2016/06/04 のログ
ご案内:「ハテグの主戦場」にクロイツさんが現れました。
クロイツ > 王国軍と魔族軍が対峙するハテグの戦場の激戦区。
その中心と言っていい場所、そこで魔力で描かれた巨大な魔方陣を維持し先兵たるアンデットの軍勢を呼び出す人影。
その周囲には同じ術で呼び出されたかスメルトンメイジの姿も何体も見られる。

「わが呼びかけに答え姿を見せよ戦士たち。死した肉体にて再び戦いに赴かん……」

完全に我流にアレンジした死者召喚魔術。
それを駆使し呼び出された骨の剣士、死の騎兵、腐敗した騎士などが次々と魔方陣から滲みだすようには現れ王国軍の陣がある方向へと進撃を開始する。

「さーってと。軍勢を突破できる勇者はいるかなー?」

ある程度の数を呼び出せば魔方陣の維持をスケルトンメイジに命じれば禍々しい魔力が渦巻く魔方陣の真ん中で王国軍の軍勢に食らいつくように襲い掛かるアンデットの軍を遠見の魔術で楽し気に眺める。

クロイツ > 「やっぱりこうなるよね。なんていうかさ、士気と練度の差が凄いよね」

遠見の魔術に写る光景にはアンデットの軍を押さえるどころか逆に押し返している所もあれば無様に蹂躙されている所など様々な光景が見れる。
どうして同じ軍なのでここまで差があるのかわからないと首を傾げて。

「負けてる方はそのままで…押してる方は一気に潰しちゃうかな。追加で呼んで嗾けて」

もしかすればだれか来るかもしれないと笑みを見せれば押されている方面はそのまま放置し、逆に攻め込んでいる方面にはスケルトンメイジ達に命じてさらなるアンデットの軍を呼び出させて増援として送らせる。

クロイツ > 「んー……頃合いかな」

魔術で見える光景にそろそろかなと感じ取ればパチンと指を鳴らす。
そうすれば魔方陣を維持していたスケルトンメイジが消え、魔方陣自体溶ける様に消えてしまう。

「多分、3時間もしたら維持できなくなるしね。それまで頑張ってね」

遠見の魔術も解除すれば後は遠くから聞こえる怒声や悲鳴だけ。
バイバイと手を振ればその場から消えてしまう…。

ご案内:「ハテグの主戦場」からクロイツさんが去りました。