2021/01/12 のログ
ご案内:「ハテグの主戦場」にアークさんが現れました。
アーク > ふわふわと風に乗るように空を漂う少年。
はためく漆黒のローブは鮮やかな黄色のドレス。
右手には自身で作ったタクト。

今日の目的は戦場で遊ぶこと。
今眼下では人同士の戦場。
喊声に悲鳴、魔法が作る様々な華。

「あはー♪ 今日もいろんな人が戦ってるー♪ すごいねー 迫力あるー♪」

目をキラキラ輝かせながら命のやり取りを戦場を上からうっとりと見詰める少年。

「どうかな? どうかなー。 僕とも遊んでくれるかなぁ? 遊んでくれるよねー? うん。 きっと遊んでくれるよ♪」

一人きゃらきゃらと笑うと戦場の真上、月光をその身に浴びながらタクトを振るい始める。
「踊れや踊れ。 死者も生者も月夜の明かりで夢見て踊れ♪」
思いのままにタクトを振るえば月の光のような燐光と闇の雪が生まれふわりと広がり戦場へと降り注ぐ。
光の雫を浴びた者達は敵も味方も無く、恐怖や興奮に歪んでいた顔は無邪気に笑い、楽しそうに戦い始める。
闇の雪が大地に落ちるとぽこりぽこりと骸骨兵が生まれ、生者達に混じり骨をカタカタと鳴らしながら戦い始める。

アーク > 少年の目的は魔法使いや強い人探し。
魔法に抵抗力があればこの魔法の犯人を捜すだろうと考えて。
剣や槍で殺し合う兵隊さんたちにはあまり興味が無い様でその間をするすると縫って進んでいく。

「僕はここだよー 早く遊ぼうよー」


骸骨兵と、人の戦いの間でそんな自己主張をするローブに身を包んだ少年。
魔法にかかり切った者達にはその声が聞こえていない様で。