2017/08/27 のログ
■チェシャ=ベルベット > 「なんにも、お礼言われるようなことじゃないし!
今更だけど、僕もティエのこと大好きだよっ! あーなんか恥ずかしい!
いいからちゅーしよ!ちゅー!」
何故か盛大に照れつつ、ちゅーちゅーとタコのように唇を尖らせて
ティエンファにキスをせっつく。
彼に首筋へキスマークを残されればひどく満足そうに笑って
「いいよ、いっぱい跡残して。ティエンファのものだって僕の体にわからせてよ」
例えマナー違反だとしても知ったことかという態度。
ティエンファの大人な部分も少年の部分も隠さず自分の前に見せてくれることに
心から感謝を込めて相手の首筋へ今度は自分からキスマークを残す。
ティエンファの逞しい腕に抱かれ、自分から彼の逸物を自らの中へ導く。
いつもよりもぐっと力強く逞しいそれに、びくりと腰が揺れつつすぐに飲み込んでゆく。
ぴったりと根本まで体の中に埋まれば満足げに息を吐き、
嬉しそうに自分の腹を撫で擦った。
「僕も結構、っ外でするの、好きかも……。
お互い、趣味があってよかった……、うん、激しくして……。
いっぱい、ティエが満足するまで僕の体を味わって……」
そういって相手の律動に合わせ自らも腰をゆすり始める。
最初はゆっくりと、だんだんと息が合わさってくればより激しく。
みっちりと自分の中を埋め尽くすティエンファの肉槍をきゅうきゅうと
食いついて離さないような吸い付き。
「あっ、ティエっ……ティエのおっきい……っふ、すごいよぉ!」
ぐっと相手を抱きしめ、両足を相手の腰へと絡ませ逃さないように
もっともっとと、腰を揺さぶり嬉しそうに喘ぎ始める。
■ティエンファ > 「言われる事さ 俺にはでっかい出来事だったんだぜ?
く、あはは! はいはい、ちゅーしような ん」
洒脱で洗練された男娼としての仕草ではなく、口慣れない子供の様にキスをねだるチェシャ。
それを見れば派願して、頭を撫でながら、そのとがった唇を小鳥のように軽く何度もついばむ。
そして何度目かの口付けの後、その尖った嘴を舌で割り開けて、その奥の舌を味わう。
その口付けを終えれば、チェシャが許したマーキングを、細い首筋に、薄い胸板に残す。
「…うん、ちょっとドキドキする」
残った赤い痕を指でなぞりながら腰を揺らし、ごり、とチェシャの前立腺を先端で虐める。
お返しの様に残されるキスマークの小さな痛みが心地よい。 その分、腰の動きで啼かせて。
…お腹を撫でる仕草を見れば、なんだか男同士という事を忘れそうになる。
なんとなく、チェシャの柔らかな下腹部を、チェシャの手に手を重ねるようにして撫で、それから、恥ずかしそうに笑った。
「俺が満足するまでここでやったら、帰りに困るだろ?
…まァ、岩場だから回って浜まではチェシャを抱いて帰れるけどさ
だから、チェシャは、腰を抜かしても大丈夫だぜ? …ん、すっげ、締まる…気持ち良い…っ」
はぁ、と熱い息を漏らし、長い脚が腰にからんでも、浮いた腰を抱いて身体全体を突き上げるようにして犯し、
半ば抱き上げるようにすれば、チェシャの気持ちいい場所を、暴力的なまでにこすりあげる姿勢。
そこを、ごつ、ごつっと虐めながら、粗い息が、だんだんと短く、余裕なく…
「チェシャ…ッ」
名前を呼ぶ声は、射精の瞬間の、甘える声。
チェシャの尻肉に指が食い込むほど掴み、腰を押し付けて、
長く勢い強い、射精。 腸を逆流するような熱と、量…粗い息、絡む口付け…。
■チェシャ=ベルベット > 自らねだったキスを子供のようにあやされながら返してもらう。
それがひどく甘ったるくって気持ちよく、舌で割り開かれた唇を、舌を何度も何度も絡ませる。
つ、っと唾液の橋がかかって離れていく唇を名残惜しそうに見やってしまうが
その唇が自分の肌の上を滑ってキスマークを残していくのを気持ちよく受け入れた。
ごりっと前立腺とともに腹の中をえぐられれば、んぁっと蕩けた声が出た。
ティエンファとともに腹の上で重ねた手と手、それが嬉しくて
下腹部をまるで本当の女のように愛おしげに撫でた。
「あは、っ……前は気を失っちゃったしね……
ん、じゃあティエのお言葉に甘えて腰抜かしちゃおうかな……
なんて、ね。 大丈夫……今度は全部受け入れてみせるから……」
ふ、と勝ち気に笑って再び律動を始めたティエンファとともに腰を揺する。
彼の動きに合わせ、自分の感じる場所、気持ちいいところを相手に教えるように、
合わせるようにぐりぐりと押し付け互いを高めあっていく。
「あんっ、あ、あ、ティエっ、ティエぇっ……♡すきっ、そこ、すき♡
ふぁ、っあ、あ、……っいいっ……!イきそっ……♡」
ティエンファがチェシャの弱いところを攻める度、チェシャの中もそれに応えるように狭く熱く、
相手のすべてを搾り取るように締め付けを強くしてゆく。
やがて、ティエンファにもチェシャにも余裕がなくなり、互いに間隔が短くなってゆけば――
「は、っあ、あ、っっ~~~~~!! ティエッ……っすきぃ♡」
喉をのけぞらし尻尾を相手の腰に絡め、ぐっと痙攣するようにチェシャは達する。
肚の中にどくどくと流れ込む熱い精液の奔流をしっかりと受け止め、それにもぞくぞくと感じるように連続で絶頂する。
■ティエンファ > 侮ってではなく、甘やかすための子ども扱い。 それは、お互いに甘えあう関係だから嫌味にならないのだろう。
こうして気を張らず身を寄せ合える感覚は、自分を育てた養父にすら感じなかった安心感。
名残惜しそうな顔を見れば、くすん、と鼻を鳴らして笑い、その唇を猫の真似をするように舐めた。
気持ちいい場所を刺激して、チェシャがあげる声、締まる中。 聴覚も触覚も、自分を芯から焼くようで。
そして、幸せそうに下腹部を撫でる様子を見れば、耳まで赤くなって、そういうのズルいと思う、と耳元で囁き、
子猫同士がじゃれるようにキスをした。
「気を失ったチェシャを攻めるのもこう、背徳感はあるけど…
でもやっぱほら、…一緒に気持ちよくなって、可愛い顔と声、感じたいからさ」
頬を包むように撫で、顔を上げさせる。
性交する時に、少年はよくこうして、チェシャの感じる顔をじっくりと見つめる。
自分のものでよがる表情、気持ちいい場所を刺激されて会館に歪む顔、嬉しそうな潤んだ眼、それを見るのが好きなのだ。
「イッて良いぜ、俺も、もう…すぐ…っ、ん は…チェシャ、中に、イくぞ…っ
チェ、シャ…ッ!」
びゅる、びゅ…と腸を焼くような熱い物を流し込み、痙攣して背を逸らす少年の身体をしっかり抱きしめる。
互いの腹に挟まれたチェシャの物から零れ出る精液は、下になったチェシャの腹を伝い、岩場を汚す。
絶頂の余韻を味わいながら、緩いキスを絡めて、射精が終わるころ、ゆっくり離せば…。
「好きだぜ、チェシャ …チェシャとなら、何度やっても飽きないし、もっと、したくなる
…でも、そうだな、このまま宿に帰って、汚れを落としながら…ってのはどうだ?」
それは、先ほどのチェシャからの提案を受け入れる言葉。
むしろ、チェシャが思っているよりも、激しく求める言葉。
チェシャは、こういう声を少年が囁いた時の夜の激しさを思い出すだろうか。
■チェシャ=ベルベット > 子猫同士がじゃれあうように最初は唇を舐め合うだけのキスも
いつしか激しく睦み合うような絡み合うような、そんなキスに変わっていく。
ざらりとしたお互いの舌の感触が心地良い。
ズルい、と耳元で囁かれれば猫の耳はくすぐったそうにピクピクと震え
だが、チェシャの顔はずるくて結構、というようににやりと溶けて笑うのだ。
「うん……僕もしてる最中のティエの顔、可愛くて好き。
余裕が無くなりそうだったり、気持ちよさそうにしている感じとか……
ティエじゃなきゃ、愛おしいって思えない」
相手の長い黒髪をかき抱いて、うっとりと相手の瞳を見つめ合う。
つり目がちなところも、少年らしい優しい笑みもすべてが胸に刺さるように愛おしい。
肚の中に射精され自身も絶頂して互いの間に挟まれたものから精液を垂れ流す。
ティエンファと共に射精の余韻に浸って緩く甘いキスをするまでがお決まりのような幸福な時間。
「ん……そ、だね。僕ももっとしたい。続きは宿でしよっか。」
ティエンファの提案に、これから先宿のベッドで訪れる獣のような交わりを思って
またぞろ興奮してきたのかぴくりと先ほど精を吐いたばかりのチェシャの性器が立ち上がりかける。
だが、それを覆い隠すように一旦ティエンファと離れ中の物を抜き水着を着直す。
とろりと太ももにティエンファが吐き出した精液が伝わった。
ティエンファの着衣の乱れも直し、散らばった黒髪をまた整え直してやればその耳元にぞくりとするような声で囁いた。
「今夜は寝かせないでね。僕も寝かすつもりはないから」
にやりと意地の悪い笑みを浮かべると、おぼつかない足取りで岩場をとん、と跳んでゆく。
■ティエンファ > 少年から青年に渡る年頃の二人、その唇が味わう味も大人と子供がない交ぜになって。
長い黒髪が天幕のように二人の顔を包めば、広い海原の景色から極小の二人だけの部屋で見つめあう。
チェシャの言葉にくすくすと笑い、小さく頷く。
「チェシャの声も、表情も、生意気で甘えん坊な性格も、全部が愛おしい
二人で居る時は、俺のチェシャだ」
柔らかなキスをして、体を起こす。 背中が少し日焼けで暑い。
チェシャが手早く髪を直してくれれば、ふろ上がりの犬のようにおとなしく。
そして、耳元での甘い蠱惑的な声に、腰の奥から背筋に快感が生まれて、片眉を上げて恥ずかしそうに笑った。
「チェシャ」
そして、岩場を一歩渡ったチェシャの背に声をかけ、隣の岩に立てば、
まるで貴婦人をエスコートするようにその手を握って、子供の様に笑った。
「手は離さない、だろ?」
そういって、二人で岩場を跳んで行くのだ。
ご案内:「セレネルの海 海岸」からティエンファさんが去りました。
ご案内:「セレネルの海 海岸」からチェシャ=ベルベットさんが去りました。
ご案内:「セレネルの海」にチルユキさんが現れました。
■チルユキ > 靴を片手に纏め持ち、さくりと砂を踏んで歩く。
足先を入れると飲み込むように沈む砂は粒子が細かく、其れでもひとが行く痕跡を僅かに残す。先を行く誰かが残した、少々幅の広い足跡に重ねるようにして連綿と歩く。
黒い空を映し出した黒い海が、水平線だけ僅かに色を変えてその向こうに見え始め
■チルユキ > 先を行く足跡は波打ち際へ続いて途切れる。
途中から違う誰かの足跡と混ざったのか、其の侭海へ入って行ったのか。
行く先をそこで失って茫洋と佇む。ワンピースの裾が海風に煽られてばさばさと翻り。
腹に手を当てる、
空いてるような、そこそこは満ちているような。
緩々頭を揺らす。
一人だと特に思う事も無く、喰らうでも無ければ眠る方に傾いて行きそうになる。何時からこうだったかも思い出せず、背をぐうと伸ばして
■チルユキ > 小さくあくびを零し、砂地に横たわる。
振り仰げば簡単に目に入る満天の星をちらと眺めて目を瞑る。
肌を灼く熱が幻だったように今は潮風も冷たいほどで、
今此処で眠り込めば、目覚めは肌を灼かれる熱に叩き起こされてになりそうではあるけれど。
目の前の誘惑に弱く、抗えるような気もしない。うつ伏せに寝がえりを打って 一度開けた眼を瞑り