2023/06/24 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にベルナデッタさんが現れました。
■ベルナデッタ > 神聖都市ヤルダバオート。ノーシス主教の総本山であり荘厳な教会や修道院がいくつも立ち並ぶこの街。
しかし、足元を見れば人々が生活を営む場であり、他の都市にもある商店や食事処などはこの街にだってある。
多くの宗派で飲酒を禁じているため、酒場は滅多にないが、その代わりコーヒーを提供するカフェの数が多かった。
「ふぅ…やっぱり神聖都市のコーヒーはいいですね」
街の大通りに面したカフェの一つで異端審問官ベルナデッタは、
書類を眺めながらコーヒーで眠気を覚ましていた。
余計な砂糖も、ミルクも入れない真っ黒で熱いコーヒーを、
ちびちびと喉に流しては一息つく。
「それにしても…中々捗りませんね」
手にした書類には、この国で活動する魔族に対する、自分や他の異端審問官による調査の結果がまとめられている。
状況は最悪ではないが、あまり芳しくも無い。
現状、潰しても潰しても次が出てくるいたちごっこ状態だ。
「はぁ…もう少し人手が欲しいところです」
ベルナデッタは天を仰ぎ一人愚痴をこぼした。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からベルナデッタさんが去りました。