2020/12/17 のログ
ご案内:「セレネルの海」にロブームさんが現れました。
ご案内:「セレネルの海」にシルニアさんが現れました。
■ロブーム > 二つの手は、どちらか一つは彼女の視界に入るように移動しながら猫じゃらしを振り、彼女の動きを誘導する。
そして彼女が猫じゃらしを捕まえようとするたびにもう一方の手の猫じゃらしが彼女の首筋や脇を撫でる。
「ほれ、玩具はまだまだあるぞ?」
そう言うと、更に三つの手が猫じゃらしを持って現れる。
猫じゃらしは、まるで纏わり付くように、背中や耳、胸、お尻を撫でまわす。たとえ彼女が猫じゃらしを追うのをやめて逃げようとしても、執拗に追いかけてくすぐり続ける。
敢えて一つは責めに参加せず、眼前で馬鹿にするように猫じゃらしを振り続けている。
「どうかね?楽しいだろう。猫の大好きな猫じゃらしに囲まれているのだから」
にやにやと笑いながら、彼女をからかうように言って。
■シルニア > 「ひ、っ!っ!こ、このぉっ!」
誘惑に負けて手を伸ばせば、その隙に身体を触られ。そんな動きは、猫じゃらしを捕まえたい欲求をさらに膨らませる。
捕まえてしまえばもう動かない、なんて考えのもとそれを追い掛けてしまい、私は完全に男の術中に嵌っていて。
「むぅー!私は猫じゃないのですーっ!
んみーっ!ついてくるですっ!」
ふと我に返った私は、猫のようにじゃれついていたことに羞恥を覚えて。私の目の前をちらつく猫じゃらしから離れるために、後ろに飛び退く。
風魔法の追い風と、砂浜の砂を撒き散らしながら、それなりに早く動いたつもりだけれど、まるで私に纒わり付くかのように追従してきて。
無視して戦おうにも、気になって仕方が無いのだ。
つい、視線を奪われてしまう。
■ロブーム > 「ふむ。それなりに楽しんでくれているようだが、しかし私自身が暇になってしまうな……。
召喚物と戯れる君を見るのも良いが、やはり手づから愛でねば」
そう言うと、空中に浮かぶ手が消え、代わりに男の手に猫じゃらしが握られる。
男はそれをやはり振りながら、彼女に近づいて。
「ほれほれ。こっちに来るが良い、可愛い仔猫よ。
君の好きなもので遊んでやるぞ……?」
勿論、彼女の水着はまだ彼の手の中にある訳で、どのみち彼女はロブームに近づかねばならないわけで。
だから、彼の誘いに乗りつつ、水着を取り返すというのは一つの手だろう。
もっとも、男の左手には既に水着はなく、代わりに”猫の大好きなもの”――つまりはマタタビが握られているのだが。
ご案内:「セレネルの海」からシルニアさんが去りました。
ご案内:「セレネルの海」からロブームさんが去りました。