2016/11/03 のログ
ご案内:「ハテグの主戦場」にスヴェンさんが現れました。
スヴェン > 王国陣営はこの土地にどっしりと腰を据え諸外国と渡り合っている
常に兵士が傭兵がと溢れかえる土地には何時しか商人が集まり、娼館が立ち並び、ちょっとした街のような様相であった
夜ともなれば非番の兵士たちは女や酒を求め溢れかえる。兵が集まれば騒ぎも起こり、時折、酒場から怒鳴り声が
聞こえてくるのもまたこの戦場に出来た小さな街の名物のようなものである

わしわし、と白い髪を掻き撫ぜながら、人熱れのしそうな娼館や酒場の立つ通りを歩きつつ、安い酒と
ちょっとした軽食を売るスタンドで立ち止まれば幾らか質のよい酒をジョッキに2つほど注文し、
スタンドのそば、昼間は刃物研ぎの職人が職場にしている小さな掘っ立て小屋に寄りかかるようにしてジョッキを傾ける

「…昼は戦争、夜は酒と女…相変わらず男の欲望をぶちまけたような場所だな…」

笑い声に怒声、媚びた娼婦の呼び込みの声
静かさとは無縁の場所に苦笑を1つ浮かべれば一息にジョッキを空けて、もう一杯の酒をのんびりと
親不孝者共がそぞろ歩く通りを眺めながらジョッキを傾ける