2016/09/04 のログ
ご案内:「ゾス村」にドルクスさんが現れました。
ご案内:「ゾス村」にカノンさんが現れました。
■ドルクス > 王都での用事を終わりまたここに戻ってきた
人が少なく宿屋の主人や食堂のご婦人とももう顔見知り
まるで…
「何だか実家に帰ったみたいな安心感だね?」
隣を歩いてきたカノンに尋ねる
自分は少なくとも思っているがカノンはどうだろう?
やはりちゃんと腰を落ち着ける我が家があった方がいいのだろうか
「取りあえず宿屋に行って後は…森にでも行ってみても面白いかもね」
■カノン > 「うん」
共に戻る馴染みつつある部屋、顔見知りも増えて
いつも主人もいてくれて
主人の言葉に頷く顔は笑顔で、楽しく嬉しい
尻尾を揺らしながら
「主さまは疲れてないの?大丈夫?」
村まで多少なりとも距離はあるし
森との言葉に、自分のこと気をむけてくれてるような気がして
そんな些細な気遣いも嬉しく感じながら
■ドルクス > 「だよねぇ、その内ここに住めとか言ってくれないかなぁ」
これだけ顔見知りになっても割引一つしてくれないあの親父に限ってそれはないだろう、多分
カノンにはデレデレしてて甘いってのもむかつく
カノンちゃんだけなら無料でいいとか僕はキレていいと思う
「んー疲れはしたけどそんなにかな、これでも魔族だから体力は有るんだよ
だから少し森で遊ぶついでに夕食を豪華にしようかなと」
カノンは狼の獣人
狩りをして駆けるのは本能レベルで好きな事の筈
最近は余計なストレスもかけてしまっていたのでその発散にもちょうどいいかと提案してみた
■カノン > 「でも…主さまは、いろんなとこ…いくんでしょ?」
前に、いろいろ転々とすると、聞いてたから
今の発言は…住処を構えるということなのかと
感じたけど…主人がいるとこなら、どこだろうと
自分の居場所と思ってるから
他の人に声をかけられても、その他意に気づくこともなく
主人しか見えてないからで
「森いくの?狩りしてくればいいってこと?」
食事のことが出れば思い浮かぶのは
主人は肉が食べたいのかと思っての言葉で
■ドルクス > 「行くよ、けどやっぱ何処かでちゃんと暮らすって…カノンはどう?
しっかり住処を整えてた方が安心する?」
そっちの方が安心と言われるとそう考えてしまう
けど根無し草の方が気楽でいいと思う事が多く…悩む
「いや、森で一緒に…あーカノンにお願いしてもいいかな?
美味しそうな動物を狩ってもってくる、できるかい?」
狼だがカノンは同時にお爺さんとの生活で犬らしさもある
狩りと共に主人、つまり自分のお願いをこなしてもらう
その場合喜ばれるのかと考え一人で森に行ってくるように言ってみた
■カノン > 「うーん…主さまの傍にいれたら…いいけど
じゃあ、何処かにお家にして…そこから、いろいろお出かけするのは?」
常にの定住でなく拠点のような感覚か
以前話に聞いてた、主人の行動と住まいとを重ねれば
少しは答えになるものかと
今の宿屋の部屋でなく、どこかの小さくとも家のようなとこがあればで
「あ、うん、できる
主さまの好きなのある?大きいのは…がんばるけど」
顔が明るくなる
主人を見つめながら、頼まれること
期待に答えようと尻尾が左右にふりつつ、耳はピンと立って
■ドルクス > 「拠点みたいな物か、いいかもね
有ると便利そうだし考えてみようか」
高級ベッドのある拠点
いざというときにも便利だし作っておいて損はないか
良い案を出してくれたカノンの頭を撫でながら少し考えてみる
「そうだなぁ、熊とか猪より鹿みたいなのの方が好きかな
あっさりしてて食べやすいし…魔獣もあぁ見えて結構美味しいからお勧め
けど絶対に無理はしないこと、怪我しそうになったら何も取れてなくても帰ってきてね」
怪我なんてしてしまえば本末転倒、それだけはしっかり言い聞かせる
にしても予想は当たったようで尻尾が揺れている
これは嬉しい時の揺れだろう
最近見分けられるようになってきた
■カノン > 「それなら…ほかの場所にもいけるし
主さまも…ゆっくりできるかなって」
頭を撫でられたら、暖かい手が嬉しい
ニコニコが止まらなくて
「鹿…うーん、がんばる、じゃいってくるね」
自分と同じか少し大きいくらいかと考えれば
少し悩むけど喜んでくれるならと
頑張れる
主人からのお使い、森でお肉とってくること
宿から出て村を抜けるまでは人のまま
人がいなくなると獣にかわり…森の中を探しに走り回れるように
■ドルクス > 「うんうん、僕のことを心配してくれてありがとう
でもカノンももう少し自分の事を口に出してもいいからね?」
ニコニコ笑顔でこっちの事ばかり気を使ってくれるカノンが少し心配
まるで根っからの善人か聖人のようで不満もたまってないのかなと
こういうタイプにはあまり出会ってなかったのでそう思ってしまう
「いってらっしゃーい……おぉ、一気に速くなった」
気配を感じていたが森に入って数分で捉えきれなくなった
流石は狼、狩りの名手だけはある
あとはカノンの帰りをのんびり待って…部屋で本でも読んでようか
■カノン > 森に入り耳をくるくる回しても、物音もしない
鹿は…どこにいるのか森よりも岩山とかのほうかなと
少し山手にむけて進んでみたり
主人のいう鹿が見つからないまま時間がすぎて
鼻先を空にむけても臭うのは
微量でわかりにくく…
諦めて宿に戻ろうと水辺に出たときに
見つけたのは鹿の親子
少し時間はかかったけど小鹿を捕まえることはできたから
宿にもってかえる…多少、親鹿に邪魔されはしたけど
腕とかに擦り傷くらいで済んだから…まあ平気と
村の手前で人に戻り…抱えるようにしなら主人のもとへと
■ドルクス > 「ふぁ…そこは告白しないとだめじゃん
…と、帰って来たかな」
流行りの恋愛物語、勇者と女騎士の冒険を綴った本を閉じる
内容は悪くないが勇者が鈍感すぎてびっくりだ
自分が勇者ならあってその日に口説き始めるのに…と微妙な感想を抱えつつ
こちらに近づくカノンを窓から覗き一階じぇ
「お疲れ様カノン
見事に鹿を狩ってきてくれて…ありがとう」
小鹿を持ち頬を撫でる
小さな怪我をしているようだし小鹿は宿屋の親父に任せて部屋へ向かう
これで夕食は豪華になること間違いなしだ
■カノン > 上から声がして、見上げると窓に主人の姿が見えた
つい笑顔になってしまうのは止まらない
「遅くなった…ごめんなさい」
自分が思ってたより時間はかかり、村につくくらいには
息も整えてたけど
鹿を宿のひとにわたるのを見て、自分は主人のもとに近づいて
■ドルクス > 「別にそんなことで怒らないさ、ちゃんと大きな怪我はせずに帰って来たんだから問題ないよ」
なんていい子なんだと感動してしまう
やっぱり出会ったときに放置せずに一緒に居てよかった
オヤジは鹿を見て驚いてたけどちゃんと料理してくれそうでよかった
「これくらいの傷なら…ヒール」
旅のお供治癒魔法でカノンの擦り傷を治していく
ものの数秒で元の綺麗な肌に
「やっぱり治癒魔法ってどこでも便利でいいや
カノン、狩りの方はどうだった?久しぶりで勘が鈍ってたりはなかったかい?」
■カノン > 「主さま、すごいね」
見てると軽い擦り傷が消えていく、消えたとこを自分の手で触れてみても
なにもなくて
「楽しかった、いっぱい走ったし」
主人の配慮通りに、走ることも狩る習性も誰かのためにする喜びも重なり
狩りの感想を聞かれれば、尻尾は揺れて、話だす口調は明るく跳ねるように
■ドルクス > 「今時戦士でも少しはこれ覚えとけって言われるからね、カノンも覚えてみる?」
そこまで難しくもないと思う
魔力なしとか才能が0以下じゃない限り
カノンは直感でできそうな雰囲気がある
「そか、じゃぁ僕も嬉しいよ
これからはこんな風に色々動いてもらうかもだけどよろしくね」
表情と尻尾で楽しかったのがよく伝わってくる
やはり狩りは本能に刻まれた喜びなのだろう
それに加えお願いも達成されているのも大きい筈
「さて、食事は今頃用意の真っ最中だし…これからの事について話そうか」
■カノン > 「主さまが、教えてくれるなら、がんばれるよ」
魔法を目の当たりにして自分に出来る気がしなかったけど
主人が言うなら興味もでてくることで
「これからの話?」
少しだけ心がビクつく
なにか悪いこととか、離れることとかにでも結びつく言葉が
出てくるんじゃないかと不安を感じて
思わず主人の上着の腰あたりを掴もうと手を伸ばして
■ドルクス > 「じゃぁ今度練習しよう、魔法の練習は成果がすぐに分かるから面白いよ」
攻撃魔法が派手だからもっと面白いんだけどそれは必要なさそう
カノンにはどちらかと言えば地味な強化系を覚えてもらった方がいいか
「うん、今度はどこへ向かうか
魔族の国も面白いけどシェンヤンには行った事ないんだよね」
シェンヤンはこことは食べ物も文化も大きく違う
面白そうだし行ってみたいなぁ…と考えてると服の裾を掴まれた
何処か不安そうな表情のカノンを見つめ
「……あぁ、一人で放り出されるとでも思ったかな?
そんなことは絶対にないから安心してよ、一緒に居るって言ったでしょ?」
上着を掴む手を握る
まだ一人ぼっちになる不安はぬぐえていない様だ…
■カノン > 「練習、覚えることたくさんになったね」
覚えることは好きなようで
そのくらい、することがあるほうが楽しめてしまう
「そこは聞いたこともない…遠いのかな」
土地勘はまだなくて、知らない地名がでたことに小首をかしげながら
思わず掴んでた手を離そうとしたら
手を握られて、顔をあげる
「うん、一緒」
ドキッとした…いろいろ教えられて、独り立ちの準備でもしてるのかと
一瞬よぎったから
瞳が少し揺れたけど大丈夫と心にいいきかせて
■ドルクス > 「魔法はそれこそ無限大だし覚えるのはゆっくりね
僕にも使えない魔法は教えられないし」
やる事が増えて目が輝いてる
カノンが色々覚えてくれれば楽もできるし良い事づくめだ
「シェンヤンは少し遠いね
日帰りの距離でもないから行くなら暫くは向こうで寝泊まりかな」
実をいうと自分もそこまで詳しくない
なのでやはり行ってみるか…新たな発見も盛りだくさんで興味が湧く
「そうそう、カノンのおかげで僕も色々助けられてるんだから
勝手にいなくなったりしないでよ?」
一人旅から二人旅になって本当に色々変わった
もちろん大変になったことも増えたがそれ以上に隣に誰かが居るというのは心地いい
こんな事を思うなんて…カノンと会うまでの僕に見せてやりたい
■カノン > 「うん、少しづつね」
嬉しい嬉しいと尻尾が揺れる
役にたてることが増えるなら余計それは喜びで
「遠いけど、そしたら……ずっと2人でいれるね」
道中のことも考えれば、他の人との接点もうすくなる
主人を独占できるということに、頬が赤くそれを隠すように
片手で触れて
「私は、いなくならないから」
目の前の主人だけしか見てないから
自ら離れる気もなく、片手を掴まれたまま1歩前に
その体をよせて
■ドルクス > 「慣れない場所で知り合いも居ないからね」
確かに2人で居られる
道中なんて2人っきりの時間ばかりだろう
シェンヤンに向かうのはカノンも乗り気なようで嬉しい限り
「なら僕も安心だ、可愛いカノンに居なくなられたら寂しいしね
日々の癒しが無くなると辛いんだよ」
手を引き抱き寄せる
力強く抱きしめながら頭を撫でて
数秒そのままでいれば体を離す
「今更もうこんな事できなくなるなんて考えたくないよ」
■カノン > 「主さまも、私と一緒だ…私にも主さましかいないから」
知らない土地だけど、主人がいるからか、不安も心配もなく
逆に楽しみばかりが浮かんでしまう
抱きしめられては、その腕の中にすっぽり収まる
体格の差で抱き込まれれば、回るうでに守られてるような
何かに気がついて、手をつき離れようと
「あ、主さま、だめ…私におっちゃうかも」
狼で森に入ってたし血の臭いもするかもしれない
匂いが移るのを気にして
■ドルクス > 「一緒だね、頼れるのはカノンだけだから色々任せるよ?」
知らない土地での楽しみを考える
せっかくだしカノンにも目いっぱい楽しんでもらわないと
ふと手をつかれ離れようとするカノン、どうかしたのかと思えば匂いを気にしているようで
「そんなの気にしなくていいさ
あ、でも食事の前にさっぱりしとく?」
宿の裏手の井戸
そこに作った仕切りの中での水浴び
ちょいと魔術で隠蔽したら個室と変わらなくできる
■カノン > 「うん、ちゃんと役にたつから」
されてばかりより、して喜んでほしくて
顔あげて少しだけ離れれば
水浴びの言葉にうなづいて
「今のうちにいっておく、ごはん・・・できるよね」
そろそろの時間かなと、主人とすごす時間は、楽しくて
誂えてくれた場所をきけば、体についた匂いを落としたくて
■ドルクス > 「期待してる、今の内に行っておいで」
水浴びに行くカノン
村の若い男達よ、チャンスなんて無いからな
カノンの水浴びが終わるころには食事の用意もできてるだろう
下に降りて席に着きのんびり待っておく
「お帰りカノン
ご飯はできてるし食べようか」
カノンが戻ってくる頃には配膳も終わっている
いつもより肉増量でボリュームも満点
狩りの成果が目に見えて現れた食事となった
■カノン > 「うん、すぐでるから」
パタパタと言われたとこで水浴びを済ませてくる
少し湿り気ある尻尾だけど振り飛沫をとれば
着替えも済ませて
用意されてるであろう食事につくように戻ってきて
喜んでくれる主人が、見えて自分も満足
ついニコニコしてしまっては
席につきつつ見つめる先の主人に
「また、がんばるから、お魚はとるの下手だからね」
■ドルクス > 「魚かぁ、そっちは僕が釣りしてその間にカノンが狩りってやれば両方いけるね」
適材適所、カノンが苦手な部分はこちらで補えばいい
逆もまたしかり
「新鮮だし美味しいね、カノンのお陰で贅沢な食事になったよ
ありがとうカノン」
今日の気分も鹿肉になっていたので尚旨い
狩りのおかげで食事が豊かになって僕も満足
ついでに鹿肉がただで手に入ってオヤジも満足
「今日と明日はゆっくり休んでシェンヤンに向かう
だからしっかりと体調を整えるんだよ?」
シェンヤンへの旅での楽しみを語らいながら食事は進む
食事を終えれば部屋に戻りじっくりと尻尾をブラッシングし
同じベッドに入る事だろう
ご案内:「ゾス村」からドルクスさんが去りました。
ご案内:「ゾス村」からカノンさんが去りました。