2022/09/23 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にネリさんが現れました。
■ネリ > 神聖都市に数ある小教会のうちのひとつ。その礼拝堂に、ぼんやりと淡い色合いを持った光が燈る。
それは長椅子の隅に腰を降ろしていた一人の老婦人の身体を包み込むと、ゆっくりと彼女の中へと溶け込んでゆくかのように収束しやがて消えてゆく。
「 ... おしまい、です ... また痛みが繰り返すようでしたら、きちんとお医者様に診ていただいてくださいね ... 」
彼女の傍らで、そっと翳していた手を降ろしながら修道女が告げると、すっかり痛みが引いて楽になったと嬉しそうに感謝を述べる老婦人に、いいえと緩やかにかぶりを振って見せる。
そうして杖を突きながらも、小教会を訪れた時よりも幾分か軽い足取りで去って行く老婦人の後ろ姿を見送ってから、
「 ...... ふ ぅ ...... 」
無人となり静けさに包まれた礼拝堂の長椅子へと腰を降ろし、消耗した身体を落ち着けるように深く息を吐き出した。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にキルシュナさんが現れました。
■キルシュナ > 「邪魔するでぇ」
老女の去った小教会。その大扉をばぁんっと開いて入り込んできたのは、おおよそ教会の清廉にはまるで見合わぬ淫魔めいた黒装束―――というかもう下着とか水着とか言った方がいいだろうエロ衣装で褐色の肢体を包んだ猫娘だった。
薄暗がりで自ら光を放つかに見える金色の双眸をきょろつかせ、むっちりと肉付いた尻後ろでくねりくねりと黒の長尾を揺らす猫は、長椅子に一人腰かけるシスターに真っすぐその身を近付かせ
「ここに困っとる人を助けてくれる言う徳の高い聖女様がおるっちゅう噂聞いてきたんやけどもぉ………おっ♥ 姉やん、なんやそれっぽい雰囲気あるねぇ♥ 薄藤色の髪に菫色の瞳、雪みたいに白い肌……聞いとった話に一致するし、姉やんの事っぽいな!」
にかっと大口を笑み開く美貌は屈託がなく邪気もない。
が、服装と同じく淫魔めいて男の欲望を煽る褐色の肢体には、でろでろと絡みつくかの淫気が渦巻いて眼下のシスターを品定めしていた。
■ネリ > 刹那、静寂を破り勢いよく開け放たれた大扉の音に驚いた風に身を竦ませつつも、来客の応対をすべく長椅子から立ち上がり扉の方へと向き直る。
するとその視界に映ったのはミレー族の女性、であろうか。しかしながら酷く煽情的なその装いも、独特の訛りを持った口調も、修道女にとっては馴染みの薄い存在で、数瞬の間面食らった様子で菫色の双眸を瞬かせた後、
「 ... こんばんは ...... 徳の高い、聖女様 ... で御座いましょうか ... ? 生憎と、わたくしはそのような高潔な身では御座いませんし ... 困っている人すべてを助ける事は叶いませんが ... 何か、お困りでいらっしゃいますか ... ?」
せめてお話を聞くくらいは出来るやも知れませんと、屈託の無い笑みを浮かべて見せた女性へと告げつつも。
淫気とでも呼ぶのであろうか、蠱惑的な肉付きの肢体を惜しげも無く晒しながら、何処か絡み付くように投げ掛けられるその視線に、たじろいだように半歩、その身を退いてしまう。
■キルシュナ > 不審な痴女猫の登場に驚き固まる様子に嗜虐が疼く。
どこかたどたどしくも丁寧な口調もまた、聖女らしい穢れの無さを感じさせた。
―――が、変態猫の敏感な嗅覚は誤魔化せない。
年の頃なら20過ぎ。
その貞操を神に捧げて守り抜いておりますと言われても納得してしまいそうな佇まいのシスターからは、処女の香りではなく既に男を知った女の匂いが―――どころか、人間ですらない獣や魔物とのまぐわいさえも日常としている爛れた匂いが滲んでいるのだ。
そのギャップだけでも興奮する。
そんな猥褻そのものの内心を飄々とした笑みの裏に隠しつつ
「いやいや、そない謙遜せんでええよ。姉やん、見るからに聖女ー-っちゅう雰囲気だしとるし。あ、ウチはキルシュナ言う冒険者やねん。よろしゅうお見知りおきをー。 ―――んでなぁ、早速お言葉に甘えさせてもらお思うんやけどもぉ……」
にんまり。
軽薄な口調がぺらぺらと紡ぐ言葉を一旦止めて、ベージュの唇端を持ち上げる。
ぽぅ…っと不意に光を灯すは黒装束の隙間から覗く下腹に描かれし淫紋。
赤紫の光を灯したそこから直後、ぞりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅんっ! と勢いよく伸び出でたのは、褐色肌を一層色濃く淫水焼けさせたふたなり巨根。ぱんぱんに張りつめたどす黒い亀頭は子供の拳ほどの大きさがあるだろうか。それが凶悪なまでにカリ首の傘を広げ、きゅっと括れたその下には剥き上げられた包皮のうねり。
そこから徐々に膨らみを増していく肉幹は鍛え上げられたドワーフの前腕の如き肉のうねりを見せ、そこに蔦めいて絡みつく血管のビク付きはミミズが這っているかの様。
現出と同時にむわぁぁ…っと周囲に立ち上らせるオスの精臭も濃密で、相手が処女ならあまりにグロテスクな光景と衝撃に気絶したとておかしくはない。
そんな怒張を誇らしげにビクつかせ、当のエロ猫はへらりと言う。
「ウチのこれなぁ、見ての通りばっきばきに腫れてもうて超困っとんのよぉ。せ・や・か・らぁ……聖女ちゃんの身体で鎮めたってくれへん?♥♥」
■ネリ > 飄々とした笑みの裏に隠された、嗜虐心と爛れた情欲。それを目聡く察知する事は叶わなかったけれども、それとは別にまるでこちらを見透かすようなその視線に、酷く落ち着かない様子で佇まいを直しながら、
「 ... キルシュナ様 ... で御座いますね ... 申し遅れました、わたくしの名はネリ ... と申します ... 聖女などと大それた者ではなく、一介の修道女に過ぎませんが ... どうぞお見知り置きを。」
それでも、キルシュナと名乗った目の前の女性に応じるように、修道女もまた名乗りを返すと共に深く一礼を差し向ける。
しかしその頭を上げた視界が捉えたもの――女性にあるまじき、それどころか常軌を逸した存在感を持つ隆々とした男性の象徴と、その先端から立ち昇る青臭い香りに、修道女は続く言葉を失ってしまう。
「 ... 申し訳、御座いませんが ... わたくし程度の力では、キルシュナ様のお役に立てそうにありません ... 」
暫くの間を置いてから、ふるりとかぶりを振って見せながら、申し訳なさそうにそう告げる。
仮にそれが何かしらの呪いによるものであったとしても、自分には解呪する術は無いし、単純に雄々しく佇むそれを鎮める為の行為を望んでいるのであっても、容易く呑む事は出来ないと言外に伝えるように。
■キルシュナ > 「んふ♥ りょーかいや。せやったらネリちゃんて呼ばせてもらうな♥」
猫娘の自称年齢18歳なのを考えるなら彼女は年上なのだけど、落ち着かなげな様子は嗜虐を煽り可愛らしい。そんな理由が年下にするようなちゃん付けの愛称を選択させた。
「いやいや、そないな事あれへんってぇ♥ 見た感じネリちゃんてかなぁりえぐいちんぽも呑み込んで来とるやろぉ?♥ 修道衣に隠れてよぉ分からんけどおっぱいもお尻にもむっちむちな感じやしぃ、絶対気持ちよぉなれるて思うんよねぇ♥♥ そないなわけでぇ、その身体ウチに使わせたってぇな♥♥」
ただでさえ初対面には近しい距離をずずいっと狭めれば、いきり勃つ怒張の先は彼女の鼻先。
恐らく彼女は嗅ぎ慣れているだろうオスの臭いが、煮詰めたかの濃厚さでその鼻孔をくすぐる。
否応もなく聖女の脳裏に浮かぶのは、今日まで秘めやかに果たされてきた数々の務めの光景。
無数の男達に、不浄の獣に、剛力の魔物に貫かれ、穢されて来た淫猥な記憶映像。
「ほれ♥ 何事もチャレンジしてみぃひんと分からんやろし、とりあえずこのぷにっぷにの唇でウチのおちんぽ様の相手したってよ♥♥」
怒張の付け根をぐいっと引き下げ、早くもぷっくらとカウパーの雫を膨らませる亀頭を聖女の唇に押し付けようとする。
この猫が完全にヤる気になっていることは「ふー…っ♥ ふー…っ♥」と乱れた鼻先や、淫欲滾る金の眼差しを見るまでもなく明らかだ。
このままのらりくらりと受け答えを続けていても平和裏な別れなどありえないという事は、世間知らずなシスターにも分かるはず。
今すぐ逃げ出すか、先手を取って攻撃して撃退するか、もしくは流されるままに淫行を受け入れるか。ぱっと思いつくのはその3択くらいではなかろうか。
■ネリ > 惜しげも無く晒された起伏に富んだ肢体と、獣の特徴を持った女性の外見から実年齢を推測するのは容易く無く、呼び掛けられた愛称は慣れないものであったけれども別段拒否する様子は見せずに。
「 ... ッ ... そのような、事は ... 何を仰って ... 」
しかしながら、自身の秘された経験を見透かしたような相手の言の葉に、僅かながら動揺の色を見せる。
鼻先へと突き付けられた怒張、その先端から立ち昇っては鼻腔を擽る独特の香りに噎せ返りそうになりながら、彼女の言葉に駆り立てられるように、幾度と無く経験させられてきたその光景を否応無しに想起してしまう。
「 ... 此処は教会で御座います ... そういった事を望まれるのでしたらば ... もっと相応しい場所を訪ねるのをお勧め致しますわ ... ?」
今にも唇へと押し付けられんとする怒張から逃れるように身体を退いて、菫色の双眸が相手の姿を改めて一瞥すると、吐息を荒げ金色の双眸を爛々と輝かせるその様は、つい今しがた想起させられた光景の中の相手の姿と重なって。
胸の内に浮かび上がった動揺と恐怖を出来得る限り抑えながら、落ち着いた物言いで目の前の相手にそう告げると、それ以上の返事を待たずに足早に教会の奥へと去るべく足を進めようとする。
■キルシュナ > 【部屋移動しますー。】
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からキルシュナさんが去りました。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からネリさんが去りました。