2020/05/01 のログ
ギュンター・ホーレルヴァッハ > 「…入れただけで達したか。だがそれでは身が持たぬぞ?何せ、私はまだ吐精にすら至っておらぬ。私が精を吐き出すまでに、何度イくのか……それはそれで、愉快な見世物ではあるが」

深く。深く押し入った肉棒を引き込むかの様に蠢く膣壁。亀頭が口付け、圧を加えているのは彼女の最奥。子を宿すべき子宮の入り口。それでもまだ、肉棒は彼女に挿入されただけ。勢いをつけて腰を突き出し、彼女の奥の奥へと侵入を果たしただけ。
それだけで彼女の紫色の眸は焦点を失い、躰からは快楽に抗う力すら抜け落ちた。その様を嗤い、揶揄い、そして慈しむ。気に入った道具を、玩具を手入れするかの様に。

そうして、くたりと力の抜けた彼女の腰を掴みなおし、ゆっくりと腰を前後させる。締め付ける膣内を押しのける様に肉棒が引き抜かれ、引き込む様に蠢く膣壁をこじ開ける様に強引に突き上げる。
決して早い抽送では無い。寧ろ、緩慢とさえ呼べる様な動き。だがそれは、一突き一突きが深く、重く。彼女に何度も何度も絶頂を注ぎ込むかの様な抽送。

「…啼け、喘げ。快楽を求め、肉欲を求め、そして、私を求めて泣き喚け。私が貴様に精を吐き出すに至れる様に、精々愉しませてみせろ」

ずちゅ、ぞちゅ、と腰が突き出される度に部屋に響く淫等の水音。その水音を掻き消す様に、彼女にゆっくりと覆い被さるとその耳元で低く囁いた。
快楽に溺れる様を、己に見せる様に、と――

アミスタ > 「──ぁ、あー…………ぅ、ん……っ、ふ、ぅっ……」

弾き飛ばされた意識が幾分か戻る。薄い腹の中に、少年の分身の熱を感じながら。
望むと望まぬとに関わらず、度重なる快楽で調教された身体は、絶頂のまま揺蕩う事を許してくれない。
蓄積された快感こそ消えぬまま、直ぐにも次の予感に蕩けて、肉壁を熱く震わせる。
ましてや今は、魔の術に思考も感覚も狂わされているのだ
奥の宮を押し上げられている。そう認識しただけでも再び飛んでしまいそうな程なのに──ああ、彼の言う通りだ。
まだ何も終わっていないどころか、始まってもいない。そう知らしめるように、律動が始まる。

「あ、うぅっ……! ぅ、あ、あっ、あ、あ──んっ、くぁ、ああ、あ、あっ……ひあぁっ……!
 なん、で……ぁ、イ、っ……く、ぅっ……! っ、はぁ……なんで、こん、な……すご、ぉ、お、うぅっ……!?」

ゆっくりと。また焦らしているのかとさえ、最初は思ったというのに。
杭を打つように叩き込まれる衝撃の一つ一つに、身体が崩されて、開かされる。
浅く幾度も達して。それが繰り返される幾度目か、四肢をこわばらせて深く絶頂に突き上げられる。
戻る暇も無い。快楽の波が引くより先にまた次。次。次。
……そして、耳元へ注がれた声。

「……ぁ、あ……あな、た……ねぇ……」

シーツを掻き乱すばかりだった手が、少年の背を。
揺さ振られて跳ねるばかりだった足が、少年の腰を。
抱きしめる。或いは縋り付く。……そして、娘は破滅的な快楽を求めて、言う。
彼が嗜虐的で、焦らすのが好きで、求める餌を取り上げるのが好きで。そういう性質を理解して尚。
或いは理解したからこそ、言う。

「あなた、の……きもちい、良いの……おかひく、なる……
 も、やめ、狂っちゃう……こわれひゃ、から……やさしく、してぇ……」

……きっと本心では。
こう言えば〝絶対に許してくれない〟と思っているのだ。

ギュンター・ホーレルヴァッハ > 情欲の海から引き揚げられたかの様な彼女の吐息と嬌声。
或いは、そのまま微睡の中に堕ちていた方が良かったのかも知れないな、と薄く笑みを浮かべる。
だが、彼女は快楽の熱に意識を取り戻し、肉体から否応なしに与えられる熱に再び思考を焼かれる事になる。
それを憐れむ事も無ければ、止める事も無い。そうあった方が、面白いのだから。

「二度目か、或いは三度目か。私も一々貴様の絶頂を数える趣味は無い。だから、私に分かる様にちゃんと言葉にすると良い。絶頂を。思考が堕ちる、その瞬間を」

緩く、しかし重く肉棒を突き上げる度に、彼女から零れ落ちる悲鳴の様な嬌声。しかし、そんな彼女を休ませることも、肉欲の熱から僅かにでも解放してやることも無い。
寧ろその逆。未だ抽送の速度は緩慢でも、突き上げた肉棒で子宮口をぐり、ぐりと押し上げる。深く突き刺してから尚、その先へ押し込もうと言わんばかりに腰を密着させ、肉棒を押し込む。
そうして散々に最奥の先を叩いた上で、大蛇が這いずる様に膣内から引き抜かれていく。雁首で、亀頭で、竿で。彼女の膣内を削る様に擦り上げながら。

そうした嬲る様な行為の中で、彼女の耳元で零した言葉。
それに応える様に、己の躰に絡まる彼女の手足を、緩く浮かべた笑みで受け入れる。
より深く。より強く絡まり、繋がった互いの肉体。そうして彼女から紡がれた言葉に浮かべたのは、嗜虐的というよりも寧ろ獰猛な。漸く食べ頃になった得物に喰らい付く獣の様な瞳。

「…ク、ハハハ!そうか。良いだろう。それが望みであれば。それが貴様の行きつく先であれば。
――望み通り、願った通り。壊してやるとも、アミスタ」

引き抜かれた肉棒が、一際強く彼女の中へ穿たれる。
そして、再びずる、と引き抜かれ――腰をぶつける様な勢いで、三度打ち付けられる。
最早、抽送の動きは緩慢なものでは無い。荒々しく、猛然と。牝に喰らい付く獣の様に、何度も何度も、激しく肉棒が彼女の中で暴れまわる。

肉と肉がぶつかり、彼女の蜜を掻き回す音が、一層激しく部屋中に響き始めるだろう。

ギュンター・ホーレルヴァッハ > 【継続予定】
ご案内:「◆ゾス村(イベント開催中)」からギュンター・ホーレルヴァッハさんが去りました。
ご案内:「◆ゾス村(イベント開催中)」からアミスタさんが去りました。
ご案内:「◆ゾス村(イベント開催中)」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
ご案内:「◆ゾス村(イベント開催中)」にアミスタさんが現れました。
アミスタ > 言ってしまった。もう引き返せない。そう認めた瞬間に増幅される喜悦。
互いの肩の上に置かれた顔。表情で示すことは出来ぬにせよ、もしその様を見たのならば──
鳴かされている。泣いているのに、唇はだらしなくも笑みを浮かべている。
きっと無意識に、逃げられないという絶望が嬉しくて淫蕩に微笑む少女の吐息が、途切れ途切れに少年の耳を撫でた。

「あぐうっ……! ふ、あっ、あああぁっ、あ……なん、かい、わからない……。
 わかんないっ、けど、イくっ、イってるっ──ずっと、ぉ、おっ、おぉぉっ……!」

胎の中、襞の一つも余さずに突き上げられて、獣のうなり声のような嬌声を響かせる。
子宮口ばかりか子宮そのものまで、身体の中で位置を変えているのではないかと思う程に、深く。
深く与えられる度に絶頂にわななく肉壁は、陵辱者の幹を包み込んでは不随意に震えて喰い締める。
昂ぶった身体は、それだけの行為でも達するに足りている。だから。
自分から吸い付いて、そのせいでイく。そんな事を幾度も幾度も繰り返す。
……その果てに、遂に。少年が笑った。牙を剥き出しにしたのかも知れない。その真は、娘の知らぬことだった。
分かったのは一つだけ。

「──ぉ、ふ、ぐうっ」

ばすん、と最奥までを、これまでの非でない速度で貫かれた事だった。
下階からでも耳を澄ませば聞き取れそうな程の嬌声が、一度、完全に途切れた。
舌をだらりと突き出して、瞳はあらぬ方を向き。少年に絡む腕も脚も、潰れた蛙のようにベッドに落ちる。
けれど、数度の抽挿で再び意識を引きずり戻されれば、ひゅうっと喉を鳴らして息を吸った直後に、

「あ゛っ、が、あ゛、あ゛ぁ゛ーっ!? ぎぃっ、イ、ぐっ、イぐぅっ、うぅうぅぅっ!
 ぃぃいっ、ぎ──ぃ、イっ、てる、たくひゃ……ぁ、ぁおぉおぉっ、お゛ぉぉおお゛ぉおぉぉっ……」

……与えられた〝命令〟を遵守しようとしたのか。それとも本能が〝主人〟に媚びただけか。
言葉を発せられる限り絶頂を宣言しながら──それも、叶わなくなる。

ギュンター・ホーレルヴァッハ > 少女が望むのは、単なる肉欲か。嗜虐されている、という事実が生む快楽か。或いは、その全てが交じり合った暴虐の様な情欲か。
何にせよ、己には関係の無い事。彼女が何を望もうと、溺れようと。己は己の望む儘に少女を使い、穢し、壊すだけなのだから。

「そうか。ならば延々と達し続けると良い。それが望みだったのだろう?そうあれかし、と貴様は自ら望んだのだろう?
声帯を枯らし、身を捩らせ、精神を蝕んで。それでも尚、イき続けろよ、アミスタ」

子宮口に何度も突き立てられる肉棒は、今にもその先へ。子を宿すべき場所へ亀頭を捻じ込もうと押し込まれる。
尤も、捻じ込もうとするだけで少女の最奥の先を。子宮そのものへの侵入は辛うじて防がれている。或いは、敢えて踏み止まっているともいうべきか。
膣壁が肉棒を締め上げれば、先走りの液体が軽い吐精の様にぴゅくり、と吐き出される。少女の蜜と雄の体液で満ちた少女の中を、我が物顔で貫き続ける。

そして、少女の願いに応え、速度と体重を乗せた肉棒が鉄杭の様に少女の中に押し入れば。
――少女の反応は劇的であり、己が望むモノであった。過剰な快楽への防衛反応か。或いは、生存本能が少女に与えた情けか。一瞬、その意識を完全に途切れさせた様な少女を、勿論休ませる訳が無い。

細い腰を掴みなおし、打ち付ける腰の速度を速め、喰らい付いた獲物を引き摺る獣の様に、肉棒が少女を蹂躙する。

「…良い様だな。溝鼠とて、交尾の際はもう少し上品だろうよ。私の熱を吐き出す為だけに。私の精を受け止める為だけに。それによって得られる金貨の為に。それだけの為に、ヒトであることすら投げ捨てた気分はどうだ?」

少女の耳元に舌を這わせ、軽く舐め上げながら囁く。少女の耳元に届くのは、相も変わらず愉快そうな笑みを含ませた己の囁き。
――しかし、己の吐息は僅かに。しかし確実に熱を帯び、乱れ始めているだろう。達し続けている少女の膣内を蹂躙する肉棒は、最早いつ暴発しても可笑しくはないのだから。

アミスタ > 華奢な身体が揺さ振られて、悲鳴が上がる、絶叫とさえ呼べよう嬌声が上がる。
もはや耳を澄まさずとも、誰かが二階へ上がって来たのなら扉を隔てても聞こえよう程に。
魔術により奥底から引き出された快楽欲求は、未だに薄れる事も無く燃え上がっていて、下火になる様子は無い。
むしろ絶頂を繰り返す度、脳髄を焼き切るような快感が襲う度、積み重なるように情欲が増すようだ。
ぐったりと手足をベッドへ落としたまま、突き上げられる腰ばかりが、出来の悪いダンスを踊っている。
がくがくと跳ねる腰が幾度か少年を振り落とそうとするも、非力な娘は何処へ逃げることも出来ず、

「ぉ、お゛おぉっ、お、ごぉっ、ふ──ぃい、い、です……気持ち、い、ひ、ぎぃぃっ、ぃい゛いいぃぃっ……!
 イ゛、グぅっ、まら、ひぐ、ひぬ、ひんじゃっ、あ゛っ、あ゛、お゛あ゛あぁぁっ……!」

どうにか。人のような言葉を返す。……その後、直ぐにまた、獣のように盛って吠える。
ずるずるに蕩けた秘肉は、押し込まれた肉棒と溶け合うように、愛液と合わさってべったりと絡みついて。
それが引き抜かれれば、癒合しかけた粘膜二つを引き剥がすよう。
ぐぢゅうっと水音も露骨に奏でながら、娘には瞼の裏が白く燃えるような絶頂を。
少年には、暖かな軟体生物に隙間無く張り付かれているような密着感と、それが故の、一点も余さぬ摩擦とを。
快楽は等分の筈なのに、同じだけの水を注がれても、娘の小さな器は容易に溢れてしまう。
ずっと、ずっと溢れ続けていて──二桁など、とうの昔に飛び越えていよう。
薄れて霞む思考の中、快楽の合間に娘は思う。永遠にこの時間が続くのではないかと。
だが、人の域を超えられない身体はもう、目の焦点を合わせる事さえもままならない。
子宮口は低く下がり、もう、指先でさえ触れられよう程に。……その口もまた、度重なる快楽に緩み解れていく。
受け入れてはいけない場所。受け入れられる筈の無い場所。けれども。
〝ヒトであることすら投げ捨てた〟のだから。
幾度もの接触の果てに──ごぼんっ、と。

「ぎ、ぉおっ!? ぁ、か──っ、ひぃ、ぃ、ぉ、お゛おおおぉ、ぉお゛おぉお゛ぉぉぉぉっ……!」

薄腹に少年の形が浮かんだ。最奥の聖域が押し広げられて、狭口がごりゅっ、と切っ先の楔を飲み込む。
つるつるとした内壁がぴたり、ゴム膜のように亀頭部に張り付いて、膣内は竿をきゅうきゅうと締め付けて。
長く長く、断末魔のような嬌声が響いて、鳴り終わってもまだ、胎内の収縮は終わらない。
餓えた腹が一滴残さず啜り尽くして、満たされるまでは、きっと──。

ギュンター・ホーレルヴァッハ > 終わらぬ絶頂に溺れる少女には、更なる凌辱を。
痙攣の様に跳ねる少女の腰を己の躰で抑え込む。荒々しく抽送を続ける肉棒は、時折微細に角度を変えて不規則に膣内を穿つ。
腰を抑えていた己の掌は少女を押さえつける役割を己の躰に託せば、少女の腰を、脇腹を、乳房を、弄るというよりは果実を捥ぎ取る様に這い回るだろう。
指先も肉棒も、少女の躰に突き立てられた牙の様に。

「…ほう?過度な快楽で死ぬというか。だが、それは許さぬ。貴様は生きたまま、精神も思考も焼き切れながら、快楽に堕ちねばならぬ。大体、勝手に死などと言う安息を、私が貴様に与える訳がなかろう?」

少女の生死すら、此の褥の上では己の手中だと嗤う。理性などとうに崩落しているだろう少女に刷り込む様に、低く、ゆっくりと、囁く。
癒着したかの様に己の肉棒に絡みつき、纏わりつく少女の肉壁を時に引きずり出す様に。時に押し戻す様に肉棒は引き抜かれ、突き上げられる。
最早、腰を打ち付ける度に聞こえるのは互いの躰がぶつかり合う渇いた音では無い。粘着質な、過剰な水分をかき分ける様な、ばちゅん、ばちゅんという淫らな交尾音。
激しく軋むベッドと、響く水音は最早少女が訪れた時の部屋の印象を大きく塗り替えている。籠った熱気は、ゆらゆらと漂う様が視覚出来る程。

それでも。とうに限界を迎えた少女の最奥。子宮口が阻む先へと肉棒を穿とうとしなかったのは、最早己が強引に捻じ込まずとも、という確信があったから。
最上の嗜虐が、少女を奈落へと堕とすのならば。少女の躰と心はきっと己に差し出すだろう。肉棒を、男の欲望を受け止めるべきではない、その場所を――

「……っ…く……は…!…無様よな、とうとう、其処まで私に差し出したか。快楽を求めるが故に、牝としてその全てを差し出したか。浅ましい事だ、愚かな事だ。……だが、それでこそ、私の玩具に相応しい…っ…!」

嬌声、というよりは悲鳴。悲鳴、というよりは、最早絶叫。
少女の子宮を貫いた肉棒は、最早其処から引き抜かれる事は無い。小刻みに、浅く、早く肉棒を揺らし、亀頭は子宮のあらゆる場所に無遠慮に押し付けられる。時折体重を乗せれば、少女の内臓すら直接刺激する程に深く肉棒が押し込まれる。
引き抜かれる事無く、少女の膣壁を竿で擦り子宮を蹂躙していれば、きっと少女には伝わるだろうか。子宮の中で鈴口が開き、流れ落ちるが儘の先走りを先導にして、いよいよ射精の時が近い事を。ぶるぶると震え、一際大きく膨らみ始めた肉棒の質量を。乱れ始めた己の呼吸と、熱を。

「……っ、く……そろそろ、出すから、な…!貴様の中に、一滴残らず、全部…っ…!」

そして、最後に一際大きく突き出され、膨れ上がり、くぱ、と開いた鈴口から。濁流の様な勢いで少女の中に白濁が放たれる。
輪精管を押し広げ、みちみちと膨らんだ肉棒から吐き出される白濁は、少女の子宮を叩き、満たし、そのまま膣内へと溢れて流れ込む。
射精しながらも小刻みに突き出される肉棒は、一滴残さず少女に白濁を注ごうとする様な、獣めいた動きで。

アミスタ > 一番深く、一番高く──女の悦びの最上まで突き上げられた娘の身体は、電流を流されたように跳ねていた。
腹の内を押し広げる肉棒に吸い付いたまま、その律動に合わせて、ビクッ、ビクッ……と。
首を仰け反らして白い喉を晒し、背を浮かせていた身体も、やがてその力を失ってベッドに沈む。
快楽に塗り潰された思考が感じ取るのは、もう、何処とも分からぬほどに痩身を毒した情欲と、

「……ぁ、あ……っ、で、てる……っ、いっぱい、ひ、ぅ……」

忽ち底の聖域を満たして、膣内に逆流する白濁の熱。
もう泣き叫ぶ力も無いが、それでも少年が腰を揺らすならばその度に、肉壁も収縮して快楽を示す。
それに合わせて、隙間も無い程に密着した結合部が内側から押し広げられて、入りきらなかった白濁を噴き出す。
こぽ……っ、と溢れ落ちた精は少女の尻を伝って、シーツの上へと落ちて行く。
膝を曲げたまま、ぐしゃっと潰されたように広げた足を取り繕うことも出来ないまま。
あさましく幾度も絶頂を貪った身体の全てを曝したまま、娘は暫し浅い呼吸を繰り返し──やがて。

「ふ、ぅ……っ、うう、っ、く……んぅ……」

ぐったりと、もう指を動かす事すらも気怠げに四肢を投げ出して──まだ余韻は身体から抜けきれず、肌も赤みを帯びたまま。
枯れた喉が、掠れた声を押し出す。

「ねぇ……ねぇ、あなた……名前、は……?」

ギュンター・ホーレルヴァッハ > 何度も何度も。煮詰まり、濃縮した様な白濁を少女の中に吐き出し続けた。漸く射精を終えた時、互いの汗と、零れ落ちる体液でベッドのシーツは噎せ返る様な淫臭と水分を含んでいた事だろう。
そんなベッドの上で、漸く射精を終えた肉棒がずりゅ、と引き抜かれる。栓の役割を果たしていた肉棒が少女を解放した瞬間、既に溢れ出す程に満たされていた白濁と蜜とが更に少女の下腹部を濡らすだろうか。

「………ふ…は、ぁ……っ……暫く、休むと良い。貴様に掛けた魔術も、そのうち消え――」

乱れた息を整えながら、ぽすんと少女の隣に横たわる。
そのまま少女に休息を取る様に命じた言葉は、問い掛けられた言葉に中断させられて――

「…ギュンター……ギュンター・メルヒオール・フォン・ホーレルヴァッハ。それが私の名だ。貴様を金で買い、嬲った悪辣な男の名だ。精々、忘れぬ様心掛けよ」

少女に顔を向けると、尊大な口調ではあるが穏やかな笑みで、その問い掛けに答えるだろう。

アミスタ > 「んっ……」

一塊、ごぼっ……と逆流する白濁と、己の蜜の混ざり合ったもの。
平時ならば顔をしかめる程の猥雑な匂いも、今の娘の身には媚薬も同じだ。
もしこうも絶頂に狂わされていなかったのなら、手指は秘所を掻き回し始めていたかも知れない。
……だが、それも暫しの事。
身体を休めていれば少しずつ、少しずつ淫蕩の熱も引いて、正常な思考が戻ってくる。
ヒトとしての尊厳を投げ捨てたような醜態は、魔術の導きこそあれ、確かに自分の示したもので、

「……うぅ……ぅううぅぅぅぅぅうぅぅ……」

羞恥に耐えきれず、呻きながら俯せになる。己が問うた名を応えられても、暫くはそうやって顔を伏せたまま。
そしてようやく顔を上げたのなら、首と肩だけで振り向きながら最初に言う言葉は、

「……ギュンター……あなた……性格、悪い……。
 だから厄介もの扱いされてるの……?」

照れ隠しも混ざった悪態。