2015/11/03 のログ
ご案内:「ゾス村」にルシエラさんが現れました。
ルシエラ > 村にある宿の食堂、夕食時というのもあって人はそれなりに。
その一角、端の方にあるテーブルに1人の少女が座っている。
テーブルの上には並べられた結構な量の料理、主に肉、そして酒。

さっそくと右手を伸ばし、ひょいぱくりと肉を口に含み、もぐもぐもぐ。
酒の入ったジョッキを左手に、流し込むようにんぐんぐと流し込んでいく。

「ぷはーっ…いやー参った参った、本当に参ったよねー
まさかこんなに迷っちゃうなんて思わなかったよー」

ご満悦な表情を浮かべながら、ぱくぱくもぐもぐと手を口を動かし続ける。
…周りの視線がちょっと痛い、気にしてないけど。

ルシエラ > 結局は何とかの砦で暴れた後、食料を手に入れて王都へと向かった。
…ん?あの女の子の名前聞いてなかったっけ…?まあいいや、うん。
ともあれ、向かった…もとい、向かおうとはした。
そして、見事に道を間違えて迷ったのだ。

なんか山岳に着いたり、洞窟を見付けたり、出会った山賊っぽいのをのめしたり。
…まあ、色々とあった。
王都まで持つはずだった食料が再び危なくなり、これは一大事…そう思ったところで、やっとこの見覚えのある村に辿り着いた。

そんな色々とあった出来事を思い出しながら、料理を食べ続けていく。
そして、ジョッキのお酒が無くなったところでお酒おかわりー、と店員を呼び付け2杯目のお酒を手にした。

ルシエラ > もっちゃもっちゃ食べながら、ふと一つの問題を思い出した。
今着ている服、同じ色合いとサイズを選び着ているが前のとは違う。
本来はそう簡単に燃えたり破れたりするようなものではなかったのだが…
受けてみた攻撃が思いのほか威力があり、ぼろぼろになってしまった。

あの服はある人物に作ってもらった特注品だ。
同じ物でなくてもいい、自分が暴れても問題の無い服がこの国にあるかどうか、である。
あったとしても、手に入れられるのか…微妙なところかもしれない。

気が付けば並んでいた料理の半分が消えたところで、服を軽く摘んでみた。
…ああ、うん、ちょっと暴れたら破れるね、これ。

ルシエラ > しばらくすれば、テーブルの上にあった料理は全て平らげられてしまうだろう。
酒も、ジョッキに何杯飲んでいたのか分からない。

「あー…腹八分ってやつかなー?
それでも、これだけ食べれたのは久しぶりって感じだねー」

ぷあーっ、残った酒を飲み干して、ジョッキをテーブルに置く。
なんか余計な事を言ったのか、視線が増えた気がするが…やはり気にしない。
ともあれ、この村に着いたなら王都まではそうかからないだろう。
カウンターへと向かい支払いを済ませれば、さあ、次は王都だと元気を取り戻し宿を後にするのであった。

ご案内:「ゾス村」からルシエラさんが去りました。