2017/05/21 のログ
ご案内:「セレネルの海」にブリームさんが現れました。
ブリーム > 巨イカが出るぞ、という静止を無視して進み出るは海のほう。巨大なイカはすでにくるくると足を巻いて待ちかねていた。

「やあやあ。お前が噂の巨イカか、話ほどでもない!」

海風で飛びそうになる帽子を掌で上から押さえ、砂浜からイカの半身を見上げて立ち尽くし声を張り上げたも、肝心の巨大生物に届いているかは不明。
早速お決まりのパターンでイカは足を持ち上げてこちらの胴体を鷲掴もうとしてくるので逃げたらあっさり逃げられた。しかしまた違う方向から狙ってくるようだ。

「小賢しいな…お前!」

ちょろちょろと逃げ惑うもつい引っかかってくるくる、巻き付いた腕に浚われてしまう魔法使い。不承不承、眉をキュッと顰めてイカを睨むがイカの目はまんまるいだけで感情が読めない。

ブリーム > 今日は討伐報酬の金貨が目当てで訪れたもの。
くるくる巻き付いたイカの足が水濡れてネバついており。ネバネバーッと顔を撫でられてちょっとゾクゾクするが気持ちはよくない。

「さてどう料理してやろうか。」

涼しげな目で見上げながら言って指先から小さな炎がポッと湧いて出て、イカの吸盤をジュッと焼いた。ますます締め付けが強くなった。胸ごと締め付けるので息苦しさを覚え。
締め付けの具合が、どうにも牝の下半身などを想像して仕方ない。

「男は女と交わるとき、こんな気持ちなんだろうか。知らないわけではないが。」

感想を口にすると、イカがキスしてきて墨がまけられた。頭からドロドロした物をかぶってそろそろ居たたまれなくなってくる。

ブリーム > イカが足を緩めたちょうど隙に、足の締めから這い出て砂浜に着地し。
今日は討伐を諦めて駆け去る。

ご案内:「セレネルの海」からブリームさんが去りました。