2020/07/15 のログ
ご案内:「◆ゾス村(イベント開催中) 村はずれ」にイエナ・イズバックさんが現れました。
イエナ・イズバック > 「やっぱり村の酒場に行った方がよかったかな」
ハイエナ系ののミレー族の女戦士が焚火の傍に陣取り、大きな革袋の中身を飲んでいる。
冒険者として訪れたこのゾス村で、今日の昼は仲間と一緒に盗賊残党どもを蹴散らしてきた。
仲間は村に帰ったが、イエナは一人、見張り番としてこの村はずれに残っていた。
昼の戦闘の興奮はしずまり、今や彼女の心はおだやかなものである。
革袋の酒をまた一口飲む。
今夜はここで夜明かしするつもりだ。
もし盗賊や怪物が現れる事があれば、その酔態のままで戦う事になるだろう。
「! 誰だ!?」
背後の遠い茂みに何かの気配を感じた気がし、イエナは誰何の叫びを挙げた。

イエナ・イズバック > 茂みがガサガサと音を立て、イエナは背の太刀を抜こうとする。
しかし、中から飛び出したのは一羽の兎だった。
「何だ。ウサ公か」
気を抜いたイエナは背の鞘に抜きかけた太刀を収めると再び、焚火に向き直った。
やがて、座ったままいびきをかき始める。
見張りのはずが爆眠とは、これならカカシを置いておいた方がマシだろう。
結局、その夜には危険はなく、イエナは朝まで眠り続けるのだった。

ご案内:「◆ゾス村(イベント開催中) 村はずれ」からイエナ・イズバックさんが去りました。