2020/05/09 のログ
ご案内:「ハテグの主戦場」にスミデーさんが現れました。
■スミデー > (戦闘が終わり、撤収作業も完了して誰もいなくなった戦場で。
突如として地面にぼこっぼこっと穴が開いて、侵攻してきた敵の死体、ゴーレムの破片がその穴の中から伸びてきた触手によって穴の中に回収されていく。
しかし、防衛に回った冒険者や騎士達といった者達の見落とされ回収されてない遺体は回収されず、可能な限り死霊術の使えるリッチにより遺体は修復された状態で王国軍の陣が敷かれていた場所に並べられていって)
「まぁ、一応は一緒に防衛に参加した訳だし、これくらいしてもバチは当たらないだろ。
師匠だって許してくれるはず……もっとも、あいつは許さないけどな」
(戦闘中、自分は安全な場所で高みの見物をしておいてマジ受けるなどとふざけたことを言って嘲笑ってくれた王族。
その王族は戦争後、数日してから不幸にも馬車での移動中に森から出てきた大型のオオカミ型の魔物に襲われ森に引きずられていき、捜索の結果見るも無残な姿で発見された。
たまたま近くにいたオオカミ型の魔物も発見され、討伐されたことから不幸な事故ということで処理され、たいして重要な人物でもなかったことからそれでその事故に関しては人々の記憶からあっという間に忘れ去られていく)
「さて、今回はゴーレムの欠片も手に入ったし、これで色々と作れそうだな……長居は無用、これで失礼するとしようか」
(あらかたゴーレムの欠片、侵攻者の死体を回収し、味方だった者達の遺体を陣地跡地に並べ終えれば今回はペガサスの背にまたがり、その場を立ち去っていった)
ご案内:「ハテグの主戦場」からスミデーさんが去りました。
ご案内:「ハテグの主戦場」にオブシダンさんが現れました。
■オブシダン > 深夜。今日の戦も終わり、戦場には多くの死骸達が横たわっている。
赤い月明かりに照らされる物言わぬ彼等。
血をたっぷり吸って腹を満たした地面には折れた武器が突き立っている。
墓標のようだ――等と評する余裕のあるものさえいないその場所。
其処に、黒い燐光がふわり、ふわりと散った。
地に突き立つ折れた槍の柄。そこに翅を休める黒曜の蝶から散る燐光だ。
仄かで、微かで、温度を感じさせない黒紫の光。
地に横たわる死骸の上に柔らかく降り注ぎ
血に満ちた地面の上に静かに降り積もって消えていく。
幻燈。触れるものを刹那にして永劫の夢に導くそれ。
触れたものが見るのは幸せな悪夢か、悍ましい幻想かは、まだ誰にもわからない。
ご案内:「ハテグの主戦場」にシアさんが現れました。