2016/01/12 のログ
ご案内:「ゾス村」にディン・タウロスさんが現れました。
■ディン・タウロス > ギルドで請け負った村までの商隊の護衛依頼、それも無事に終えて村にある宿屋で商隊が商売を終えて帰路に着くまでのんびりしていて。
周囲に何かあると言う訳でもない村だけに、宿屋でのんびりするか散策するかしか暇つぶしはなく、商人の売り物は村用のため、自分が欲しいと思う者もなく冷やかしに行く気にもならなくて。
「護衛依頼だとこういうときに暇なんだよなー、他の護衛の連中とは別行動だし。
まぁ、ソロで動いてる俺が護衛依頼に参加させて貰えただけでもありがたいと思わないといけないか」
一応、街道沿いに移動してきたとはいえ、途中で野生動物や魔獣、魔物に襲われた際に活躍はしたので、給料泥棒呼ばわりされることもなく。
それでも暇や退屈を紛らわせてくれるようなこと、というとなかなかないもので。
「ここでぼーっとしてても仕方ないし、少し散歩でもしてくるか…」
宿屋から外に出て、近場の森の中を深い場所に入らないように気を付けながら、何か薬草でもあればと探索を始める。
■ディン・タウロス > 村のはずれ、森の中、もしかしたら森の中に迷い込んだ村の人間や旅の途中の人間がいるかも知れないと淡い期待を抱き薬草を多少は採集して。
「まぁ、そんな都合の良いことは早々、ある訳ないんだけどな…取りあえず薬草も多少は取れてるし、後で商隊の連中にでも売るとしようか」
大した金額にはならなくても、小銭を稼ぐ程度にはなる。
ちりも積もれば山になるの精神で薬草を集めつつ、奥に入ってしまわないように気を付けていて。
■ディン・タウロス > 明日の朝には村を出ると商隊の承認が言っていたのを思い出し、一晩くらいなら羽目を外しても大丈夫だろうとは思うものの、羽目を外す相手がいないのでは意味もなく。
商人も金にあかせて村人を一晩買ったりと楽しんでいるのだから、自分もご相伴に預かれればいいなと。
「余りやりすぎると依頼を受けるのが難しくなるからな…まぁ、商人が揉み消してくれるだろうけど。
次に来るときまはほとぼりがさめるまで間を開ければいいんだしな」
護衛任務を受けなければいいし、わざわざここに来る用事も余りない。
それなら、ほとぼりが冷めるまで街で過ごせば大丈夫だろうと、少し考えは甘いもののそう考えて。
■ディン・タウロス > 「取りあえず、異常もないみたいだし村に戻るとするか。
獲物が何もかからなかったのは、残念だけど」
獲物が動物を指すのか別の何かを指すのか、もし誰か聞いていたならば分かったであろうことを呟いて。
適当に採取した薬草を持ち帰り、村人に無償で渡して少しでもご機嫌をとっておいて。
翌日の朝、街へと戻る商隊と一緒に村を出て街へと帰ることに。
ご案内:「ゾス村」からディン・タウロスさんが去りました。
ご案内:「ゾス村 村はずれ」にミーシアさんが現れました。
■ミーシア > (村の外れ、誰も住むものなんていない、そんな外れの小さな掘立小屋。
その中に少女は一人、鎖で自由を奪われ窓際の壁に背を凭れさせている。
鎖は柱に繋がれて、その鎖の長さは小屋の中を行き来するには十分。
けれどそれは小屋の外には逃げられない長さ、少女は今日もまた村人か、村の客かに供されるまでひと時の休息。
ぼうっとした視線は扉の方を向き、来るか来ないか分からない凌辱者を待つようで)
静かな夜…鳥の声も虫の声も聞こえない…今日は誰も、こないのかな。
一人は嫌だな、誰かと一緒がいいな。
(一人で過ごすことは凌辱に慣れた少女には不安なこと。
不要になったと捨てられるのが怖い、恐ろしい。
捨てられて自由になっても何処にも行けない、だからここにいる。
もう行くあてなんてどこにもないから)
■ミーシア > (膝を抱えるように座り込み、立てた膝の間に顔を埋め。
誰も来ない、来てくれないことに怯えながら夜を過ごして。
きっと村人の誰かが欲望を発散させるために、娘の身体を使おうとやってくる。
それを願い今はただ少女は瞳を閉じ待ち続ける)
ご案内:「ゾス村 村はずれ」からミーシアさんが去りました。