2015/10/25 のログ
ご案内:「セレネルの海/浜辺の洞窟」にヴィアベルさんが現れました。
ヴィアベル > 「へっくし!! さ、さむすぎるぞちくしょー……!!」

洞窟には、焚き火で暖をとる冒険者がひとり。

今日は特に依頼も受けずに、海棲のモンスターを相手に魔法と剣術の練習をしていた。
こちらはほぼ無傷で、そのモンスターを撃退することには成功した。

だが、戦闘中に海水を被ってしまった。頭から盛大に。
そのためこうして洞窟で震えるハメになったのである。

不穏な気配も無く、風を凌げそうな洞窟を発見できたのは幸いだったが、
それを見つける頃にはもうすっかり日が暮れていた。
少し温まったら、早く帰ろうとは思うものの、なかなか温まることができず動くに動けない。

(カゼひかねーといいけど……)

ヴィアベル > 焚き火から視線を上げると、なにか飛ぶものが遠くを過ぎって行く。
暗くてわからないし、向こうもこちらに気付くことはないだろう。

暗闇を飛ぶもの。
そこから蝙蝠、吸血鬼、と連想したのか。
魔法の師匠たる吸血鬼を思い出す。

「前はよく様子見に来てたくせに、最近姿すら見せねーしよ。
 死んだなら死んだで化けてこいっての!」

あれ? でも吸血鬼って死んでるんだっけ? と首を傾げる。
魔族に関する知識はあまりないようだ。