2017/08/06 のログ
ご案内:「セレネルの海」にチルユキさんが現れました。
■チルユキ > 灼熱の太陽も大分貌を沈ませて、余韻の熱が残る砂を踏んでさくりさくりと足跡を残して歩く。
肌を灼く熱の名残は未だ体力を奪うだけの力はあり、よたよたとよろけた足が縺れて波打ち際で崩折れる。
尻餅をついた先は砂地で、全身に飛沫を浴びることに。
■チルユキ > シャツもズボンもずぶ濡れになり涼しくはあるけれど纏わりつく感覚は心地良いものではない。
脱げた靴に行き場を無くしたようになる足指を摘み、緩く立てた膝の上に上半身をうつぶせる。
キュ、と擦れる甘い疼きに小さく眉を寄せるが、
咽喉の渇きを埋めてくれる誰かも、薄く火照った熱を分け合う誰かも今は影も見当たらない。
ぱしゃりと波を散らして持て余す其れを掻き乱す
■チルユキ > 暫くじっとしていて、やがてその場を後に。
ご案内:「セレネルの海」からチルユキさんが去りました。