2015/10/11 のログ
ご案内:「ハテグの主戦場」にエリス・ヴァートリーさんが現れました。
エリス・ヴァートリー > 兵士達の駐屯地に設置されている天幕の中、一人の少女が椅子の上に腰を下ろし、剣や槍などを手に取り布で丁寧に磨いていて

「ふぅ……」

ため息をつけば天幕の外から聞こえる女の悲鳴と男兵士の下品な笑い声
今日の戦いはこちらの勝利と言うこともあって大量の『戦利品』を兵士達で味わっていることだろう。
その間、女は多くの場合暇で、適当に仕事を行っていることが多い

エリス・ヴァートリー > 丁寧に剣についた血を布で拭き取り、軽く2、3回素振りすれば空を切る音が室内に響いて

「これでいいか」

剣を鞘に入れ元の場所に戻す。
そして、次の剣を手に取り、鞘から抜こうとして

「ん……」

力を入れても抜けず、両手で柄を持って足で鞘を挟み力を入れて引き抜こうとする

エリス・ヴァートリー > 「んー!!きゃっ!!」

力をこめて抜けば、ようやく剣が鞘から出て勢いで椅子の上から転がり落ちてしまう

「あいたたた……」

腰を強く打ったのか、尻を撫でながら立ち上がり、抜いたばかりの剣に視線を向けて

「こりゃぁ、駄目だわ、刀身が完全に曲がってる」

剣を見てため息をついて肩をすくめる。そして、鞘ごと廃品置き場に置いて

「今日は激戦だったからな、武器の消耗も激しいか」

エリス・ヴァートリー > 一通り、武器の手入れが終われば、机の上に置かれた羊皮紙にペンで使えなくなった武器の数、使用できる武器の数、次の戦いまでに必要とされる武器の数を記入して

「まぁ、こんな物かな。今日手に入れた戦利品を売り飛ばせばこれぐらいの武器なら手に入るし」

書き終えれば机の上に羊皮紙を放り投げて、天幕の奥にゆっくりと移動して

「ふぅ……早くお風呂に入りたい」

新しい布を取り出して机の上に放り投げ、局所しか隠せていないような鎧を脱ぎ始める

エリス・ヴァートリー > 「ん……」

鎧を脱ぎ、汗を拭き終えれば布を机の上に放り投げ、脱いだ鎧を近くの鎧置き場に立てかけて

「さて、今夜はどうしようかな」

衣服をまとう素振りも見せず、椅子に座り天幕の天井に視線を向け、考え始める