2020/05/20 のログ
ギュンター・ホーレルヴァッハ > 過剰な飢えが、少女の肉体を文字通り壊していく。
それでも尚、抵抗の手を止めない少女。抗う事を止めないその姿は、己を愉しませるに十分なものであった。

「……その抵抗を嗤おう。無碍にしよう。余裕を以て、振り払おう。しかし、決して無駄だとは言わぬ。足掻く事を止めぬ貴様の姿は、好ましいものだ」

それは少女に向けられた言葉の中で、唯一高慢も傲慢も無い声色だったのかも知れない。
己に取って、諦めは最も唾棄すべき事。逆を言えば、他者の心を折り、平伏させる事が至上。であるならば、酸素に餓え、快楽に餓え、肉体と心が悲鳴を上げながらも尚、己の身体を打つ少女に対して、穏やかな口調で声をかけるのだろう。
尤も、言葉にもならぬ様な吐息を零しながら、己の肉棒に頭を寄せていく少女に己の言葉が伝わっているかどうかは、余り自信が無かったのだが。

だからこそ、少女の精神を壊さんとばかりに重ね掛けされた魔術が、その折れぬ心にどんな影響を及ぼすのか。
諦めか。それとも、健気な抵抗を続けるのか。流石に、命に係わる迄追い詰めるつもりは無いので、壊れてしまいそうなら適当に解放してやるべきか。
欲望に負けて口淫でもするのだろうか。或いは、剥き出しの急所に一矢報いようとするのだろうか。
少女の有様に、半ば暢気な迄の思考を走らせていたが故に。
少女が発揮した正しく馬鹿力に。強化した肉体ですら反応が遅れ、あっさりと上下はひっくり返る。視界に映る天地が入れ替わり、見上げる先には隻眼の少女。
思わず、武具を生成しようと魔術を唱えかけた、その時。

「……っ、く……!馬鹿か、貴様…!その身体で、自ら跨って快楽を貪ろう等、と…!」

渇いた秘部へ強引に肉棒が沈めば、僅かに表情を顰めつつ、叱咤する様に少女へ叫ぶ。
過呼吸を繰り返す少女が、肉棒を飲み込んで上下運動を繰り返せば――流石に、"本当に"壊れてしまうかも知れない。

「…そんなに私から奪いたいか。飢えを満たし、渇きを癒す為に、私から強奪しようと抗うか。ならば鼠は鼠らしく、浅ましく噛り付いて、離さぬ事だな…!」

先ずは、己に跨った少女の"反撃"への褒美を。
再び魔力を巡らせれば、少女を支配していた酸素への飢えが。脳が偽りの警鐘を鳴らしていた酸素への渇望は、波が引く様にぴたりと治まるだろう。
だがそれは、少女へ安息を与えるものでは無い。未だ少女の精神を蝕んだ儘の快楽への渇望を煽り立てるかの様に、少女の腰を両手で掴むと、ごつ、と腰を突き上げて肉棒を最奥へと突き刺す。
先端から滲む先走りを潤滑油代わりに、ずん、ずん、と少女を突き上げる。魔力によって強化された肉体は、己の華奢な身体からは想像も出来ない様な力強さとストロークで、少女の躰を揺らそうとするだろうか。

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ティクス > ――後日継続にて――
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