2018/05/05 のログ
ご案内:「セレネルの海」にエズラさんが現れました。
■エズラ > 「いい風吹いてるねぇ……――」
セレネルの海に面した浜辺――
刺すような陽光はまだなく、心地よい風とともに優しく波間をきらめかせている。
男は簡単な旅荷物を降ろして伸びをすると、手早く簡素なテントを張り、組み立て式の小型椅子に腰かけて、なんということもなく海を眺めていた。
仕事のない時は、こうして自然の中でのんびり過ごすことを常としているのである――
■エズラ > 「ようし、釣りでも始めるとすっか!」
しばらくぼんやりと海を眺めていた男であったが、心機一転、テントの中に放り込んでいた釣り道具一式を肩に担ぐと、海へ着きだした岩場へ向かう。
竿をしならせ糸を投げ――果たして獲物がかかったのか否かは、股別の話である。
ご案内:「セレネルの海」からエズラさんが去りました。