2023/02/06 のログ
ご案内:「◆ゾス村(イベント開催中)」にミュゼットさんが現れました。
ミュゼット > 大規模な盗賊団と騎士団の争いに巻き込まれた小さな村
解放はされたものの、今もなお散発的な戦闘が続くというそこへシスターの派遣が命じられた。
選ばれた数人のシスターはいずれも奉仕隊のメンバーばかりで。

今の時期――万愛節になっても故郷に戻れない兵士たちに、幾ばくかの慰問というのが大義名分
護衛に雇われた冒険者も、支払われる金品よりも、どちらかと言えば下卑た視線を向けてくる者ばかり。
隊の中でも幼さの目立つ少女としても、求められれば、もちろん奉仕はするけれど、そうした視線には居心地の悪さを感じるばかりで。

「主よ、傷つき迷いたる者に、救いの御手を―――」

だからという訳ではないけれど、村に着いて真っ先に向かったのは戦火に焼かれた教会――の跡
瓦礫だけはどうにか片付けられているけれど、天井は焼け落ち、夕暮れ空が覗いている。
当然のことながら、ステンドグラスは木っ端微塵に割られて、安置されていた聖像さえも見当たらない。
そんな廃墟に膝をついて祈りを捧げ。