2021/03/22 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
メイラ・ダンタリオ > 王都と神聖都市はほど近い距離を持つ
野良兵は入り込む 宗教よりも売りが儲かる
御布施という名で指名する

そんな蔓延る神聖都市の裏になんら興味もないメイラ
神聖都市へ赴いているのは、ここでは宗教施設に富み、信者に溢れ、祈りが毎日にある
しかし戦場と近いことでそれに近いマーケットがあるのも事実であり、僧侶らが拵える回復薬に一定の評価があるからだった

戦場で活躍し、冒険者に足元を見て捌き、死んでほしくない高官に優先されるべき薬術の品。
王族貴族の“お気に”らしい数名の修道女を態々行きかえりで出迎え付きの護衛
それと共に、薬や神聖都市の新鮮な修道女を護衛や仕入れに来た王都人がツマんで帰る。

メイラは、護衛役を終え、積み荷の確認とそれに伴う番の確認
諸々が過ぎた夕暮れ時に、一度愛用の鎧を騎士含める護衛用の宿舎に預け、黒生地のパンツスタイルと一条に編み込んんだロングヘア
腰に剣を携えただけの軽装で街中を散策していた。

祈りも、宗教も、救いも無縁のメイラには、今は精々が兵や商人用に誂えた酒場で酒精と肉を求めている
宗教人らが禁制する食事はいくつもあるだろう
マナーもある それらを無視し、食む肉の脂味はどれだけ甘いのだろう

「さて、と。」

そう言って、肉と炭の匂いがするそこへと、両手開きの扉を開けて中へと入っていった。