2019/02/04 のログ
ご案内:「ハテグの主戦場」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
ギュンター・ホーレルヴァッハ > 先日のタナール砦での戦闘以降、所謂現場の軍人から酒宴の誘いを受けるようになった。
理由は簡単。戦力が欲しいのだろう。元々兵站面において影響力を持つ己を歓待する軍人はそれなりに存在したが、単純に戦場の頭数を揃えられるとあっては、飾りの指揮官でも構わないから前線に出て欲しいとの誘いも多い。

「…王族に対して最前線に出て欲しいというのも剛毅な頼みよな。嫌いでは無いが」

粗野ではあるが、下品ではない。ざっくばらんとした軍人達との会合は、汚職と利権に溺れる貴族達の相手とは違いそれなりに満足のいくものであった。

会合を終えて天幕から出れば、兵士達が点在する陣地を眺めながら気晴らしにと大地を踏みしめ戦場を歩いていく。