2016/05/11 のログ
ご案内:「ハテグの主戦場」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > ハテグの主戦場。その真ん中で、一人の男が戦闘行為を行っていた。
相手は魔物、人間問わず。数は多く、まさに乱戦といった様子で。

「Your power is my force(貴様の力は我の物)
 Defeat the enemy by fire(炎よ敵を打ち倒せ)」

男の詠唱が終われば、手にした短剣には炎が宿り、斬り伏せる敵をさらに火炎が燃やす。
今回の男の仕事は、王国軍の手助けであったが、いまや状況はそれどころではない。
目の前には常に敵がいるような状況で、味方の位置など把握している暇すらないのだから。

「クソッ、厄日、厄日だ!! 報酬に見合ってねぇぞ畜生ッ!!」

そう文句を言いながら、男はとにかく敵を倒す。
少しでも動くのを辞めれば、待っているのは死のみだ。

セイン=ディバン > 波のように押し寄せる魔物、そして敵国の兵士。
男はそれを斬り、倒し、屍の山を築く。そうして、一瞬敵の流れが途切れた時──

「おう、王国軍の兵隊共!! ケツまくるぞ!!」

近くにいた兵士たちにそう言い、一気にその場から撤退する。
負傷者たちを先に行かせ、男は殿に。ここからは撤退戦である。

「クソッ。なんでおれがこんな真っ当な戦をしなくちゃならねぇんだか!!」

自身の道具袋から、手投げ式炸裂弾を放りながらぼやく。
とにかく、自分たちの陣まで戻れれば安心できる。それまでの辛抱であった。

セイン=ディバン > そうして男はなんとか撤退を成功させたが……

「ちょ、え、報酬減額ってどういうことだよーー!?」

結局、その働きは評価されず。
男の慟哭が木霊したとか何とか。

ご案内:「ハテグの主戦場」からセイン=ディバンさんが去りました。