2018/10/19 のログ
影時 > 「ン」

可愛い奴め、と。ひび割れ欠けた仮面より覗く口元に口づけを落としつつ、そう思う。
これほども深く入って、内側を満たして膨らませているのだ。
己の小さな一挙一動も、強い快楽にもなりうる。
だが、問題はだ。己はまだ――動いていないのだ。

「まだまだ序の口だぞ、この位はよォ。
 そらぁ、俺の腹の上で手持ち無沙汰にしてりゃぁ、なぁ。遊んでみたくなるだろう?」

――先ほど、愛で尽くしてやるといった。

なら、このものも愛でてやるのも当然だろう。
生憎と熟達した娼婦たちのような口淫なぞかます趣味はないが、男となればどんな弄り方があるかは心得ている。
先に漏れ出た愛蜜を掬い取り、鈴口の辺りに擦り付けてくにくにと手荒にならない程度にこねてやろう。

恐らく、慣れていないだろう。そう思わせるに足る声の上擦りを聞きつつ、少しずつ腰も動かそう。
己の方のものをぐい、と。今度は体躯ごとの重い勢いを載せて突き上げ、その反応を伺い、試す。

影時 > 【継続予定】
ご案内:「ハテグの主戦場」から影時さんが去りました。
ご案内:「ハテグの主戦場」にチヅルさんが現れました。
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