2016/06/21 のログ
ご案内:「ハテグの主戦場」にアシュレイさんが現れました。
■アシュレイ > 王国軍と異国の戦いの場。
本来、物資の補給の仕事で共の物を引き連れやってきた。
陣幕の内側で戦局を聴かされながら司令官と談笑をして帰るだけの予定であった。
「…私も前線に出ます。 気をつかわなくても結構。 私が死んだら死体は放っておいて下さい。」
膠着状態の戦況と言うのに慌てる様子のない指揮官と周りの兵士に腹立ちを覚え、
勝手に前線へと飛び出した。
どう見ても戦闘要員には見えない女が姿を見せた所で誰も疑問に思うものはいない。
それどころか、視界にすら入らないといった方が正しいか。
だが、その状況は次の瞬間に一遍する。
娘が両手を天へと翳すと、それまで晴れ渡っていた空が曇りだし、突然人間台の隕石が多数敵陣に向かって
降り注いだ。
「見よ、あれぞ天の加護。 今こそ王国に忠誠を誓う時ぞ!!」
突然の天変地異に混乱をきたす敵軍。
慌てふためく周囲の味方に対し、己の魔力ではなくあくまで王国の神による加護であると説明する。
それでも大多数の者は攻撃を躊躇するが、娘が以前から懇意にしていた部隊だけは、異なった。
これを娘の仕込みと気付いたのか、それまで攻めあぐねていた部隊までが果敢に突撃を敢行する。
■アシュレイ > 意気揚々と敵軍を攻撃する自軍の後姿を見つめている。
まるで査定でもするのかのように。
やがて戦局がこちらに傾き、勝利が決しそうになると娘が去っていく。
ご案内:「ハテグの主戦場」からアシュレイさんが去りました。