2018/10/02 のログ
ご案内:「セレネルの海」にぼたんさんが現れました。
ご案内:「セレネルの海」からぼたんさんが去りました。
ご案内:「セレネルの海」にぼたんさんが現れました。
■ぼたん > 誰もいない夜の浜辺をさくさくと、海風に吹かれながら歩いて来る。
■ぼたん > 波打ち際を横目で見ていたが、砂に少し足を取られそうになる。おっとっと、と立ち止まると、穏やかな海風と波音に目を細めながら、夜空と海の境目に眼を凝らす。
■ぼたん > ほんの少しだけ波打ち際より向こうに、大き目の岩場があるのが見える。「…あそこなら、波も届かないかねェ…」しばし逡巡したあと、靴を脱いで両手に持ち
■ぼたん > 浅く海に浸かった岩を伝って、大きな岩場の元へとたどり着く。どうやら手を使わないと登れないと悟ると、取り出した風呂敷に靴を仕舞って腰に括り付けると、黒々とした岩によっと手を掛けて登っていく。
■ぼたん > 登りきると舳先に立つ。足元に黒々とした海が穏やかな音を立てている。目を転じれば、空には少しの星と月明りが明々と。
■ぼたん > その場に座り込むと、ふたたび空と海の境目をぼんやりと眺める。
夜の空を鳥が過ぎって、空に近い海は月明りで白く光って揺れ…「きれいだねえ…」
■ぼたん > 膝をかかえて目を閉じれば、波音だけが自分の世界になる。
すこしうとうととしてきて「ん…かえろかねえ」目をごしごし
■ぼたん > 岩から降りる前にもう一度空と海の間を一瞥する。目を細めると、来た時と少し違う岩を伝って浜辺へ戻る。足から砂を払って靴を履きなおすと、なるべく波打ち際を歩きながら、長い海岸線を歩いていく…
ご案内:「セレネルの海」からぼたんさんが去りました。