2019/10/21 のログ
ご案内:「セレネルの海」にイーリアさんが現れました。
イーリア > 深夜の海の浜辺、雨上がりに風が強く波が高い。月明かりだけが照明になる景色の中に
並の前でしゃがみ込んで僅かに荒い波を眺めている人影がある。

冬に差し掛かろうという冷たい風で頭に付けた花と髪が強く揺れる、白い肌を持った少女。
身体のライン、及び肌は殆どが露出していて夜の風の冷たさではかなりの寒さを感じさせる姿をしている。
少女はどんな場所でも普通にその姿でいるのだが、本質は自然である為、街に出て何人かに稀有な視線を
浴びてから、誰もいないこの海にたどり着き退屈ながらも自分の住処には存在しない
大きな大きな水たまりを眺めてその場所から動く事は無い。

「………」

浜辺の砂は高いヒールの靴に埋まっているが、少女にその煩わしさは起こらず、まるで素足でいる時の様に
器用にその身体のバランスを取っていた。波が自らの足元にやってくると、それら波の前後が運んできた
貝殻や流木、何か小さな生き物がブーツのつま先にやってきて、また波が迫ってくると
それらは海に還っていく。少女はその往復をただただ眺めていた

ご案内:「セレネルの海」にアンジェリカ・アーベルハイドさんが現れました。
ご案内:「セレネルの海」からアンジェリカ・アーベルハイドさんが去りました。
イーリア > 遠くに人影を静かに感じつつも、立ち上がり自然地帯の方へ戻っていった。
ご案内:「セレネルの海」からイーリアさんが去りました。