2020/03/24 のログ
ご案内:「セレネルの海 砂浜」にシスター・マルレーンさんが現れました。
■シスター・マルレーン > 座して動かず。
いつの間にか、砂浜の端、岩場にほど近い場所にて修道服姿が一人、海に向かって座していた。
黒い岩場に溶け込むよう、その姿は殆ど見えないほどであったけれども。
潮が満ち、海水が膝を濡らしても座ったままの姿となれば、それは逆に目立った。
静かに祈りを捧げる所作を続けながら、海水に半ば座したその足が浸かったまま、まだ祈る。
足音にふと気が付いた様子で顔をあげれば。
「おや。」
どうにもその様子とは不釣り合いな、長閑な声。相変わらずのシスター姿。
祈りを中断して、掌を軽くひらひらと。
■ブレイド > 「んえ?」
砂を蹴りたて走る先。そこに見えた岩場…
そこで何か動いたような。
いや、今まさに動いている。黒い岩?いや、あれは修道服。
海にはあまりにも不釣り合い…そんな服を着てあのような気安い仕草をする人物は一人くらいしか知らない。
「ふっ…はぁ…なにやってんだよ、あんた」
駆け寄って歩みを止めれば
修道服が濡れていると言うか、海につかっていると言うか。
いつも無茶ばっかりしているのは知っているがと、少し呆れ気味に。
■シスター・マルレーン > 「黙祷?」
首をちょこ、と傾げれば、くしゅ、っと一つくしゃみをして。
よいしょ、と立ち上がろうとすれば足がしびれたのか、おっとっと、とバランスを取るように。
「いや何、ちょっとした精神修練の一貫です。
後はまあいろいろ、祈りたいこともあるわけですよ。」
なんて、ちゃらんぽらんな言葉を言いながら。
随分と長く座していたのか、太腿より下はぐっしょりと濡れて、よくよく見れば痺れているのかぷるぷるしている。
「そちらは体力づくりです? いいですよね、砂浜。」
■ブレイド > シスターらしいと言えばシスターらしい。
祈りたいことが何かは及び至らないし、強固すぎる精神をこれ以上鍛える意味を問いたくもあったが
そこはあえて飲み込むことにした。
「まだ海に浸かるにゃはえーだろ。
びっちゃびちゃじゃねーか…風邪引くぞ?」
この程度でこのシスターがどうにかなるとは考えづらいが
足を震わせるシスターには手を差し出し。
「アンタみてーなフィジカルモンスターってわけじゃねーからな
多少は鍛えておかねーと。これも仕事の一環ってやつだ」
冗談めかして笑って見せた。
■シスター・マルレーン > 「まあ、久々に没頭できたんだと思います。
気が付いたら濡れてましたしね。 ちょっと濡れたらもういいかなって。」
手を差し出されれば、ああいや、今足がしびれてるんです、と真顔で。
「いやほんと、今感覚が無くて。
なので立ってるのが精一杯っていうか。」
ははは、と笑うのだけど。
その場からぴくりとも動かない。
「………いやいやいや、私そうでもないですからね?
何か勘違いをされてるよーですけど。」
ジト目で見やって、よし足が動くようになったら教えましょうか、などと言う。
■ブレイド > 「もっと先でやってたら首まで浸かってたかもしれねーな
水浴びするにゃベタつくだろうが、季節先取りもいいとこだ」
差し出された手に対して、真顔で断るそのすがた
続く言葉には、ほうと一言短く応える程度。
だが、その口の端はニヤリと笑みを浮かべる。
「勘違いだったら、アンタも苦労してねぇんじゃねえか?
ふつーのシスターみてーに…いや、そうでもねぇか」
ふつーのシスター。この国の…ノーシス派のシスターの普通。
それはおそらく他から見ればあまりも悲惨なものなような気もする。
「ま、そりゃいいか。なんにせよ、今はアンタの足をいじったほうが楽しそうだ」
脅しはともかく、素早く手を掴んで引っ張ろうとしてみたり。
■シスター・マルレーン > 「………あー、そうですね。
普通のシスター、………あはは、まあ、普通のシスターにはなれませんね。」
ぺろ、と舌を出して、笑う。
普通のシスターですよ、一応は、と続けるも。
「………ちょ、っと、まっ、まっ!?」
手を掴んで引っ張られれば、あ、っと、と、っとぉぉぉぉっ!! なんて、奇妙な声を漏らしてしまいながら、脚がもつれて砂浜にヘッドスライディング。
ずっしゃあ、っと顔面から行った。
………………
ざざぁん、っと波の音が響き渡る。
■ブレイド > 「あ」
…思いっきりコケた。
しかも顔面から。
砂と言えど流石にこれは痛いだろう。
多少足がもつれたり、しびれたりで奇声を上げるくらいですむものだと思っていたが…
「…わりぃ」
■シスター・マルレーン > 「……ふふふ、大丈夫ですよ?
このくらいのダメージ慣れてますからね。」
顔を埋めたまま声だけが響く。むくりと顔を起こせば、ジト目かつ笑顔。
ふふふふ、覚えましたよ、覚えましたよ、と言わんばかりの顔だった。
「………いや、流石に長時間座りすぎました。
ちょっと痺れてますけど、これ、もうちょっとこのままでいた方がいいですかね。」
くてん、と砂浜にうつぶせで転がりながら、はー、っと溜息を一つ。
しっとりと下半身の修道服は濡れて、ぴったりと張り付いてはいるけれど、分厚い修道服のおかげでなんとか性的にギリギリならない。
多分。
■ブレイド > 「こえぇよ…悪かったって…
今度なんか詫びでもするから…」
声だけ響かせた上で、目の笑ってない笑顔を見せられれば
さしもの冒険者といえど、恐怖を覚える。
相手が屈強なるシスターであればなおさらだ。
「ま、そうだな。
しびれた足で、その服がまとわりついたんじゃまともに歩けやしねぇだろ…
それに…それで街に戻ると面倒事に巻き込まれそうだしな」
そう思うのは本人ばかり。
自分の魅力を理解していないのは変わらないようだ。性的な意味も含めて。
■シスター・マルレーン > 「あ、じゃあ今、ふくらはぎ辺り踏んでくれません?
こう、止めて!って言ったら止めるくらいの流れで。
こういう時って、軽くマッサージでもした方が早く歩けるようになるんですよね。」
お詫びそれでお願いします、なんて現金なことをいいながら、砂まみれはもう諦めたのか、砂浜にうつ伏せのまま。
「……何かあったら走って逃げますし、戦うことだって簡単ですけど。
まあ、痺れたまま帰ったらできませんしね。
っていうかこれだけ痺れてると帰れませんしね?
なーに、脚さえ動けば簡単ですよ、何が来たって一発です。」
ふふん、と自信満々に。
今は全く動けないけど。
■ブレイド > 「この状況でそれが言えるんだから大したもんだ…
服のうえからでいいのか?これ」
砂まみれになったものは仕方ないにしろ
この場でそのままマッサージしろとは予想外の要求。
海なのに。波打ち際なのに。夏でもないのに。
いつもまともに見えて破天荒なのがこのシスターだ。自身も靴を脱ぎ捨て
張り付いた修道服の上からシスターのふくらはぎを踏みつけて少し体重をかけるも…
「うっわ…つめてぇ…」
湿った布の感触はあまり良いものではない。
「こんな足が痺れるまでよくやってたもんだ。
それはそうと…今は無防備ってオレの前でよく言えるもんだな」
自信があるのはいいが、こちらがなにかするとは思わないのだろうか?
■シスター・マルレーン > 「ええ、良いですよ。
直接って、どんだけ捲り上げるんですか、って話ですし。」
そしたらほとんど下着が見えないまでも、素足全露出である。
「ああぉぉぅ……!!」
痺れたその足を刺激しろ、というのだから、多少は仕方ない。
仕方ないけど、びびびびび、っと来る痺れに、思わず声が漏れてしまう。
「あー、いやまあそうですけど。 回復するためにやってることですし。
何より、さほど時間をおかずに回復しますし?」
にひ、と視線を向けてぺろりと舌を出し。 何もできないでしょー、などと言うのだ。
■ブレイド > 「だいぶ痺れてるみてーだな。変な声出しやがって」
声を上げるシスターの足をマッサージし続ける。
一応お詫びではあるので、なにかしようという気はない。
ないのだが…舌を出して笑うシスターの仕草。
なるほど、そういう事言うか。
何もできないと思ってるようだ。
まあ、今までの付き合いもあって仕方ないところはあるが…
なめられたままというのシャクだ。
「どんだけ捲くるって…こんだけじゃね?」
踏みつける足、その指でシスターの服の裾をつまめば
べろーんとまくりあげてしまおうと。
■シスター・マルレーン > 「そりゃ痺れてますって。何時間いたか分からないんですし。 ぁぅ、あああーーーー!」
しびびびび。悶絶する。
ふくらはぎはパンパンに張っているから、押してやるだけでぐあー、っと声が漏れる。
「……んひぁっ!? ちょ、ちょっと、何やってんですか!?」
思わず顔を赤くして声を出す。
白い生足をすっかり出してしまえば、濡れた服を着ていたのだから当たり前だけれど、しっとりと湿って。
捲りすぎれば下着も見えるが、ほどほどにしておけば太腿くらいまでか。
「ちょ、ちょーーーっと、ストップ、ストップ! 周り誰もいませんよね!?」
■ブレイド > 妙な悲鳴であるが色気があるかと言えば微妙。
それもこのシスターの良さと言うか、気安さと言うか…
それでもそれなりに付き合いの長いこちらのことがわかっていないようだと
そのまま尻まで修道服をまくってしまって
「何って、ちょっと男として侮られてるみてーだからつい?」
などと軽口を叩きつつも
再びふくらはぎを踏んでマッサージを再開。
修道服は捲ったままだが。
「だれもいねーよ。そうじゃねぇとフードかぶって走らにゃならねーだろ?」
ストップはした。ストップはしたが戻しもしない。
悪い眺めではないし。
■シスター・マルレーン > 「のわーっ!?」
きゃーでもいやーでもない、何とも色気のない声で捲られた。ひどい。
ちょっとちょっとちょっとぉぉぉっ、と思わず声に出してばたばた。
「そんなことない、誤解!誤解だから! いやホントに!
あぁあわぅぅぅ………」
抵抗しようとするが、それでもふくらはぎを踏まれればおもわず声を漏らしてしびびびび。
抵抗が止む。 痺れはある程度、ようやく踏まれた感覚がわかるようになってきた。
下着までめくれば、うーん、濡れているわけですからこれ以上は言わずもがな。
恥ずかしさに顔を真っ赤にして。
■ブレイド > 「のわーって…おっさんじゃねーんだから…」
反応そのものは可愛らしいのに何だその悲鳴は。
笑いながらもふみふみ。
ふくらはぎ、ふとももと順に踏んでいく。
「ホントかよ。
今までも結構挑発してくれてたしなぁ」
橋の下とか彼女の部屋とか。
さすがに、色気のない悲鳴を上げていたとしても
濡れて透けてしまっている下着を晒しているのを見ればこちらとしても意識してしまうというか…
「反応はカワイイのになぁ…」
■シスター・マルレーン > 「あぅう、ぅう、いや、それは挑発、っていうか、その。」
そう言われればそうなのかしら。
全く考えてなかったわ、なんて後悔するももう遅い。
あはは、あはは、と笑って誤魔化すしかない。
「いや可愛いとかそういうこともいいですから、そ、そのくらいにしときましょう。ね?
私そろそろ足回復しますよ。
い、今ならセーフですよ、セーフ。」
何がセーフなのかわからないが、とりあえず完全に頭から湯気が出てテンパっている。
■ブレイド > 「なんとも思ってねーわけじゃねえんだぜ?」
太ももから尻までふみふみ。
気安い友人…ではあるのだが
それはそれとして、女性としての魅力を感じないなどということはない。
先も口に出したように、可愛らしいとは思っているし。
「回復するなら余計にここで終わらせると危なくねぇか?
それに、意外と足の指も器用なんだぜ?オレ」
そのまま下着まで足の指で挟んでしまう。
修道服を捲ったように、下着だってずりおろせてしまえるだろう。
■シスター・マルレーン > 「分かりました! 謝ります! 謝りますからね!」
びたんびたんと暴れる修道女。 砂浜でびたんびたんしてると打ち上げられた魚である。
女性としての魅力を語る以前の問題であった。
「今ならセーフって言ってるじゃないですかー!?」
ぺろ、と捲られれば思わず悲鳴のような声になってしまって。
まあそりゃ見えますよね。 ちょっとちょっとちょっとぉっ!! なんて言いながら、膝を立ててなんとか起き上がろうとしてくる。 ぐぬぬ。
フィジカルを生かした強引な立ち上がりをしかけようと。
■ブレイド > 水あげされた魚のように跳ねるシスター。
色気とかそういうものではなく人としても珍妙な動き。
傍から見たら新手の魔物だと思われてもおかしくない。
「ちょ、まてって!あんまあばれるとだなって…無理やり…っ!?」
下着を半ば捲ったまま無理やり立ち上がろうとするものだから
こちらはバランスを崩してしまうわけで。
下着を足の指で挟み込んだままに
今度はこちらが濡れた砂浜にぶっ倒れてしまうのであった。
そう、指で挟んだまま。
■シスター・マルレーン > 「……よし。
とりあえず今は誰も来てませんね?」
二人ともまとめて砂浜に転がった。
片方は下着を摺り降ろされている。 なんたる失態。
かくなる上はこの失態を知っている人間を仕留めるしかありますまい。
「このぉぉぉぉっ!!」
真っ赤な顔でぷしゅー、っと湯気を出しながら、二人とも転がった砂浜で相手の首を背後からスリーパーホールドで締め上げていくシスター。
ごろごろ。
相手の身体で自分の恥ずかしい場所を隠せるおまけつきだ。
■ブレイド > 「…ってぇぇ…ぶぇ、砂が……
あ、あー…」
砂を払いつつ、足の指に挟まった下着を離すも
体を起こせば、下着を降ろされたシスターの姿。
顔は真っ赤で…ああ、これはアウト案件だ。
「ま、まてっ…ぐぁぇぇぇぇ!?」
背後に回ったシスターの腕がガッチリ首にキマる。
胸の感触だとかそういう問題ではなく割と強めに締め上げてくるあたりわりと本気だ。
この状況を何とかするには……
「おま、この…」
この状況。こちらの腕はフリーだ。
フィジカルモンスターであるシスターの腕をまともに振り払えるとは思えない。
だから、搦手。後ろ手に…シスターの恥ずかしいところに触れてしまえば手が緩むだろう。
闘技場で尻に触れた時の反応で学んでいる。
■シスター・マルレーン > 「ひゃんっ!?」
悲鳴が上がって腕が離れて。 ごろごろと転がるように回避して、ついでに海にざぱーん、と入って。
いろいろあって立ち上がれば、ふふふ、修道服は長いのですっぽり隠れるのです。
例え下着がそこらに落ちてても!
「…………………す、すてい、すてい。
今日は無かったことにしましょう。 ええ。」
落ちてる下着を拾いながら、ふ、ふふふ、ふふふ、と遠い目をする。
あ、これも試練ですかね。 変化球にもほどがあるんですが。
■ブレイド > 「げほっ…あー…今日は引き分けってことで…」
目論見通り、シスターははなれた。
離れたはいいが、そのまま海にダイブするとは…
隠れてはいるが、布が張り付いた状態はそれはそれでアレだ。
「ステイは無理そうなんで…
その、なんつーか…送ってく」
この場でどうこうするのはステイするとして
少し座った目のままに立ち上がる。
■シスター・マルレーン > 「えー、でも、男として侮られてると思ってるわけですから、警戒するならここも警戒すべきではー?」
なんて、意地悪をぽい、と投げてやって、にしし、と笑う。
こんなことがあっても、明るく笑顔は変わらない。
「………ふー。 ま、とりあえずそろそろ帰りましょうか。
派手に濡れましたし、さっさと帰って着替えないとダメですね。」
よいしょ、っと突き刺しておいた棍を引き抜けば、服は濡れていてもぴしり、っと芯の通った立ち姿。
下着は隠してます。
■ブレイド > 「警戒っつーかなんつーか…そういう目で見られるのが嫌だってならもっと前から警戒しろっての」
むーっと、笑うシスターの姿に不満げに頬を膨らませ。
だが、明るく振る舞う彼女につられて、そのまま笑ってしまう。
このシスターにはかなわない。
「おう、そうだな。オレも汗かいたし
風呂貸してくれ」
パンツ降ろされて変な声あげてたシスターとは思えない立ち姿。
苦笑しつつも立ち上がる。
汗もそうだが、おかげさまでこちらも濡れた砂まみれだ。
■シスター・マルレーン > 「しらっと部屋来るんですか!? だから警戒するって言ってるじゃないですか!?
普通に宿でも取ってくださいよ!?」
思わずツッコミを入れながらも、溜息をつきながら先に立って歩いていき。
ご案内:「セレネルの海 砂浜」からシスター・マルレーンさんが去りました。
ご案内:「セレネルの海 砂浜」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「セレネルの海」にサタナキアさんが現れました。
■サタナキア > 海に多量の魔力と宝物が出現―――。
そんなゴールドラッシュじみた噂を流し、
魔王たる男は自らに服従、隷属させる雌を今日も探して海を広く見渡している。
これは、余興のようなもの。
広がるのは海の一角の魔力と宝の輝きと、黒々とした形のない魔物たち。
放っておけばどこかに被害をもたらすかも、なんて脅威を見せているがその気はない。
ただ、しかし強大な力を目立たせれば誰かしらが来るだろう。
ここに踏み込んでくる雑兵を次々に蹴散らしながら、
獲物がつられて踏み込んでくるのを待っている。