2019/04/21 のログ
ご案内:「ハテグの主戦場」にスミデーさんが現れました。
スミデー > (敵軍を前に、王国軍を背後にして中間地帯よりやや
敵軍よりに立って。陣形を整えて近づいてくる軍隊を眺めな
がら首を傾げる)

「この前、ドラゴン達に散々ぼろぼろにされた癖にまた攻めて
くるって凄い根性があるもんだな。まぁ、今回もたっぷりと痛
い目にあって貰うんだけど……召喚、リッチ」

(光り輝く召喚陣が地面に描かれ、そこから立派な魔術師のロー
ブを纏った、干からびた皮膚の残った骸骨が現れて。にやにや
と笑いつつひざまづく)

「まぁ、好きにしていいぞ?敵はあいつらで、材料は幾らでも
あるだろう?久しぶりにたっぷりと魔法を使えばいいさ」

(言えばリッチは嬉しげに頷き、戦場に染み付いた様々な情念
や怨念を糧に、散らばった片付け切れていない死体を材料に
あっという間に山のようなアンデッド達を召喚する。
スケルトン種、ゾンビ種、ゴースト種、レイス種、様々なアン
デッドの数千の群れが敵国軍へと襲い掛かる。哀れな犠牲者は
倒れた端から戦場にかけられた魔法でアンデッドに早変わりし
てかつての味方に襲い掛かり、阿鼻叫喚の地獄絵図が描かれ
始める)

スミデー > 「おーおー、また派手にやってるな。
味方巻き込んでもおかまいなしか……もっとも、材料が敵なんだ
から遠慮もいらないか、作ったの自分だし」

(リッチが遠慮なく大規模破壊魔法を戦場に打ち込んで巨大な
花火を咲かせ、アンデッドも敵軍隊も区別なく吹き飛ばしてい
るのを見てやや呆れたように呟いて)

「長い事呼んでやらなかったからストレスが溜まってたのか
ねぇ。他の奴もこうなると呼んでやらないと駄目だな」

(視線の先では嬉しそうに魔法を連発しているリッチがいて。
自分は立ってるのも何か疲れたなと、ロケットタートルを召喚
してその甲羅の上に腰掛ける)

スミデー > 「おー、意外と保つなぁ……半壊してるっぽいし
そろそろ撤退した方がいいと思うんだけどなあ。死人が出れば
出るほど不利になるって分かってないのかねぇ」

(死んだ兵士が敵になる、一人減って一人敵になれば実質2の兵
力差が付くことになる訳で。そろそろ撤退しないと壊滅的な被
害になるのになと呟く)

「それにしても……近づいて来ないのはありがたいけど、やる気
あるのかね、王国軍は……こっちを敵認定しないのは助かるけど」

(こちらを敵と勘違いして攻撃されては堪らないので近づいて来
ないのはありがたい。しかし何もせずに見てるだけというのも
どうなんだろうと)

スミデー > 「ん?ああ、なんで撤退しないのかって想ったら
指揮官がやられてるのか。それで指揮系統が狂って撤退命令が
出せない、と……副官とかいないのかね?もしかしてそれもやら
れてるとか……?」

(混乱している原因は指揮を執る人間が真っ先に死んでたから
だと気づいて。どうやらリッチは指揮を執る人間から真っ先に
殺していったらしい)

「そうなると適当にばらばらに各々の判断で逃げることになる
訳か……生き残れるといいな、ほんと」

(どこまでも他人事のように呟いて、取りあえずリッチがハッス
ルして魔法をやたらと打っているのを横目で眺め。欠伸を零し
て……敵軍隊が壊滅して逃げ出すまでさほど時間はかからず、そ
れを確認してからリッチを戻してアンデッドは回収して。その
場を撤退する)

ご案内:「ハテグの主戦場」からスミデーさんが去りました。