2020/09/30 のログ
ご案内:「◆ゾス村」にイディオさんが現れました。
イディオ > (今回の依頼は、ゾス村の護衛という事だった、最近ゴブリンたちが増え始めていて、ゾス村の人では手が足りなくなってきたとの事。
本来であれば、イディオは受けるような依頼ではないのだけれども、最近は少し資金が欲しいと言うのと、冒険者が少なかった―――別の依頼に出ていて受けられる人が、と言う意味だが少なかった。
それと、一人ではなくグループでの依頼という事で即席のチームを作っての依頼。)

「まあ、それなりにゾス村は大事なところ、ではあるからなぁ。」

(今回は、村の入り口付近を割り当てられた。即席チームと言っても村全体を守るには人数がそれなりに必要なので10人程度の大チームだった。なので、各場所にツーマンセルで人を置き、警戒と防衛を行う事となっている。
イディオも、その例に漏れず。
ただ、装備が大盾に、クロスボウと言うものなので、入り口の防衛に充てられたのである。相方は今現在は哨戒に出ている。
夜の時間が、一番ゴブリンだ度が活性化する時間だ。
幾らゴブリンが馬鹿でも正面からくるという事は――――。
有った。

その証拠がその辺に転がっている、倒して埋めている。
だからこそ、男たちは油断することも出来ずに、警戒するのだ。
もう少ししたら、交代が来るだろう。)

イディオ > 「―――。」

(暫しの間、警戒している、ゴブリン共の気配はない。彼らが苦手とするものの匂いを発する袋なども使っているからだろう。しばらくはこれで時間を稼ぎ、ゴブリンの巣を見つけるのが、ギルドの方針らしい。
そして、巣を見つけたら、一気呵成に叩くと言うのだけれども、さて、どうなる事なのだろう。今回の依頼での男の役割はこの村の防衛だから、ゴブリン退治の方には参加はしないのだが、経過自体は、気になる物だ。)

「――――?」

(そういえば、と男は周囲を見回す、相方が居ない、一寸トイレと言って離れたはずだけれども、戻ってこない。村の中に戻ったはずだからゴブリンにやられたとは考えにくいのだがさて。
探しに行こうにも持ち場を離れるのは良くないし、と男は軽く肩をすくめる。
此処では慣れてゴブリンがやってくれば、それはそれで問題になるし。

いざとなれば、笛を吹いて仲間を呼ばねばなるまいし。
さぼりなのだろうか、さぼりだったら後でぶんなぐってやろう、と溜息を大きく一つ。)

イディオ > 「――――。」

(本当に、相方は何処に行ったのやら、とは言えだ、そういう仕事をする冒険者は査定に響く。当然こういうチームで動く時の報酬は下がる物だ。
もし、ゴブリン共にやられていると言うのなら、その時は防衛網の再度の見直しなども必要になるというか、普通に大ごとになる。
ぶんなぐりたいとかそう言うのは在っても、安全―――無事でいては欲しいと思うものだ。
何事も無ければいいのだが、そんな風に考える。
そろそろ星の傾き具合から、交代の時間だと、冒険者は息を吐く。)

「―――ち。」

(そして、村の外からくる足音、一つ、二つ……ゴブリンだろう。
やってくる足音、襲撃だと理解して男は盾を構えなおす。
そして、まずは笛を吹き、ゴブリンが来たことを村に、冒険者の仲間に伝える。

それから、戦闘が始まる、小競り合い程度のものだが、戦いは戦いだ。

結論から言えば、冒険者仲間が巣を見つけ、退治するまで、守り通すことは出来た―――。)

ご案内:「◆ゾス村」からイディオさんが去りました。