2016/11/05 のログ
ご案内:「ゾス村」にアンブロシアさんが現れました。
■アンブロシア >
眩い太陽が照らす昼間だと人口の少ない村とはいえども村民や旅人などが行き交い人目も多い。その中には戦闘力の高い武装した人間が決して多いとは言い切れないが、片手ほどは居るだろうし、武具になりそうな濃厚具は散乱している。武器とは言えないそんな装備でも脆弱な魔物には脅威となる……。
――しかし今は夜。夜の帳が落ち、月明かりと星空が陽光の代わりに降り注ぐそんな夜。
秋風に紛れ魔物の匂いは流れ、夜の闇はその不気味な姿を隠してくれる……夜は魔物たちにとって狩りの時間である。
無防備にも愚かにも一人で夜道を歩く者を探し、人里に紛れた魔物は獲物を探す。
……ズル……ズルズル…………
静かな夜に響くのは重たい何かを何かが引きずる音
音の主はくたびれたローブを隙間無く着込み、フードを深く被った人影。
その足取りは重く、時折左右にぶれてはよろめき、危うさを見せている。が本当に危ういのはそんな人影に不用意に近づく者だろう。
魔物はその遭遇を求め、繁殖する為の苗床を求め村を歩き続ける。
■アンブロシア >
月が照らし、村の数少ない外灯が人影を照らし生み出す影は人と何一つ変わらぬシルエット。頭部が有り、胴体が有り、足元隠すローブの裾は長いかハッキリと足先を映す事はない。ただ人影が歩く度に何かを引きずるような音は続き、足音の代わりに何かに濡れたか土が黒い染みが地面に広げていた。
「………ァア…………」
人影は声に似た音をフードの奥底から響き奏でる。
聞く者を不安にさせる声ならぬ声。
人影の正体はモンスター
リビングドール、リビングメイル、ミミック、と呼び名は幾つも有る、モンスターが居る場所には大抵存在する有り触れたモンスターだ。
しかし、そのどれもは知性も無くただ無差別に力を振るうか、それとも獲物が近づくまでじっと潜んでいるしか出来ない存在。
――でもこの個体は違う。
人間の旅人が着込むようなフードつきのローブに巣食い、人を真似、人里に下りて犠牲者を探す特殊な個体。人間が手を振れば手を振り返す程度はやるだけの知性もある。
今宵はそんな魔物が村を彷徨っていた。
ご案内:「ゾス村」にミーシアさんが現れました。
■ミーシア > 村の外れの更に外の、かろうじて村の囲みに入っている
小さな建物。
そこは村人によって監禁された、慰み者の少女の住む家。
今も、村人か村に来訪した者かの訪れをベッドの上で蹲る
ようにして待っていて。
「今日は誰か来るのかな、来ないのかな…寂しいな、一人で
いるのは、寂しいな……」
まさか、村の中に人ではない何かが入りこんでいることなん
て露知らず。
抱えた膝に顔を埋めるようにしながら、孤独な時間を耐えて
誰かの何かの来訪を待ち続けている。
■アンブロシア >
魔物は本能的に獲物を察知する術を持ち合わせているか、最初は村をただただ彷徨うだけの歩みしか見せていなかったが、
次第に歩き方は目的地に向けてのハッキリとした歩みとなっていた。
ズル………ズル……………
声の代わりに重たい何かを引きずる音
それは夜の闇に溶け込むように消え、道を行き交う
人々の視界から消えていく……。
――そして魔物が辿り着いたのは1軒の家屋
周りに多数の人の気配は無く、魔物が感じるのは小屋の中に一つの気配だけ。
であるなら、魔物は迷う事無く足を一度たりとも止める事無く小屋の中にヌラリと入り込み……
ローブを着込み、深くフードを被った人影はベッドに蹲る少女の前に姿を見せた。
ちょうど灯りの都合かローブを着込んだ人影のフードの奥に隠れた表情は見えず、まるで落ち窪んだようにフードの中は闇で満たされていて。
■ミーシア > 家の入口から何か不思議な音がする。
何かを引きずるような濡れた音。
その音が一度、家の扉の前で止まったような気がしたと、そ
う思い顔をあげれば深くフードをかぶった人物が目の前に立っていて。
「あ…い、いらっしゃいませ…私はミーシアと申します。
お客様…で宜しいのでしょうか?」
自分の家を訪ねてくるのは自分を慰み者にする村人か、村の
歓待の一環として自分を抱きに来る人だけ。
慌てて蹲った体勢から、正座するように座り直して頭を下げて。
だから、きっとこの不思議な人もそうなのだろうと思ったの
だけれど、どこか様子が変で…普段なら聞かないようなことを
不安そうな眼差しで見つめながら言ってしまう。
■アンブロシア >
少女の問い掛けにローブの袖を重々しく持ち上げてから、人が人に挨拶する様に袖を左右に振るう。
その度に粘液の飛沫が僅か室内に飛び散るが、魔物は気にする様子も無く、少女の不安そうな眼差しを受け止めながら、
重く何かを引きずるような音をたて、室内へと更に入り込む。
ズル……ズルズル………ズル……
小屋の外から小屋の中に続くナメクジが這い進んだ跡に良く似た濡れ跡。そして今宵獲物と定めた少女が正座し座るベッドへ
と辿り付くと、挨拶の真似事をする為に左右にふるった袖を両腕をベッドの縁へと下ろす。
――そうすれば間近の距離に座する少女にフードの奥の闇の奥底に何かが絡み合い蠢く様子を見せつけ、
そのフードの頭部があるべき場所の奥から行き成り無数の触手を伸ばす。
人の指ほどの太さから鉛筆や藁程度の太さまでの様々な触手が無数に、少女の頭部を相貌を狙い粘液と滴らせながら緩い速度で空を這いより進む。
■ミーシア > こちらへと来る相手の人が立てる音とは思えない足音。
声をかけても一切、声を出してくれない相手。
その何処か普通ではない様子に不安はますばかりでも、相手の
仕草が少しだけ人間らしい動きをするのを見るとちょっとだけ
安心して。
「もしかして、お声がでな…え…あ…いや…あぁ…!?」
近づいてくる相手、ベッドの縁に手を着いた相手、その顔に
あたる部分を真正面から見て。
そこには人間の顔はなく、無数の触手が絡み合うのが見えるだけ。
そしてそこから触手が顔に向かって伸びてくればベッドの上を
後ずさりして、首を振って手を前に出して相手を拒絶するよう
に振ってしまう。
■アンブロシア >
少女の問い掛けに反応を返したのは最初の挨拶の部分だけ、でそれ以上は複雑な反応が出来ず反応する事はない。
それ以上に反応する余裕すらない程に獲物に対して興奮している所為かもしれない。
その興奮の理由はひとつ
狩猟者を前にして、獲物は拒絶する様子を見せ、逃れようと後ずさりをさえしてみせたから。
逃げる者を追う悦びは魔物も同じ、後ずさる少女を追い、魔物はベッドの縁から更に一歩前に進むと、ベッドのシーツに粘液で染みを残す袖を持ち上げて、我慢しきれない触手達は一斉に朽ちかけた巣からローブの中から這いずりだす。
ドサと重たい音はそんな脱ぎ捨てられた「巣」が
ベッドの上に落ちて広がる音、そして其処から無数に沸く大小様々な触手は獲物と定めた少女を追い詰めるようにベッドを這う。
――その中でも行動の早い触手達は前に突き出された少女の左右のどちらの手首にヌルとした感触と共にまきつき、螺旋に絡みつく事で少女の腕を這い上がって薄衣の袖から中へと潜り込もうと蠢く。
■ミーシア > 「え?えっ?えっ!?な、なに…?いやっ、来ないでっ!
ひぃっ、気持ち悪い、気持ち悪い、いや、いやいやいやっ!
来ないで、化け物っ!」
ベッドの上を後ずさる、それでも化け物は近づいてくる迫って
くる。
ローブの中からあふれ出る触手の群れに涙を浮かべ、どさ、と
音を立てて倒れるものに悲鳴を上げてしまう。
そして触手が手首に絡みついてぬめぬめとした感触が伝われ
ば思わず手を激しく左右に振って振り払おうとして。
「いやいやいやいやいやぁっ!来ないで、近づかないで、気持
ち悪いっ!いやぁっ、駄目っ!入ってこないでぇっ!」
手首から振り払うことも出来ず、あろうことかそれどころか薄
い衣の中へと入りこんでくる触手に体中に怖気が走って。
どうにかその触手を掴んで肌の上から退かせようと抵抗する。
■アンブロシア >
触手同士が絡み合う音はまるで少女のあげた悲鳴を痣毛笑うようにグチュ、グチュ、グチュ、と濡れぐもった音色を奏でていく。
もし群体である魔物が群体でなく人型であればきっと笑い声をあげていたであろう、そんな濡れた音を小屋に響かせる。
一度獲物を決めた者をアンブロシアと呼ばれる魔物は逃さない。
ローブを被ったままに移動する触手
中より這いずり群がろうとする触手
白いベッドは赤黒い不気味な肉色の触手が筋の如く、其処を埋めていく。
右手首にも左手首にも絡みついた触手、その二本の不気味な肉の縄は左右に振られても決して抜けず落ちず、代わりに表皮に滲む粘液だけがベッドのシーツに散ってしみを作るのみ。
そのまま少女の白く細い腕に絡みつき、人のぬくもりを表皮で味わう触手は更なるぬくもりを求め、薄衣の中を進み、その布に収められた柔肌にも手を出す。
魅惑のふくらみ、栄養素を滲ませる機能を兼ね備えた乳房の丸み、其処がそう熟しているかも知らず、
左右の手首から腕に巻きついている触手はつかまれればニュルと布と柔肌の間で滑り、不気味なヌメリを肌に擦り付けた後、丸い頭部で乳房の先端をヌルヌルと上下に擦り上げ始める。
その行動とは別に群体であるが故に身勝手に、別の触手は少女の足元からスルスルとその足の狭間へと入り込もうとしていた。
■ミーシア > 「いやぁ…来ないで…近づかないで…ひっ…」
段々と近づいてくる触手に涙を浮かべて震え、服の中に入る
触手をのけるよりも入ってくる方が多くて徐々に爪先から
触手に覆われてしまい始めていって。
「いやぁ、ぬるぬるして…気持ち悪いぃ…辞めて、赦して、誰か
助けて…ひぃっ!!いやっ、そんなところ触らないでっ!!」
薄衣の中に入りこんでくる触手の、ぬるぬるした気持ちの悪い
感触が胸にまで振れてくれば胸をかきむしるようにして。
そのぬるぬるが乳房を這いまわって、乳首へと擦りあげ始める
とその気持ち悪さにまだ感じるまでは至らず、ただ、薄衣を脱
いで胸元を這う触手を少しでも取ってしまおうと、掴んで投げ
捨てようと。
そちらに意識が向いているせいで、足の間に入りこもうとする
触手には気づいておらず。
■アンブロシア >
少女の唇から紡がれる言葉は触手の群れを更に増長させ、悦ばせ、興奮させてしまう。
静かに対象に絡みつき、群がり貪る方法で獲物を襲う筈の触手達は興奮に我を忘れた様子で次々に少女の身体に群がっていく。
その華奢で細い肩に小さな臍の隠れた腹部に圧し掛かり、薄布を少女が自ら脱げば布と共に落ちる触手もいるが、直ぐに別の触手が少女の身体に圧し掛かろうとして近づこうとシーツの海を泳ぎはいよる。
その中でも残ったのは少女の細い両手首から薄布に残った二本の触手達。
それは少女の腕に螺旋状に巻きつかせた身体を解き、少女の腕を解く事で完全に衣服に入り込んでおり、薄布がなくなれば邪魔は無くなり、少女の抵抗する最中、柔らかそうにたわわに実る乳房にニュルニュルっと巻きつこうと少女の柔肌の上を這う。
脚の合間に潜り込もうとしていた触手はその状況下でも狙いは変わらず、太股の内側を撫で皮膚を擦りつけながら、少女の太股の付け根まで潜り込むと、親指くらいの太さの身体を頭部を少女の割れ目にヌルと擦りつけ、否応無しに頭部を上下に揺らして、胎内に潜り込もうと蠢く。
■ミーシア > 「いやぁっ!やだ、食べられる、食べられちゃう、助けて!
誰か!お願い、助けてぇ…!ひぃっ、いや、入ってこないで!
ひぅっ、やはっ…あぅっ…!気持ち悪いっ!」
どんどんこちらに近づいてくる触手の海。立ち上がろうにも
腰が抜けて膝が震えて立つことも出来ず、四つん這いになって
逃げようにも手を突く先が触手の中。
震えるまま、とにかく身体の上を這いまわる触手を掴んでは
捨て、掴んでは捨てと無駄なことを繰り返して。
下着を付けることを許されない身の上なゆえに、脱げばもう
肌を晒すことになり、乳房の上を巻き付いてくる触手の蠢き
に何処か甘い声を零してしまうも、割れ目に擦りついてくる
触手に気付いて。慌ててその触手を掴んで投げて、身体の中に
入られないようにしようとする。
■アンブロシア >
人間が興奮すると汗をかく様に触手の群体も興奮に合わせて表皮から滲み出す粘液の量を増し、少女のきめ細かく白い柔肌と触れて奏でる粘りけ強い重たい水音の音量も増していく。
掴んでは捨てられて行く脆弱な触手もまた同じ。
少女が伸ばし掴むのに触れる指に掌にねっとりと粘液を残し、残滓の如く糸を残してべちゃ、べちゃ、と硬い床へと落ちていく。
それでも触手達の少女の裸体へと向かう進軍は止まる様子はない。
白く華奢な肩にはアンバランスな少女のたわわな乳房にまきつく触手達はギュと右の乳房から左の乳房へと交互に柔らかな乳肉を締め上げ、先端の乳頭をくびり出すほどに力を強めて、その肌に痣すら残そうとまで。
両足の付け根に唯一もぐりこんだ触手は欲望果たす事無く、その少女の手に捕らえられ、空を舞い粘液を散らしながら床へと落ちるが、直ぐに其処にも別の触手達が群がり、すらりと長い少女の脚の合間から割れ目を探し、太股の内側をすり割れ目に向かい進んでいく。
そして唐突に1本の触手が少女の嵌められた首輪から伸びた鎖に巻きつき、其処を這い上がり上るようにして、少女の首輪の上から首に巻きつこうと動いた。
■ミーシア > 「やだぁ…気持ち悪いよぉ…ぬるぬるする、べたべたする…
誰か、助けてぇ…ひぃっ…やぁ、何…?何でおっぱい…痛いっ!
ひぅんっ、やぁっ、やだやだやだぁっ!殺さないでぇ、何でも
するから、お願い、殺さないでぇっ!」
ねっとりした粘液で白い肌がどんどんと穢されて、染められて。
掴んで投げても掴んで投げても減ることなく迫る触手達、そ
れが胸に巻き付いて搾るように蠢けば甘い心地と痛みを感じ
て。乳首まで絞り出されるように締め付けられて痛みを覚え
つつ、乳首は悲しいかな徐々に反応して尖りだし。
そして、割れ目を擦る触手を掴んでまた捨てようとすれば、触
手が首に巻きついてきて。
絞殺されると思えば両手でその触手を掴もうとするために、そ
の間は触手が身体を這うのを邪魔するものは何もなくて。