2021/01/09 のログ
ご案内:「セレネルの海(海岸)」にレギーナさんが現れました。
レギーナ > (夜の人気のない海岸を、波の音を聞きながら片手にランタンを持って砂に足を取られて転ばないように気を付けながら歩く少女の姿。
ランタンを持つ手には革製の袋を持っていて、反対の手には小さなナイフ。
夜にならないと花を咲かせない植物の、花弁の採取の依頼をこれなら一人でも出来そうと受けて、夜の海岸を一人で花を探しながらあちらへふらふらこちらへふらふらと)

「夜にならないと咲かないなんて、変わった花ね。
まぁ、だからこそ採取してくれって私達に依頼が来るんでしょうし、私も依頼を受けて依頼料が貰えるからいいんだけど。
夜の海岸って、普通の人が採取に来るのはちょっと危ないもんね。
それにしても白くて綺麗な花ね、お日様の下で見たらどんな風に見えるのかしら」

(花の咲いている場所を見つけてはそこで数本分の花弁を丁寧に採取して、慎重に皮袋に入れていく。
雑にやって痛めては引き取り料が下がるし、査定にも響くし。
こういうところで差が出るんだって、長い下積み生活で分かっていて、丁寧に慎重にと心がけながら。
屈んで採取して立って歩いて、また屈んで採取してを繰り返していって)

ご案内:「セレネルの海(海岸)」にルインさんが現れました。
ルイン > 「確かこの辺りでしたっけ?」

何でも夜に咲く花というものが欲しいという貴族の我儘に駆り出されて遠出をさせられる。
場所がはっきりしないのをどうにかギルドで話を聞き、同じような仕事を受けた冒険者がいると聞き、
その行き先を何とか聞いては急ぎ足を運び。

「違ったまた探し直しですけど…あ、人がいますね。
こんばんわ、ちょっといいですか?」

海辺のどこかとしか聞いていなく外れればそれまで。
そんな考えで海岸を見回し灯りを見つければ誰かいるとそちらに足を向け。
そこで何かを採取している人影を見つければ軽い感じに声をかけていく。

レギーナ > (屈んで立ち上がり、を繰り返していると少しずつ脚と腰に来てしまって、ランタンを足元に置いて腰をとんとんと叩いて少しでも痛みを緩めようといると、後ろから聞こえてくる足音と声に振り返って。
そこにいたのがポニーテールに、まるで街中にいるかのような出で立ちの綺麗と可愛いの境界にいるような女性であることに、本当は声をかけられてびっくりしたことを誤魔化すように小さく咳をする)

「こんばんは、別に構わないけど……その格好で夜の海岸をうろうろするのは良くないわよ?
海の側って夜になると意外と魔物とかが出るって先輩達も言ってたし、武器は持ってるみたいだけど……もしかして魔法使い?
なら、余計なことを言ったかしら……ああ、ところで何か用?」

(防具はほぼつけていなくて、ショートソードは持っていてとなると軽戦士にしても防具が薄すぎる気がするし、そうなると魔法使いだろうかと想像する。
それなら余計なお世話だったかな、と思いながら声を掛けてきたのは何の用だろうと尋ねて)

ルイン > 声をかけた人影が振り返れば目つきが鋭く見えるが可愛くも見える女性。
恰好は冒険者のそれなのでギルドで聞いたのはこの人だなと考えて。

「よかったです。帰れって言われたら困りましたから。
心配ありがとうございます。でも大丈夫ですよ、腕には自信がありますから。
魔法も使えますけど斥候ですね。いえ、親切ありがとうございます。
あぁ、そうでした。そのですね、夜に咲く花、知りません?」

女性の言葉に冒険者らしくないかなと自分の姿を見下ろし。
直ぐに魔法使いと言う言葉に斥候だと右手の指を立てての訂正。
z分も女性よりは先輩だと思うが心配されて怒るなどはせずに笑みを見せ。
そうでしたと尋ねられては要件を告げていく。

レギーナ > (相手の魔法も使える、という言葉に少し羨ましく思いつつも、斥候と言われれば軽装なのも頷けるな、と納得する。
ただ、それにしたってワンピースなのはどうなんだろうと思いながらも、人それぞれにスタイル、というものがあるんだしとそれをどうこう思うのは失礼だなと考えるのは辞めて)

「えっと、知ってるけど……もしかして採取依頼?
一応、私その花の採取依頼を受けてきてるからどこに咲いてたかって言うのは教えられるんだけど……んっと、どうしよっか。
案内してあげてもいいんだけど……取りすぎは良くないから、一緒に探す?」

(用件を聞いてまさかその花を見る為だけに危ない夜に海岸に来たとは思わないので、自分と同じ採取依頼かなと聞いてみて。
もしそうなら、花を取りすぎると植物が種を作れなくて数を減らすかも知れず、加減して取っていたのだけれど、と思えば自分が採取した場所を教えるよりは一緒に探した方がいいんじゃないかなと思い、提案してみる)

ルイン > 「ちょっとお偉いさんに欲しいって我儘を言われまして…。
やっぱりですか?よかった、ギルドで聞いて飛んできたんですよ。
そんなに沢山は必要ないのですけど…ぜひお願いします!」

聞かれれば困った顔でそうですと頬を掻き。
知らないと言われずに一緒に言ってくれるとぱっと笑みを浮かべて頭を下げてお願いをする。
教えてもらえば直ぐだが一緒に探す方が探し方も判るので助かる事もあり。
何より可愛い子と一緒に居れるとなればそちらを選ぶのは当然、静かに傍まで近寄れば探しましょうと気合を入れて。

「あ、名前を言っていませんでしたね。私はルインって言います。よろしくお願いしますね」

そう名前を告げてはにこやかに見つめて。

レギーナ > 「あぁ、そういう人っているわよね。
自分の我儘に他人が従うのは当然って感じで、理不尽な命令してくる人。
ギルドで聞いて?それを最初に言ってくれたら良かったのに……ギルドの紹介なら安心できるもの。
そんな頭を下げなくっていいわよ、私も探してるんだからついでだし……ね。
えっと、そんなに量が要らないっていうとどれくらいいるのかしら?
私もこの皮袋に半分くらいって言われてるんだけどね」

(偉い人間というのは直ぐに自分より下の人間に無茶を言う、孤児院にいたころもたまに貴族だと言う人がいて院長先生に無茶を言っていたから良く分かる。
頭を下げる相手に慌てて一緒に探すなら、お礼を言われることでもないしと、手と首を振って。
近くにくる相手に、綺麗な、可愛い人だなとさっきの笑顔を思い出して、自分と大分違うタイプだなと少し羨ましく感じる)

「それで、探してる花っていうのはこういう感じの花弁で……この花弁が6枚で一つの花になってるんだけど……こんな感じ。
え?あ、私はレギーナよ。宜しくね、ルインさん」

(皮袋から花弁を出して手のひらに乗せ、花に付いている状態だとこんな感じと見せて、探す時の参考にして貰って。
にこやかに見つめられると、自分の目付きの悪さは知っているだけに、少し視線を背けつつこちらも自己紹介を返す)

ルイン > 「本当なのですよね、いきなり来て探してこいですから。
理不尽でも逆らえないのが辛い所ですから。
はい、そうじゃないと流石に探しに来れないですよ。変な警戒をさせちゃってました?
そう言ってくれると嬉しいです。
えっと……2、3輪あればいいと思いますよ」

女性の言葉にそうですよねと、解ってくれた事がうれしくてつい口にしてしまい。
仕事中にお邪魔をしたのに怒りもしない事に感謝して。
近くに寄れば可愛いな、お持ち帰りしたいなと悪い癖が出そうになり慌てて首を振って。

「ふむむ、そういう感じで花弁が6枚なのですね、解りました。
良い名前ですね。ではレギーナさん、頑張って探しましょう」

見せられた花弁と花の形を聞けば成程とうなずき。
視線を少し逸らされたことに首を傾げながらも名前を聞けば素直に感じたことを返し。
女性を最初に見つけたような場所にあるのかなと周囲を見回して。

レギーナ > 「魔法が使えるからって、女の子にする命令じゃないわよね。
もっとも、男なんかにやらせたら花弁がぐちゃぐちゃにしてとてもじゃないけど望んだ状態で手に入らないでしょうけどね。
ええっと、まぁ、見ず知らずの人だから、ね?
ごめんなさいね、どんな相手でも警戒心は残しておきなさいって先輩から言われてるから。
2、3輪……んー、良かったら、その分だけ分けてあげましょうか?」

(見知らぬ依頼人やらに憤慨して文句を言ってしまう、こんな可愛い子に夜の海を探させるなんて、とも思って。
嬉しそうな相手に言いづらそうに、やはり警戒はしていたと素直に白状してしまう。
そして2、3輪分と聞けば自分が取った中から分ければ直ぐに危ないところから帰れるしと提案して)

「えっと、名前を褒めてくれてありがとう。
ルインさんも良い名前だと思いますわよ?
とっても綺麗な響きで、似合ってますわ」

(名前を褒められるとそういうことを言われることは余りないので少しびっくりして、遅まきながらもこちらも褒め返して。
ランタンであたりを照らしながら足元にも注意して、見える範囲に花が無いかを、分ければ自分の量が減るのだからと一緒に探して)

ルイン > 「身軽に動ける人がいなかったみたいですから。
それに男の人に頼んでも多分ダメって思ったのかもしれないです。
それはそうですよね、親切に近づいて仲間が…とかもありますから。
それだと集めたのが減っちゃいますから一緒に探しましょう」

他に任せれば入手は無理かぐちゃぐちゃ、そんなリスクを負うならという理由だろう。
その事を口いしながら自分のために怒ってくれる女性に嬉しそうな視線を向け。
警戒していた理由にはそうですよねと納得し、分けてくれると提案には一緒に探しましょうと首を振り。

「そうですか?ありがとうございます」

お互いに名前を誉め合い、嬉しいと笑顔を見せ。
女性のランタンだけでは灯りが少ないかなと魔法の灯りを一つ灯せば浮かべ。
花を踏まない様に注意をしながら花を探し……。

「これですよね…?」

ある岩の陰に教えてもらった花と同じものを見つけては声をかけていく。