2016/05/11 のログ
ご案内:「ハテグの主戦場」にセイン=ディバンさんが現れました。
■セイン=ディバン > ハテグの主戦場。その真ん中で、一人の男が戦闘行為を行っていた。
相手は魔物、人間問わず。数は多く、まさに乱戦といった様子で。
「Your power is my force(貴様の力は我の物)
Defeat the enemy by fire(炎よ敵を打ち倒せ)」
男の詠唱が終われば、手にした短剣には炎が宿り、斬り伏せる敵をさらに火炎が燃やす。
今回の男の仕事は、王国軍の手助けであったが、いまや状況はそれどころではない。
目の前には常に敵がいるような状況で、味方の位置など把握している暇すらないのだから。
「クソッ、厄日、厄日だ!! 報酬に見合ってねぇぞ畜生ッ!!」
そう文句を言いながら、男はとにかく敵を倒す。
少しでも動くのを辞めれば、待っているのは死のみだ。
■セイン=ディバン > 波のように押し寄せる魔物、そして敵国の兵士。
男はそれを斬り、倒し、屍の山を築く。そうして、一瞬敵の流れが途切れた時──
「おう、王国軍の兵隊共!! ケツまくるぞ!!」
近くにいた兵士たちにそう言い、一気にその場から撤退する。
負傷者たちを先に行かせ、男は殿に。ここからは撤退戦である。
「クソッ。なんでおれがこんな真っ当な戦をしなくちゃならねぇんだか!!」
自身の道具袋から、手投げ式炸裂弾を放りながらぼやく。
とにかく、自分たちの陣まで戻れれば安心できる。それまでの辛抱であった。
■セイン=ディバン > そうして男はなんとか撤退を成功させたが……
「ちょ、え、報酬減額ってどういうことだよーー!?」
結局、その働きは評価されず。
男の慟哭が木霊したとか何とか。
ご案内:「ハテグの主戦場」からセイン=ディバンさんが去りました。