2022/12/21 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にベルナデッタさんが現れました。
ベルナデッタ > 神聖都市の一角に厳かに佇む異端審問庁の庁舎。
信徒でないものは勿論、ノーシス主教の司祭や修道士であっても畏怖の念を抱くそこから、一人の女が扉を開けて出てくる。

「事件の報告も終わり、と……」

異端審問官の一人ベルナデッタは、己の集めた情報や解決した事件、
あるいは”粛清”した異端者達の報告をすべくここに立ち寄っていた。
そして、早朝から立ち寄っていた彼女が新たな任務を言い渡され解放されたのは昼過ぎになってのことであった。

「さて、と…。もうしばらくはここで休みましょうか」

とはいえ、任務はそう急なものでもない。しっかり休養を取ってから万全の体勢で向かっても遅くはない。
孤児でありノーシス主教に引き取られたベルナデッタにとって、神聖都市は第二の故郷のようなもの。
たまには里帰りを楽しむとしよう。

「そろそろ冬至の祭りですからね…たまには準備を手伝いに行くのも悪くはないかもしれません」

任務に向けた情報収集などはここに居てもできること。
祭りを楽しんでからこの街を後にするのもいいかもしれない。
ともあれまずは遅くなった昼食を取ろうと、ベルナデッタは神聖都市を歩く。