2021/06/04 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にビデラ・フォーランハルトさんが現れました。
ビデラ・フォーランハルト > 静まった教会の内、従士の男が一人、祈りを捧げている
表情は切羽詰まり、今にも身を引き裂かれようとしているかのように苦し気で

「やはり、聖女は信仰が広まらないことを憂いておられた。なんと情けないことか
手助けとならないばかりか、足かせとなってしまっている…」

漏れ聞こえただけではあるが、聖女が『神の塩粒』が広まっていないことに対して言及したという
ならばそれは、従士である自分や同士の怠慢でもあると受け止めていて
まだまだ自身の行いが足りないと涙を流しながら懺悔している

「未だ卑小なる我が身、歩みは聖女に比べれば赤子のように遅い。
しかし…、だからこそ歩みを止めてはいけない。遅いのなら、止まってはならないのだ」

自身の精神に傷を刻むための血を吐くような言葉
自分が優秀だなどとは全く思っていないが、それならば休んでいる暇はない

ただし、祈りを神像に捧げる時間は続く
少しでも聖女の助けとなるように
我が身をお助け下さいと、情けないながらに祈る。祈る

外では、同士が同じく塩粒を広め、反逆者を捕らえる見回りを行っている
この祈りが終わるか、その同士が帰ってくるか…あるいは、予想がつかない事態が起こるか
そのいずれかが起こるまで、聖堂の中で従士は祈りを捧げ続ける

ビデラ・フォーランハルト > 「――――――……さあ、行きましょうか…」

祈りを終えれば、行こう
今日もまたこの街に塩粒を広げ、神の威光を広めなければならない

ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からビデラ・フォーランハルトさんが去りました。