2022/11/19 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート・教会並ぶ路上」にカルヴァさんが現れました。
■カルヴァ > 大小、教会の並ぶ区画。神聖都市とはいえ一つの区画にいくつもの教会を集める必要も本来はないのだが……博物館のように歴史物や聖遺物を並べている所や孤児院、シスター達の教育場等それぞれに目的が違う様子。なるほど、同じ一神教であってもこれならば複数の教会が隣接してる理由にもなる
「とは、いえ」
横目で教会から漏れる明かりを見上げる。
教会の神父達――いわば権力者が孤児の幼女や生娘のシスターを強姦してるなど想像もすまい。
色々と嫌悪感はあるし、男の自分のお尻をなでた神父の手を切り飛ばしてやりたくはあったが我慢した。
ここの情報網も重要ではあるし物資の融通もしてもらえる。自分ひとりの我慢ですめば十分にやすいものだ。吐き気はひどいが
危うくベッドに連れ込まれそうになった少年は思い出して苛立つように地面を蹴る
「全くもって、世も末だ」
■カルヴァ > こういう事は別に初めてでもない。――気持ち悪い事でしかなかったが支援や情報の代わりに神父や貴族に身体を預けた事すらある。
身体をまだぐったり舐め回す太った貴族や王族の悪夢をたまにみるぐらいには。
とはいえその対価はしっかり頂いてる以上文句はない。 情報、物資、支援、食料、金銭衣服住居その他諸々。
正直言って金銭的な余裕のないハンター達にとってはありがたいし孤児院の足しになるのならありがたい。殺してやりたい気持ちは重々あるがその見返りで皆が喜ぶならこの身一つならやすいのだろう。 自分は男も女も悦ばせる術をしらないのだがらそれで莫大な支援が得られるならば―――
「……はあ」
ため息をつく。その"行為"を思い出して気が滅入ったのだ。
確かに仲間や孤児院のためにはなるが……あれは地獄のような時間だ。足をむりやり進めて教会通りの路を進む
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート・教会並ぶ路上」からカルヴァさんが去りました。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にリベルタさんが現れました。
■リベルタ > とある客間、ここでしばらくお待ちください。等と言われたので素直に待つ。
今日ここに来たのはとある呪いの解除。魔法全般に対して高い能力を持つ彼女ならばその程度の解除は容易だった。
その後のこれである。特に表情も見せず座っていた。
大方残された理由など理解できる。魔法使いの細い女組みやすしと判断され、欲望のはけ口として使うべくおかれたか、もしくは何らかの報酬を用意して逆に懐柔する算段か。
「……」
その報酬というのもおそらくは性的な物だろう。
部屋に充満する薄い煙。香りのする煙だと話していたが、強力な催淫作用を持っているのは理解できる。
自分はそれらは完全に除去できるので問題ないが……まぁ折角だから楽しんでやろうという魂胆。
欲望のまま襲い掛かってくるタイプならば逆に襲われる恐怖を教え込むし、報酬として差し出される相手ならば相手の態度次第で変えてやろうと。
さて、ならばどうするか。このまま平気な顔をしていてはどちらも来ない。
背中を椅子に預け、ぐったりした……ふりをする。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にタピオカさんが現れました。
■タピオカ > 部屋に充満する甘い香り。蠱惑的な霧が部屋全体を包み、柔いもやとなる頃。
椅子に背を預け、昏睡状態を装っている彼女に何者かが小柄な身体を背負って来た。もし彼女が薄目を開いていればちらりと見えるだろう。褐色肌の短い銀髪。細い体付きで少年じみていたが民族衣装の巻きスカートを纏っていた。腰に曲刀を備え、冒険者のようだった。
運ばれる前から意識を失っているようで、身動きひとつとっていない。
何者かは、椅子に座る彼女の膝の上にその冒険者をそっと向かい合う形で載せる。曲刀は取り去られた。
そして、身体を密着させた。
ふ、に……。ほのかな乳房が彼女の乳房に衣服の上から重なる感触。
さらに、何者かは2人の首に短い首輪を嵌める。極短い鎖で連結され、小鼻が触れ合う距離でしかお互いが動けない状態になる。
そのまま2人をまとめて荒縄できつく拘束されていく。
胸から腰まで、触れ合っていない場所が無いほどに。
両手は、まるで恋人繋ぎをするように結び付けられた。
腿も、ほぼ動かせない。
最後に特殊な形の孔が空いたボールを2人に咥え込ませた。
いわゆるギャグボール。そのギャグボールには2人でひとつのボールを咥える形にデザインされており、どちらも口を開いたまま、息をするたびにお互いの唾液が混ざり合って密着する胸元に滴らせるのを余儀なくされる。
――そして何者かは去っていく。
同時に、客間の壁に魔力が走った。
逸話も書庫に並ぶ伝記にも登場するほどの魔力を持った彼女にならわかるだろう。壁は外側からのみ見えるように細工されている。
……彼女をこの客間という罠に嵌めた何者か、あるいは何者かたちの目録はこうだ。呪いの解除に来た少女と、別件で捕らえた少女を昏睡状態にさせ、お互い身動きもとれないように密着させる。
その戸惑いや苦悩、堪能を部屋の外から観劇しようというものだ……。
「ん……。……っ。
ここ、……ゎ……。
~~……っ!?」
そんな中、意識をとりもどした褐色肌の冒険者。
気づけばぐったりしている少女と身動きがとれないほど密着して、口元もうまく動かせない。
狼狽えて手足をばたつかせようとあがくも、いっそう深く縄目が2人に食い込んでいく。
■リベルタ >
薄目を開ける。なるほど、かなり悪趣味だ。周囲に走った魔力から魔法の内情を把握する。
そして同時に面白い趣味を持っているとも思った。服も脱がせず密着させる。つまり交わりを見たいわけではなく、単純に女の子同士がくっついているのを見たい。という事だろうか、思わず少しだけ笑ってしまう。
だが同時に趣味も悪い。動くたびに、密着したその体はすれる。催淫を除去している自分ならまだしも出来ていない状態である場合、胸や陰部など、動けばその度にこすり合わせる事になり甘い刺激がもたらされるだろう。
もがく彼女に額をくっつけるようにする。
(大丈夫。落ち着いて。あまりもがくと余計に食い込んでしまいます)
まずは落ち着けるように魔力で声を発する。
さて、だが1番の問題は脱出経路だった。1人ならば大暴れすればいいが、この状態だと無理すれば彼女まで巻き込む。
お互いか呼吸をする度にポタポタと唾液は衣類に垂れる。
彼女も巻き込まれた側ならば、こちらとしても手荒な真似はしたくないわけで。色々と考える。
その場合1番簡単なのは……周りを利用する事。つまりはある程度相手の術中にはまる事だった。
こちらも少しだけ体をモジモジと揺らす。そのたびに服の上からという甘く、緩い刺激がジワジワと襲い掛かってくるだろう。
■タピオカ > 荒縄による密着拘束は、かなり手慣れた者の仕業らしい。
強く締め付けすぎて血流が止まってしまうその寸前の、細胞が壊死もせずに窮屈さだけを最大限に与える絶妙なさじ加減。
動くと相手にどこが動いたかも肌ごしに伝わってしまう。
それどころか、ひと呼吸、ひと呼吸、呼吸で胸が上下する様も、それ以前に心音がとくん、とくん。衣服の繊維をすり抜けて感じ取れる。
繋ぎあった指先が、不安そうに力が込められ。
「……っっ……、う……、っ、ぅ……!
……は、……は……ぁ、……っ……」
パニックに陥って、彼女の眼前でギャグボールごしに青緑の瞳を大きく見開き腰を跨ぐ形の腿が震え上がっていたけれど。
おでこが触れて脳裏に声が響くと、わずかに落ち着きを取り戻す。
声が出せないかわりに、ぱちぱち。睫毛を伏せる事で了解の意を示す。
「ぅ……!うぅぅぅ……!」
それでも、悩ましい心地に襲われてしまう。
部屋中に充填する強烈な催淫効果と、何より赤髪の優しげな少女の柔らかい肢体に包まれている事実に同性ながらも心音が高くなってしまう。もじもじと動く身体が、こちらがわの縄目を引っ張って。
ぎっ、ぎっ……。軋み、いっそう深い拘束状態になる。
苦しげに喘いで滴らせる唾液。胸元がひしゃげ、衣服ごしに乳首の感触が交わり。相手の鼻腔をくすぐる雌の薄汗の香。
隙間もない股座がじん、と熱くなっている事すら伝播してしまい。
自覚があるのか、恥ずかしそうに顔を赤らめて伏し目がち。
――魔法の壁の外がざわつく気配が魔力の流れによって汲み取れるだろう。この罠を仕組んだ何者かたちが、満足そうに2人を見下ろしている様が。少なくともショーを続けていれば、ひとまずは自分と冒険者の身はしばらく安泰だと思われる。
■リベルタ >
(脱出方法を考えますので、とりあえずは相手の術中にはまります。ごめんなさい)
自分の好奇心から招いてしまった事故。合わせた額から魔力で声を流しそれを素直に謝罪する。
フニフニとした柔らかさの中に、コリコリとした堅さが混ざり始める。乳首同時がこすれ合う結果だ。
こすれ合うように触れていた陰部もまた熱を帯び始めるだろう。
同時に、はじめは布同士がこすれ、縄がきしむ音だった。だが徐々にクチュクチュという水音が混ざり始める。
「はっふぅ」
別に見られても気にしない自分はこんな常況でも何だかんだ楽しめてしまっているが、彼女はそうだとは思っていない。
さらに言えば周りの下卑た視線。それが1番我慢ならないわけで。後で全員お仕置きしないといけません。なんて考える。
目の前に広がるのは顔を赤くする少女。その状態でモジモジとするのを見て。
(不謹慎ですが、とてもかわいいですね)
なんて思わず伝えてしまった。
と、そんな風に話していると指先に少しだけ見つけた抜け道。普通ならば決して抜ける事は出来ないであろう拘束。だが、魔法生物を駆使できる自分ならばその抜け道を通れる。
もう一度声を流す。
(少しだけ、我慢していてくださいね)
と言えば指先を絡めるように手を動かし、顔同士をより近づける。
鼻が触れ合う程度だったそれはもはや傍から見れば深いキスをしているのではないか。そう見えるほどに密着する。
と同時に生まれたほんのわずかな隙間、そこに見えないようにローブの隙間から触手で縄の解除を始める。
だが、その過程でお互いの体をギュッと締め付け、擦り合う強さも、面積も増える。
もはやお互いの陰核を押し付け合うようなる。その上縄が動く度にお互いのそれは強く押し付け合いこすれ合う。
周りの目線はより下卑た物になっていく。後で起こる事を想像して、少しだけほくそ笑んだ。
■タピオカ > 小さな白いおでこを通して伝えられる謝罪に、首を左右にふる。
極短い鎖で縛められていて動くのは僅かだが、「そんなことないよ!」と瞳で訴える。ヤルダバオートのギルドを訪れたついでに、観光とばかりに裏路地を不用意に歩いて拉致されていた自分にも、この事態の責任はある。
そうであっても、ひどく甘美な心地がしてしまいそうで。相手の指をきゅっと握って耐えようとした。
挨拶もしていない同性の身体が自分の身体とほぼ一体になるほど重なって体温も唾液も移し合っている。
申し訳の無さがこみあげるけれど、陰部からは別の熱がこみあげはじめていた。
この状況に耐えるために握った指が彼女のほっそりとした指に重なると、少しずつ別の意味で指を求めてしまう。
それがバレてしまわないように、反らした視線が。
「~~~~っ!?」
まんまるに瞳が広げられた。とてもかわいいと伝えられ、
この状況で嬉しく思うのか恥ずかしく思うのか、すっかり混濁して褐色肌にも拘わらず頬紅は林檎色になる。
「ん……っ、……んぅ……。
――ひっ!……ぁ……、ぁ……、う……ぅぅぅっ……!
は……っ、……は、……はっ、……ぁ……ッ……」
首肯も出来ない代わりに、喉を絞るようなか細い息で応じる。
縄も縄目も魔法はかかっておらず、彼女が触手に探り当てた隙間は彼女の思うままに動く。
さらなる密着。混乱冷めやらぬままの一体化に瞳は潤み、盛んに吐息がギャグボールの孔から漏れた。
深いキスのように唇がボールごしに重なり、んくっ、んく……っ。
震える息と同時に混ざった唾液を飲み下して揺れる喉。
締め付けられた痩身が喘ぎ、息遣いひとつで乳首同士が押し合う。陰核同士がもつれ合う。
その悩ましい居心地に反射的に腰をもぞつかせ。
すると、縄と締付けに阻まれて擦り付ける動きになってしまう。
じゎ、ゎゎゎ……。
ミニスカートと巻きスカート、その内側で隠されるはずだった染み付きはもう隠す事もできずに、彼女に伝わるどころか、観劇している周囲にもわかってしまうほど交わる股座が愛液に濡れていき。
■リベルタ >
(ごめんなさい、動揺させてしまいましたか?)
かわいいと伝えて少し狼狽えた少女を見て少しだけ微笑んだ。
こちらはこちらで平静を貫く。こういう時にこちらまでパニックになってしまっては彼女にも不安は伝わる。
甘い快楽が送られる度に、身を捩れば捩れるほどに。甘い快楽はより深く、より甘美な物へと変化していく。
近くになれば当然香りも伝わるだろう。優しい花の香り。そういう香水だった。
「んっ」
こちらも甘い声が漏れる。こちらとしてはむしろ楽しんでしまっているようなレベルなのだ。声を抑える気はあまりなかった。むしろこちらに目線を集めてやろうとばかりに声を漏らした。
さて、だが次の問題が現れた。この結び目想像以上に厄介だ。こちらだけでは解き斬れない。
(先にもう一度謝ります。ごめんなさい)
そういえば、こちらのローブの隙間から自身の縄の解除を解いていた触手と同タイプの物を自身のスカートから相手のスカートを通じて潜り込ませる。
細く、しなやかなそれ。それは密着している2人の間を通る。
「んっふぅ」
お互いの秘裂、その割れ目の中心つまりは膣穴や尿道、陰核までをまとめて擦り上げるようにして相手の服の中へと侵入していく。
相手の服を通して袖に、そして縄の解除にかかる。だが、解除する為に動けば動くほど、秘所への刺激は強力になり、そしてそれによって体を捩れば、乳首がこすれ合う。
そちらにもこちらの陰部が熱を帯びているのは伝わるだろう。愛液については混ざり合いもはやどちらの物なのかは判別がつかない。
「んっ」
甘い吐息を交差させ、服を湿らせる唾液の量はお互いに増える。薄でのローブであるこちらは既に体にはりつくようになり、そのラインをあらわにさせる。
大きくはないがバランスの取れた身体のラインを。
■タピオカ > こんな状況下で自分の反応にまで気遣ってくれる腰の低さと、素直な言葉に身体が熱くなる思いがした。
冒険者として一人前だと自負していた自分のほうこそ、この事態に立ち向かわなくてはいけないのに。
同時に、強さと優しさをそなえた彼女へ向けるのは憧れや思慕のこもった眼差し。小さく笑むきれいな微笑みに、心音がかき乱されそうになる。
すぅ……っ。優しい花の香りがするのを、ゆっくりと胸に吸い込む。
少し、俯きながら彼女を見上げ。
心音がとくん、とくん、早まっているのが露呈していないかどうかと不安げに見上げ。
……彼女の甘い声が聞こえてしまって、そして彼女の蜜の熱を感じてしまって。それ以上鼓動が跳ねないようにと何度も瞬きをする。
――壁の向こうでは、赤髪の少女が漏らし始める声にどよめきが広がる様子が伺える。そこに用意してあったらしき、椅子が軋んで前のめりになる様子も。
「ぅ……ん……。
――ぁっ!ふぁ……ぁっ!ぁ……!ゥ……!あ、……ァ……!」
丁寧に謝罪を重ねてくれるから。身体濡れる今はもう、ぶるぶる震えるように首を左右に動かし。
――足元に覚えた、艶めかしい感触に声音と身体が一瞬跳ねる。彼女が何かを試みているらしい、それ以上のことはわからなくても。
自分と彼女の大切な雌の場所を通過するしなやかな触れ心地。
彼女と密着し、すでに火照っていた股座がくちっ、くち……っ!と音を2人のスカートの中で響かせる。
「ぁ……ぅ……!ぁ……、は……!はっ……!はぁっ……!
ぁあぁ、……んにぁっ、は……は……。……あっっ!
はぁあん……!ぁんぅぅ……!う……!うー……っ……!」
ギャグボールの内側でうずまく熱の息は湯気が漂いそうな勢い。
彼女と身体をくっつけあいながら、ぽってりと丸い無毛の恥丘も、肉厚なその唇の奥にある潤んだ孔も。その上の丸い肉孔の尿道も既に尖っているさくらんぼの種のような肉芽もなじられ。触手による解除が進行するに従って触れ合う面積が甘い圧迫感へと変わっていく。
自分だけではなく、この強く優しい少女も感じている。興奮と背徳感で下腹部に強い疼きを覚え。
涙目になって何かを訴えかけようと切なげな声が響く。
ギャグボールごしに弱々しく鳴き。
密着したままで。
彼女と共に触手になぞられる恥丘が、絶頂に達してしまいそうなこと。
擦り上げられる尿道、拉致され長い時間が経った上に催淫効果と、魅力的な彼女と拘束されながら刺激をされた事で絶頂小お漏らしをしてしまいそうなこと。
声にならない声で、それらの粗相が近づいてきているのを知らせようと。
――彼女の身体にぴたりと張り付くローブのライン。
その艶めかしさに、とうとう壁の向こうでは何人もの人が立ち上がったようだ。この先を堪能しようと、身を乗り出す様子。
■リベルタ >
「……」
彼女の動きから、何となく事態は察していた。しかしそれでもここで止めてしまえばここまでの努力が無駄になる。
それに、むしろ今はチャンスなのだ。周りは自分達の痴態に見惚れている……言い換えれば今ならば少し大きく動いてもバレにくい。
後で回りには凄惨な罰を与えるとして。
(いいですよ、私を汚してしまってください。後でここにきっちり請求しますから)
なんて冗談を言いながら、その触手はより大きく、より苛烈に動く。
縄を解くようにウネウネと動くその度に陰核は下着の上から弾かれる。
縄の縫い目に潜り込ませようと深く触手を挿し入れれば割れ目は上から下まで隙間なくこすり上げられる。
「んっふっうぅ!」
そしてそれに合わせ声を漏らす。こちらを見ろとばかりに。
身を捩り動く触手を隠す。そのたびに胸の先端はお互いにこすれ合う。唾液で濡れたそれはヌルヌルとした柔らかく甘いながらも鋭い快楽となって。
彼女が絶頂に至るのならば彼女を背中から触手で支え、腰を引かせないようにする。快楽は逃げ場を無くし強力な物になるだろう。だがここで彼女が大きく身を捩れば折角解いていた縄がまた締まる。今は自身に密着させていないと困るのだ。
そうして触手によって下腹部を、捩るたびにこすれ合う乳首によって上半身を、そして部屋の催淫をもたらす香りと甘い花の香り。それらで思考を。文字通り、頭の上から足の先まで快楽で満たし、同時にその逃げ場。腰を引くという行為を封じた形となる。
■タピオカ > 下腹部のうちにしまい込んでいた尿意という感情も、
唾液と尖った陰核と割れ目と愛液と乳首の先をこね合わせるうちに表に現れていく。縄の拘束と触手の愛撫で理性ごと膣孔も尿道もとろけかけ、彼女の体温におぼれてしまいそうになる。
――部屋の外では、何やら生々しい音がする。指を激しく動かすような。完全に部屋の中に見入っている証拠だ。
「……!
――ぅ……、うっっ……。……あ、……ぅ……」
私を汚してしまってください。額ごしに響いた声に、一度表情がくしゃりと泣きそうになった。冗談めかしくも、きゅむ、と胸の内が弾むような思い。熱っぽい目つきになりながら、その熱視線を向ける人へとはしたない絶頂粗相をお披露目してしまう淫らな背徳感。
禁忌を破るような、いけない心地で背筋がすくみ上がり。浮かぶ腰が、触手によってもみくちゃに擦り上げられて熱い愛液を内側からくちゅくちゅ、音を立てて上塗りしていき。
「ふ……っ!ぅうっ……!ぁ……!あっ……!ぁあぁ……!
はっ、……ひ……ぃいいっ……!んぅううっ……!
ぅ……!う……!ぅ……!
ひ、……ゃ、……ぁ、……、……っ……!
ぁ!ぁっ!ぁっ!~~~~~~~~~んぅうううううううううっ!」
2人の唾液で濡れて張り付く衣服に見惚れているのは部屋の外だけではなく。密着している褐色肌の冒険者もその姿の虜になった。
蠱惑的な体付きから視線が外せない。鼻腔を擽る彼女の匂い。
白い短衣は唾液で透け、褐色の小さな乳房の先端で彼女の先端と睦み合っている。じっと濡れた瞳で赤い瞳を見つめ、盛んに唾液を飲み下す。触手と縄で包まれた内腿が軋み、花の香りに包まれて薄汗をまとう。腰が逃げるのを封じられると、いよいよ痴態を晒す事から逃れられなくなる。その心地に全身が、ゾクゾクゾクっ……!震え上がって。
快楽と羞恥に何も考えられなくなったその瞬間。強く瞳を瞑って。
――びぐうううっ!びぐううううっ!びぐびぐびううううっ!
腰を密着させたまま、激しく褐色肌の肢体が跳ね回った。
跳ね回るのも許されず、震えながらさらに腰元を彼女に押し付ける反動。そして。――ぴゅりゅ、る、ぅぅぅぅぅぅ……っ。
いやらしい水音が、絶頂にはねつく割れ目から。傍目から見えないお互いのスカートの奥から生まれて。巻きスカートも、ミニ丈のローブの裾もびしょびしょに熱いお漏らしがはしたなく染み落としていってしまう。
羞恥に縮こまり、怯えるように開いた瞳の目の端には大粒の涙が浮かんで。口元から唾液を滴らせながら、ほろ……。一筋涙が頬に伝う。
けれど、火照りきった顔つきは、どこか恍惚さを漂わせ。甘えるように、ぴた……っ、ぴた……。ぐしょ濡れになった股座を揺らして彼女と熱を分け合っていて。
■リベルタ > 「んっ! フフ」
自身にも快楽は与えられる。甘く痺れる快楽。
けれどもそれに溺れる事はしない。
その状態でも優しくほほ笑めば、もう一度魔力で声を伝えた。
(もう少しね)
彼女が絶頂に至った。だがそれでも触手は止まらない。というより止められない。止めてしまえばチャンスを逃がす。解く隙を見失う。最も場が盛り上がっている今が最大のチャンスなのだから。
跳ね回る事も逃がす事も許さず、縄だけでなく服の下から触手を使い自身に密着させるようにしながら、触手は動き続ける。
絶頂に至ろうとも与えられる快楽は強くこそなれ弱る事はなく。執拗に陰核と、割れ目を擦り続ける。
そして。
「はい、できました」
ギャグボールでふさいだはずの声が出る。
シュルリと縄がほどけ落ちて、ギャグボールも外れる。
異変に気が付いた壁の向こうの者達は既に手遅れだと知るだろう。既にその身は自身が這わせた魔法生物に捉えられていたのだから。
「ごめんなさい、色々と策にハメるのに手間取ってしまいました……もう大丈夫ですよ」
ほどけても絶頂したまましばらく責められ続けたのだ。すぐには動けないだろう。その体を優しく抱きしめて。
「もう全部片が付きましたが。今頃……ここの人達はどうなっているでしょうか」
自身が放った魔法生物。それはある意味今回やられた事の意趣返し。今頃ここを見ていた連中は自分自身と熱い一幕を演じている事だろう。
まぁ、普通に解放された自分達と違って干からびるまで解放などしないが。
抱きしめた手を放して。
「まずはお風呂に入って服を調達しましょうか。その後どうするかはその後でということで」
と、口元に1本指を立てて、ね? なんて言いながら軽くウィンク。
楽しむにしても見られながらではなく純粋に。
そうして身を清めた後、そのお風呂の中で決めた事をお互いに行動するだろう。食事にいくか、それとも楽しみを続けるか。
それはまた別の話である。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からタピオカさんが去りました。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からリベルタさんが去りました。