2019/09/08 のログ
■メルトスラッグ > セレネルの海に1週間に一度だけ姿を見せる洞窟がある。
海底洞窟に属する天然自然の洞窟なのだが、
とある周期でその洞窟の周辺だけが大きな引き潮となって、
砂浜からでも徒歩で行き来するが出来る不思議スポットである。
1週間に一度確実に姿を見せるのだが時間帯はバラバラ、
稀に1日早かったり遅かったりと非常にランダムに姿を見せるため、
狙って探索することは難しく冒険よりも宝探しといった風が強いダンジョンであった。
――…もし探索中に潮が戻り海没したら?
潮の流れと共に海棲モンスターが入り込んできたら?
と考えると難易度が高いダンジョンに感じるだろうが、
実際は何度か冒険している冒険者がダンジョンが水没する前にサイレンが鳴るような魔導器がダンジョンの入り口に設置してあり、その辺りの心配はないようになっている。
それに週にまる1日でも入り口が干上がる日があるとするなら、
入り口付近には水棲のモンスターは生息する事を避けるし、
逆に地上からダンジョンに入り込んで住み着くモンスターも少ないのだ。
つまり
比較的安全なダンジョンなのである。
しかし、此度の海底洞窟にはあまり海辺では見ないモンスターが巣食っていた。
巨大なナメクジのモンスター。
普通に考えれば塩分は大敵であるのだが、
どうも身体のまとった粘液で濃度の高い海水は直接身体に触れないようになっているらしい。
海流が削り、岩同士がぶつかり、ツルツルになったダンジョンの通路。
その天井に巨大なナメクジが張り付いて、
その身体から滲む粘液でただでさえ滑りやすいダンジョンの通路を更に滑りやすくして、
こけた獲物に覆いかぶさろうと静かにその時をまっている。
光が射し込まぬ闇の世界。
天井より滴る物が粘液か海水の残滓か判別が付くころにはナメクジの直下にいる事になるだろう。
今宵ダンジョンに入り込むのは冒険者かそれとも冒険のすべを持たぬ者達か、
ナメクジのモンスターにはどちらでも構わない。
ただそれが自分の直下を歩くことを今か今かと待ちわびている。
ご案内:「セレネルの海:浅瀬の海底洞窟」にレリィさんが現れました。
■レリィ > 王都からほど近い、セレネルの海。
そこにある種有名な、隠し洞窟があることは…探索ギルドの者なら大抵は知っていることだ。
潮の満ち引きの関係で、モンスターは少ないものの、時間制限からか踏破はされておらず…奥には天然のお宝があるかもしれないと噂されている場所。
そのダンジョンの難易度としてはかなりの初心者向け。
しかし、巨大なナメクジの魔物が待つそこに現れたのは、ある程度経験を重ねた女の冒険者だ。
鉄を主に使い、繋ぎや留め具に皮を使用した防具と短剣、小さな角灯を身に付け、つるりとしたダンジョンの床を滑らないよう、ゆっくり踏みしめる。
彼女はある理由から危険な任務に就かされることが多いのだが…今度の任務は、宝探しではなく、初心者が無事に帰れるよう、ダンジョンの限界を告げる報知器の点検と洞窟の浅い部分の安全確認。
危険な水棲生物が住み着いていないか、あるいは環境が大きく変わっていないか…。
冒険の初心者が、この洞窟でしっかりと経験を積めるようにする任務だ。
(…今日は楽な仕事…、実入りも少ないけど、こういうのも大事だもんね)
自分だって、保険があるとはいえ、いつ死ぬかわからない。
それでなくても老いで、その内こういった冒険はしにくくなるだろう。
だからこそ、後進の育成の手助けというこの任務は、やりがいがあった。
(報知器は問題なかったし、特に水棲の魔物が住み着いてる様子もないかな。…一応もう少し奥まで行って、確認してから帰ろう。)
滑りやすい床でも、しっかりと足元を確かめてから進む姿は、初心者向けのダンジョンであっても、焦りや驕りを見せない熟練者のもの。
一歩一歩。その先に平時のこのダンジョンではあり得ない罠が待っているとも知らず、進んでいく。
やがて、ナメクジの直下まで進んでくれば…不意にぺとりと、髪に触れる、水ではない感触。
「ーーー?」
髪に触れ、何が付いたのか確かめながら…視線は、ついに、上へ向けられる。
そこに張り付いているものは、薄暗い洞窟のせいか、まだ見えていない。
■メルトスラッグ > 冒険者「だけ」が目的とするダンジョンであれば此処まで過保護にはならないだろう。
付近の村ではこのダンジョンを目的とする為の冒険者や
宝探しを愉しむ一般人向けに宿の手配やアイテムの販売などを行っているから、
だからこそ時折冒険者を雇い浜辺から歩いて入れるこのダンジョンが海没するまでの限界を知らせる警報機のメンテナンスを依頼している。
此度ダンジョンに入り込んできた冒険者もその依頼を受けた1人なのだろう。
初めての依頼かそれともこの依頼に慣れているのか、
冒険者なりにモンスターに罠に警戒をし油断の無い歩みは冒険者としても初心者などではない、
名前だけの冒険者ではないことが誰の目から見てもわかる。
――…だがそれは巨大なナメクジのモンスターには関係ない。
冒険者が警戒をし焦りも驕りもましてや一部のミスもせずに磨耗で滑らかになったダンジョンの通路を歩き、
巨大なナメクジのモンスターの直下を歩いてしまったのなら、
巨大なナメクジにとっては格好の餌でしかない。
冒険者が滴る液体にきがつき天井のほうを向くならば、
青い瞳一杯に乳白色の何かが見えるだろう、
そしてそれは同時にメリメリメリと痛々しい音をたて、
天井より腹部を剥がし冒険者の頭上へと落下して、
金属を溶かして啜りやすくする特別な粘液にどろどろにまみれた巨大なナメクジが押し潰さんと落下する姿である。
鈍重で脆弱で正面から戦えれば決して強いとは言えない巨大なナメクジのモンスター。
きっとその姿と身体にまとう粘液の効果を身をもって味わえば冒険者として、
その姿と性質と名前を思い出すかもしれない、
それもまた巨大なナメクジのモンスターには関係のないことであるが。
■レリィ > どれだけ警戒を払おうとも、どんな小さな依頼であろうとも、危険は絶対にある。
そんな考えが閃光のように通り過ぎ。
直上から落ちてくるのは、自身の背丈ほどもある巨大なナメクジ。
女性でなくても嫌悪感を示すであろう、その姿を確認した瞬間、流石というべきかその場を飛びのこうとする。
だが、地形が…彼女にとっての災難だった。
「…っ!、しまっ、ぐ…っ!」
急激に力を加えた影響でつるりとした床面が本領を発揮し。
彼女の靴を滑らせる。
その場に派手に転べば、落下の速度に退避が間に合うはずもなく。
敢え無くそのナメクジの下敷きとなって。
頭と肩から先程度しか、覆われていない部分がない状況に陥る。
胴と脚は完全にナメクジの下敷きとなり。
特に脚は、打ち所が悪かったのか、捻挫してしまったようだ。
そうして、ナメクジの粘液が十全に効果を発揮し始め…彼女の身に纏う金属が溶かされ始めれば。
「メルトスラッグ…!どうしてこんなところに…!」
本来は海辺ではほぼ発見されることがないモンスター。
その性質を思い出し、女から、さぁ、と血の気が引く。
平時なら、鈍重で魔法も使わないため、体液にさえ気を付ければ初心者のパーティでもやろうと思えば討伐できる魔物だ。
けれど、一度組み付かれてしまうと、その討伐難易度は跳ね上がる。
魔法が使えれば、火や雷の魔法で対抗できるのだが。
物理攻撃を主とする者が捕まってしまうのは最悪だ。
「ーーっ!!」
だが、諦めるわけにはいかない。
金属を溶かす性質と、もう一つ、悪辣な性質を持つこの粘液に触れ続けるわけにはいかない。
既にチェストプレートは穴が空き始め、その奥の肌着を露わにし始めている。素肌に長く粘液が触れる前に、なんとかしなければ。
この、などと叫びながら、何とか動かせる腕で、効果がないと知りながら、ナメクジに打擲を繰り返すが。
…痛痒には、到底なり得ないか。
■メルトスラッグ > 常識で考えるなら巨体でモンスターとは言えナメクジなのである。
塩分を避け、よもや海底洞窟になど巣食う等と誰が考えただろうか、
実際巨大なナメクジに押し潰されて下敷きになっている冒険者もそれで驚いているのだろう。
乳白色の巨大なナメクジはずんぐりとした体系に見合う重さをしている。
だが決して下敷きにした獲物の骨を砕き、圧死させる程ではないところが、
ある意味巨大なナメクジの恐ろしさでもある。
メルトスラッグ
巨大なナメクジたちは金属を溶かし、溶かした金属を啜って栄養に変えて生きるモンスターである。
それと同時に彼らは人間など異種族の胎を借りて卵を植えつけ、
更に其処に子種を注ぐ事で安全で温かな肉袋の中で卵を孵化させ、
孵化し生まれたメルトスラッグの子は直ぐに母体を犯して、
その繁殖方法を学ぶと同時に、そのサイクルをくり返すのだ。
獲物の頭部と肩口を残して圧し掛かった巨大なナメクジは抵抗を始める女の行動を意に介さず、
頭部をメリメリメリと痛々しくも聴こえる音をたて、
粘液が幾筋も橋をかけ垂れ落ちる口を大きくあけて、
その金属を溶解させる粘液をドロドロの透明な汁を女の顔にボタボタボタと滴らせながら、
その生臭い香りを漂わせる大きく開いた口を女の頭部に近づけていく――…頭部を飲み込む事で完全に捕獲しようとして。
その腹部からはウゾウゾと手足の代わりに動く微細触手がブラシの如く並んで蠢き始めた。
金属のチェストプレートを美味しくいただく為に邪魔なものを引ん剥いて、
その中に隠れている肢体が繁殖に耐えうるだけに熟しているか確認する為に、
微細な触手をブラシのように使って金属鎧の表面を擦り、
より素早く溶かそうとしている。
そして同時に背中よりボコと音をたたせ、
乳白色の触手を作り出して伸ばすと身体の下に圧してしいている女の身体を両足の膝に伸ばしてその両膝に触手を巻きつけていき、
グニュとした弾力からはイメージできない程の力で、
その両脚を広げて完全に乳白色の身体と女の身体とを密着させようと蠢いた。
それをその音を匂いを聞きつけて、
ツルツルとしたダンジョンの通路にある隙間から、
次々と小ぶりなナメクジたちが這いずりだしている。
どれもが空腹か液体となった金属を求めて、その動きはみためよりも早く……。
■レリィ > 脚を捻挫したのは、転倒の際に運悪く捻ったからだ。その他に、特に怪我はないが…
怪我以上に、今の状況はどうしようもない。
いっそ潰されて圧死していた方がマシなのは、ギルドの資料にもまとめられている未来だ。
打擲は当然意味をなさず、ナメクジの頭部が開く光景に、ひ、と思わず悲鳴が漏れる。
「ーー、ゃ、だっ、んんっ、っ!」
最後の抵抗とばかりに迫ってくる口を受け止め、押し留めようとしたが。
その膂力にはかなわず、頭が丸ごと飲み込まれる。
生臭い香りに呼吸が犯され、嫌悪感が全身を這い回り、背筋を震わせる。
女が頭を食われ、詳しく状況を把握できていない中でも事態は進行していき。
ナメクジの腹部から現れた細い触手群は、女の装備に纏わりつき、溶かしていく。
防具の大半を占める鉄が溶かされ、成熟した女の肉体が露わになる。
邪魔になるからと鎧で押さえつけていた胸部は豊満。
床に押し付けられている臀部も、腰のくびれも、しっかりと雌を主張している。
日々の冒険で鍛えられた全身は、子を宿すのに何の問題もない健康体だ。
「ーーーーっ!!」
声を出すことも、既に難しい。
呼吸すれば、粘液の生臭さで頭がくらくらとしてくる。
そんな中でも、自分の足がまるで正常位を受け入れる体勢のように開かれていくのを感じ…必死に体を暴れさせるが、食われているも同然の状況では意味もなく。
(や、だ…、ぁ、ちが、う…感じて、なんか…く、ぅ…っ!)
小ぶりなナメクジ達には、まだ気づけない
液体となり、ナメクジに取り込まれたチェストプレートも、他の金属部分も、気にならない。
彼女が気にしているのは、粟立つように敏感になっていく全身だ。
嫌悪感を抱くはずの粘液が、触手が触れるたび…軽い電流のような感覚が襲ってくる。
それが性感だということを必死に頭で否定しながらも打つ手はなく。
ナメクジの体と、女の体は密着し…
その悪辣な粘液によって強制的に、体が火照り、雌の反応を引き出され
…女の体は、上質な母体へと、整えられていく。
■メルトスラッグ > モンスターであっても巨体であってもベースは実在のナメクジに等しい身体の作りである。
大きくあけた口で牙やそれに近しいモノのないツルリとした口で、
短い銀色の髪ごとパクリと女の頭部を咥えこむと、
軟らかくグニュグニュの口内の肉で咥えこんだ女の鼻を覆って呼吸を阻害し、
同時にヌルリとした触感の肉厚なつくりの舌を伸ばして、
ねちりねちりと卑猥な音をたたせて、
女の上唇と下唇を同時に舐り始める。
唾液は舐めてしまえばギルドでまとめられた資料通り、
その唾液自体に豊潤な栄養素が含まれているのを理解してしまうだろう。
それに併せて女の打擲を受け止めた軟らかいナメクジの肉は更にドロドロの粘液を撒き散らし、
辺りは粘液が散り酷い有様になっていく。
交尾なのかそうでないのか傍目から見ても捕食に近しい状況下に見えるだろうが、
決して喰らおうとはしていない。
もしそうであれば女の頭部に必要以上に圧力をかけていたし、
両膝に巻きつかせた触手を使い、その身体を裂いていただろう。
女である事は幸運であり不幸。
それをこれからじっくりと味わうことになる。
腹部の裏側に蠢き生えた微細な触手群は金属の鎧が完全に剥げると、
金属鎧に包まれ隠されていた豊満な膨らみの上を滑り、
今だ鎧のしたに衣服を着ているのか、
それとも何も装着していないのか、
それを探る為にサワサワサワとブラシで擦るように豊かな曲線の上を撫でて、
その中で曲線を描く頂点を探して重点的にふくらみの頂点を弄くり始めた。
確かめるのはそこだけではない。
腹部の肉付きや腰のくびれ、それまでも微細な触手で撫で、
十分に成熟したいい雌である事を理解し、
苗床にするに相応しい肉袋だとわかると、
巨体を震わせて悦びを露にするのであった。
――…だからだ。
またも肉から滲ませる粘液の量は増えていく。
布を着ていればその上から粘液をしみこませ、
素肌に性感の感度を増幅させる効果のある粘液で染めて、
繁殖するによい状況を生み出そうとしている。
上質な母体をより上質に巣に引き摺り込んで、
延々と繁殖の相手をさせる為に丹念にでもどこか大雑把に、少女を粘液まみれにさせてくだった。
小ぶりなナメクジは女がそれを見えないことが幸運と思えるほどに不気味な姿を晒し始める。
液化させた金属。
それを啜るたびに啜った分だけ肥大化し成長する。
そして成長した分、次なる行動は明白であって。
■レリィ > 「ーーーー!!、んーーーっ!!、……っ、は、ぶ…ぁ…」
まるで口づけのように、ナメクジの口内で肉厚な舌に唇を舐られる。
乙女らしい純な心情もあったのか、抵抗が強くなるも逃れられず。
舌から逃れるために口を閉じたが、ナメクジの口内の肉が鼻を塞げば、呼吸ができず。
しばらくは抵抗していたものの、本能が呼吸を求め…自分の意思で閉じている口を開いてしまう。
口を開けた拍子に、ナメクジの舌が滑り込んでしまえば、本当に口づけをしているような音と共に…ナメクジの唾液によって、体に活力が漲ってくる。
それは、本来であれば女を助けるものだが。
今、体力が十全に戻されるのは、逆効果だ。
(んっ、さわら、ない、で…、っ、ぁ…)
鎧の下には、植物の繊維から作られた簡単なシャツ。
同じように、彼女の股座には下着もあり。
ただ、鎧を溶かされてしまえば、細い触手にとっては、そのどちらも障害にはなり得ないだろう。
潜り込もうと思えば容易に潜り込めるし、粘液が金属のみを溶かすとはいっても、濡れたそれらは破けやすい。
一方。彼女の体は、胸の頂点に軽く触れられただけで、粘液によって賦活された性感は、彼女の理性を焼き…もぞもぞと、押しつぶされながらも腰を小さく震えさせてしまう。
最早、自分を待っているのが捕食ではないことなど、わかりきっていて。
「ーーーーーっ、…っ♡、…っ!」
そうして声も満足に出せないまま、呼吸すらも支配された状態で、更に粘液が染み込んでくる。
シャツを超え、下着を超え、直接彼女の敏感な場所を、それだけではなく全身を覆っていく。
当然、ギルドの資料通り…この魔物の粘液をこれほど多量に浴びてしまえば…それは禁制の媚薬を塗りたくられているのに等しい。
女の下腹は苦しいほど疼き、粘液とは違う液体を分泌し。
緩く触れられている胸の先端は、硬く尖り、小生意気に自己主張をし始めて。
元々意味のなかった抵抗が更に弱まり、体の末端が勝手に緊張し、強張っていき。
「…んぶ…♡、ぁ……っ」
生臭く感じていた粘液も…一度体が快感をくれるものだと覚えてしまえば嫌悪感が薄れ、自分から…ナメクジに比べれば小さな舌をおずおずと差し出し始め。
下腹の筋肉が収縮し、存分に雌の香りと液体を放って。
迫り来る…既に小ぶりではないナメクジたち。
それに今のしかかっているナメクジに。
体力が戻されたことで、孕み袋として、極上の状態となっていくのを、見せつけていってしまう。
■メルトスラッグ > ヌチャリヌチャと舌を動かすたびに口内のあちらこちらから、
ナメクジでは存在し無い筈のざらりとした味蕾からジワと唾液が滲む。
呼吸を阻害したことにより女が唇を開放すると、無遠慮に舌をねちりと女の口内に捻りこみ、
その口内すら何かを植えるのに都合が良いか探るため、
舌先で上顎や下顎すら隅々まで舐り続けるが、其処に女の方からも小さな舌が伸びてくると、
舐りまわす中に舌の表面を女の舌に擦り付ける動作が混じりだす。
それを始めてから大きな口で女の頭部を咥え込む必要性がなくなった為、
再び大きく口を開くと捻りこんだ舌をそのまま伸ばし、
唾液でどろどろに汚した銀色の髪とその相貌とに粘液の橋を幾つも残して、
ねちゃと音をたてて吐き出すと、またブルリと打ち震えるのだった。
巨大なナメクジは本能で押し潰した雌が極上の肉袋だと再認識し、
その胎に早く大量の卵を植えつけたいと欲望が生まれ、
その途端に捕食に似た行動から純然たる交尾の行動に、
動き方を変える。
金属が無くなり布だけの守りとなった胸元の大きな膨らみを身体を大きく前後に揺らし始める事で、、
微細に蠢く触手を使い布越しにジュリジュリと粘液が粟立つ程に擦り始め、
その中で硬く尖り布を押し上げている乳頭を探り当てると、
わざと乳頭に擦れる部分だけを硬くしその硬い触手群で、
布の上からコリコリと乳頭を擦りたてる。
粟立ち始めた粘液もこすれ合う度に柔肌に浸み込み、粟立つたびに微弱ながら発熱を始める。
その粘液を今度はジュリジュリと強引に触手を用いて広げさせた両脚の太股の付け根にも擦りつけ始め、
それに集中するためかはたまた女が抵抗しないと判断したのか、
両膝にまきつかせた触手も解いて代わりに丁度女の下腹部と擦れ合う部分からズグリと太く軟らかい何かブヨブヨの管のような器官を排出する。
それだけがその部分だけが熱したように熱く昂ぶり、
メスの香りたつ愛液を滲ませる下着の上からゾロリゾロリと、割れ目の筋をなぞり始めることになる。
――それも1本などではなく二本。
だらりと軟らかいままでもそれが生殖器である事を理解してしまうか、それとも知らぬままに押し付けられてしまうか、
その太さも何もかも人間のペニスなどとは比較にならぬものであった。
そうしてる間に人間こぶし程度には成長した小ぶりなナメクジ達は食事を終えたものから女の方へとツルツルの床を這って近づいていく。
大小様々であるがどれもが反応相手を求めてで。
視覚がない代わりに雌の香りに、甘い声に引寄せられていくのだ。
■レリィ > 女の口内もまた、体と同じように熱く潤み。
体力を賦活させる唾液に返すように送る自身の唾液は、興奮からか粘り気を増していて。
口すらも、暖かい褥へと変わっていく。
「ぁ、え、え…♡、け、ほ、っ…、は、は…」
最後の一押しとばかりに顔中、髪にまで粘液の橋を残され…輝きを秘めていた瞳は細く蕩け…吐き出されれば、喉に粘液が絡まったのか、軽く咳を吐く。
ナメクジの行動が変わり始めたことすら、緩慢にしか理解できないほど…空気に触れる感触すらわかりそうなほど、肌が敏感になり、ナメクジの体の下で打ち震えて。
…今までは、ナメクジに唇を奪われていたため、この洞窟に声を響かせることはなかった。
呼吸が自由にできるようになったとはいえ、解放されれば当然
「ぁ、あっ♡、や、こりこり、やめ…♡ん、んっ♡ふ、ぁぁっ!」
敏感に尖った先端を布越しに数え切れない硬い触手に擦られれば、ナメクジの巨体の下、雌の体が跳ねる。
抵抗のようにも感じられるが、吐き出される声は甘く、洞窟に響いて。
彼女には、保険がかけられているが…今この場に限っては、発動しない。
なぜなら、快楽に塗りつぶされ、更に絶望も死も、感じていないからだ。
そうなればあとは、無防備極まる体を、孕み袋として差し出すしか選択肢はなく。
「ぃ……、ぁ…!?、な、に、それ…」
ただ、そんな状況でも…割れ目の筋にあたる、二本の柔らかいペニスには、目を見開く。
入るわけがない、と人間相手なら拒絶もできただろう。
けれど目の前にいるのは言葉など通じない魔物。
逃げなければ、という思いが息を吹き返し、体には力を入れようとするが。
「ふゃ、んっ♡、な、んで、なんで…ち、ちから、ぜんぜん、入らな、い…、やめ、やめて…ぇ…」
軽く押し付けられただけで、解放された足がぴん、と伸びる。
そのペニスの先端に感じられるのは、ナメクジ自身の体液とは違う、濃厚な雌の匂いを放つ、ほんの少し白く濁った液体。
それは、雌がこの相手を受け入れたいと思った時に分泌される、フェロモンそのものに近く。
「やだ、やだ、ぁ、♡、こな、いで…!」
次いで、迫ってくる小ナメクジも見てしまえば。
粘液に全身を蕩かされた影響か、言葉尻を甘くしながら。
無意識に、自分から相手を誘う声と匂いを出して。
口も、胸も、胎内も、あるいは菊穴さえも。
全身が火に包まれたように火照り…抵抗を考えても、脚を無様に開いたまま、何もできない。
すっかり身体は…この異形に、魅了されてしまっていて。
■メルトスラッグ > ――…生かさず殺さず抵抗させず
それがメルトスラッグの恐ろしいところである。
唾液は豊潤な栄養素として孕み袋が朽ちぬように栄養を与え、
その唾液の源となる水分は孕み袋から啜り上げと終わらぬ循環をくり返す。
葛をもちいた菓子の如く軟らかく柔軟性に富んだ身体から滲み出る粘液は孕み袋に落ちた雌の性感を増幅させ、
苦しめる事無く快楽と言う鎖で死を逃避を思考させない。
ある意味で今宵手に入れた雌の天敵かもしれない。
ずるりっと長い舌肉すらも蕩けた表情を浮べる雌の唇の狭間から引き抜いて、
今度はびしゃりと栄養が豊富な唾液を蕩けた顔に撒き散らして、巨大なナメクジのモンスターは舌をだらりと垂らしたまま、
巨体を前後に揺すり動き続けブラシ状に生え揃う微細な触手で女の柔らかな乳房のふくらみから腹部からを擦り上げ、
その中で海底洞窟に心地良く響かせ始めた甘い声をより良く鳴かせる事が出来た乳頭を責める。
硬い触手は瘤と変わり、それは瘤と瘤との間に乳頭を収めるとキュと硬く尖るそこを潰して、身体が動き瘤と女の乳頭が重なるたびに瘤と瘤との間で抓り潰しだす。
其処に新たに加わるのが這いずり寄ってきた小ぶりなナメクジ達だ。
小さなそのモンスター達はモゾモゾとシャツの袖から隙間から、
そのシャツの中にもぐりこみ始めて身体にまとう粘液を直接女の素肌に擦りつけて、
そのままシャツを盛り上げながらたっぷりと質量のある乳房の方へと這い進み続ける。
衣服越しなどと比較にならぬ粘液の直接ふれた時の作用、
孕み袋の女の身体に粘液がしみこめば浸み込むほどに、
その通常では味わえぬ悦楽が癖になる、それこそ巷の危険なクスリの様にだ。
そして、その悦楽に満ちた快楽を与える巨大ナメクジの生殖器。
特別なアレではないまずは手始めに卵を植えつけるための太い生殖器をまろびだし、
それもまた自在に動かせるのか肥大化して太く軟らかい生殖器の先端を使い、
モゾモゾと雌が極上のフェロモンを滲ませる場所を目指し、
下着のクロッチ部分に先端を擦りつけながら、
そこをずらしていくと熱く軟らかな生殖器の先端で直ぐに孕み袋の女のその割れ目の筋にあてがうのだが、
太さは割れ目を覆うほどで同時に尻肉を掻き分けて尻の窄み似も押し付けるが、
それも尻の窄みを覆うほどに太く存在感があるモノだった。
だが入れるのだ。
太い棍棒のような両者を軟らかさとそれ自体がまとう粘液と雌の蜜でヌチヌチと先端部分で押し上げるようにして、
強引に割れ目を広げて菊座も咲かせ、中に中にと身体を揺するたびにそれを押し付ける。
次第にその入り口に併せて生殖器が収縮を初め密度を上げる代わりに、細まり出すのだ。
挿入さえ叶えばもう孕み袋は堕ちるしかない。
菊座さえ咲けば性感を増幅させる粘液は直腸を通じて、素肌に擦りこむ以上の何かが待ち受けている。
■レリィ > 己の内に魔力があるのに、戦える魔法を習得しなかった自分が憎らしい。
循環する栄養素は、女を死から遠ざけ。
更には体力を戻すことによって、母体が壊れることを防ぎ…より多く、自分の子を産ませる。
非常に良くできた、悪辣なシステムだと、ギルドも認めるほどだ。
意図せずして天敵と出会い、組み敷かれた雌は。
既に全身を薄く満遍なく蕩かされ、反射以外のわずかな力すら、入れることはかなわない。
「ん、ぁ、や、ぁぁ…っ、♡、は、ぁ…あっ♡」
微細な触手すら、今の彼女にとってはどんな淫具よりも刺激が強い。
どれだけ声をあげても、継ぎ足される栄養液によって、体は次の声を上げたがる、地獄にも近い感覚。
そんな中、柔らかな乳房を擦られ、ぴん、と尖った乳頭を瘤付きの触手で捏ね回されれば、体を左右に少しでも捻ろうと健気な行動を見せる。
ただ、喉は勝手に震え、あられもない声を吐き出して。
そんな声をあげているという羞恥で、更に身体は火照ってしまい。
「ひぐっ、!?、な、に…、やめ、それ、いや、♡、ぁ、ああああっっ!!♡」
シャツが不自然に盛り上がっていることにようやく気付いた時には、手遅れだった。
布を通してではなく、直に。
たっぷりと小ナメクジによって、粘液が塗りたくられる。
小ナメクジが這い回った跡が、燃えるように熱く、掻きむしりたくなるほど疼くも。
そうするだけの力も無く、びくん、と一際大きく体が跳ね。
小ナメクジが軽く這い回っただけで、絶頂に押し上げられた様子。
当然、胸に向かうその進軍を止められるはずもなく。
「は、ひ…、ぁ…、ぁ…♡」
絶頂している間にも、彼女の体は変えられていく。
今自分がどうなっているかも正確に判断できず、ふわふわと浮いているような心地に襲われるも。
「あ、っ…、♡、だ、め…それだけ、は…やめ、て…、おかしく、なっちゃ、う…もどれなく、な、る…♡」
知識や理性では無く本能で、下着を超え割れ目の筋に、尻の窄みに押し付けられる、規格外の生殖器。
この全身が性感帯のような状況の中で、最も疼いている場所を、そんなもので貫かれれば、終わってしまうと。
熟練の冒険者が涙すら流しながら懇願するが、その声は甘く媚びるようで。
とても、やめてほしいようには思えない。
そんな思いに応えたのか、ナメクジは押し込むように無理矢理にあるいは適応して、挿入を果たそうとすれば。
「ゃ、なのに、なんで、こ、んなっ、うずいて…、だめ、だめなの、だめ…」
うわ言のように繰り返しつつ…腰を揺らし、誘ってしまう。
そうしてついに。
押し上げた二つの先端が、それぞれ目標とする雌穴に、潜り込めば。
「ーーーーーっ!!♡、ぁ、ぁ、?、あ…ぃ…♡、ぃ、ぁ、ーー…!♡、っ!、か、ひゅ…っ♡」
掠れた声と、吐息しか、出せなかった。
一瞬で脳髄を焼くような快楽が全身に回り、くびれた腰を反らし、胸を上に突き出すようにして…
未だ挿入を果たしただけにも関わらず、これまで感じたことのない絶頂に堕とされる。
膣穴も、菊座も、一度入ってしまえば直ぐに陥落し、堕ちてしまう。
お礼とばかりに…暖かく、粘ついて、ひくつく体がペニスに気持ちがいい感触を与え。
そんな、何でもできる場所を、ナメクジに快く提供してしまう。
■メルトスラッグ > セレネルの海に存在する七日に一度顔を覗かせる海底洞窟。
その中に突如として木霊するのはサイレン
告げるのは海底洞窟が再び海没し、海の底へと沈む警告である。
孕み袋がまだ冒険者の顔をしていた頃に踏み込んだその入り口から次第に海水が流れ込み、
流れ込んだ海水がダンジョンの通路を埋め尽くして、
最後にはまた入ることも出ることも許されないダンジョンとなった。
しかし、その中で一箇所だけ海水の入らぬ場所がある。
それは無数の乳白色のナメクジに押し潰された孕み袋が喘ぐその区画で。
ナメクジの粘液かそれともナメクジがそうならぬ場所を選んでそうなったのか、不幸な事に孕み袋は死ぬの予兆を味わうことを許されなかった。
もし死の予兆を味わえば冒険者は逃れることが出来たかもしれないだろうに、
海水は其処を避けて流れナメクジ達のグチグチと身を寄せ合い群がりすれあう音と女の甘い悲鳴だけが何時までも海底洞窟の中で響き続けるのであった。
その音が消えた時
孕み袋もナメクジも一匹たりともその場には居ない。
巣に連れ去られた女の運命は女が一番良く知ることとなる……。
ご案内:「セレネルの海:浅瀬の海底洞窟」からメルトスラッグさんが去りました。
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