2017/06/08 のログ
ご案内:「セレネルの海/砂浜」にラシュフェルさんが現れました。
ラシュフェル > 穏やかな海の波打ち際を、一人の漆黒のローブに包まれた存在が歩いている。魔族の気配を消さぬその存在は、一風少女にも見える容姿をしていた。
サク、サク、とゆっくりと歩く。何かを待つようでも無く、ただ其処を歩くだけ。さて、今日は獲物は見つかるだろうか

「…とは言っても、流石にここでは難しいかな」

と、澄んだ声で呟く。飾り気のない、しかし上等のローブに身を包んだ少年は周囲を見渡す。悪い場所ではないが、海水浴には少し時期がはやい、人の姿も殆ど見当たらない。

ラシュフェル > 「まぁ、此処では難しいか。それにしても――ここはいい風が吹くね」

潮風、と言うやつか。魔王の領地には海がなかったから、こういうのは新鮮さがある。試しに海水を舐めたこともあったが塩辛くてびっくりしたものだ、と思いだし笑いをした。 いつか自分の領地に海があったなら大事にしようと思う。まあ、少年が大事にしない領地、領民等ないのだが

ご案内:「セレネルの海/砂浜」にラシュフェルさんが現れました。
ラシュフェル > 「まあ、仕方がないか」

ぱちん、と指を鳴らすと、少年の周囲に集まるのは、影
影が蠢き、少年を飲み込む。その後には何も残らなかった

ご案内:「セレネルの海/砂浜」からラシュフェルさんが去りました。