわからないような口調で言い返しつつ。
小ぶりで引き締まった尻をもまれながら相手の部屋へと歩いていき。

「私はルフィナ。
 ルフィナ・エニコフよ、よろしくねアルテミス船長」

相手が先に名乗れば自分も名を名乗り。
知識があれば自分がエニコフ家の人間だと船長クラスであればわかっても不思議はないかもしれない。

アルテミス > 「へぇ、いろんな意味で慣れてるね」

冗談か本気か分からない言葉。
小ぶりで引き締まった尻を揉んでいれば膨らませてやりたいと欲が増し。

「ルフィナな。まさかエニコフ家の人間が乗っていたとは驚きだよ」

家名を聞くと流石に驚きを見せ、港に着くまで色々な意味で退屈しなさそうだと。
そう考える間に部屋の前に着けば中へと招き入れて。

ルフィナ・エニコフ >  
「ふふ、エニコフ家にはいろいろ秘密も多くて。
 たまにひっそりと移動しないといけないことも多いのよ」

驚く相手に楽しそうに笑みを浮かべながら。
案内された相手の船長室へと入っていくことになるだろう

ご案内:「セレネルの海/海上」からルフィナ・エニコフさんが去りました。
ご案内:「セレネルの海/海上」からアルテミスさんが去りました。