2019/06/06 のログ
ご案内:「ハテグの主戦場」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
ギュンター・ホーレルヴァッハ > 出陣前の殺気だった駐屯地。多くの兵士達が明日の出陣に備えて武器を手入れしたり、仲間と酒を酌み交わしたり、急ごしらえの娼館で春を買ったりと、思い思いの時間を過ごしている。

そんな駐屯地内をうろつくには些か異色な姿の少年の姿。
上質な生地で織られた礼服を纏い、重労働などしたことも無い様な華奢な身体で陣の中を観察する様に歩き回っている。
一見少女にも見間違える様な姿形だが、流石に貴族である事を隠そうともしない姿の少年に野次を飛ばす様な者はいない。
少なくとも、今のところは。

「……タナールに比べれば兵站も設備も充実している。兵力に余剰があれば、大規模な侵攻を行うにも耐えうるだろうに」

各戦地の視察という名目で訪れたが、思っていたよりも状況は悪くなさそうだ。
寧ろ何事も無さ過ぎて些か退屈だと言わんばかりの表情で、のんびりと駐屯地の中を闊歩しているのだろう。

ギュンター・ホーレルヴァッハ > そうして暫く駐屯地を散策した後、指揮官達との会食の為に天幕へと移動するのだった。
ご案内:「ハテグの主戦場」からギュンター・ホーレルヴァッハさんが去りました。