2021/01/28 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にロブームさんが現れました。
ロブーム > 教会の談話室。
そのソファに、男が一人座っている。
彼は、この街では慈善家として通っている――救貧院や病院、孤児院などに金を渡したり、時には様々な理由で金が必要な個人に対する援助さえする。

援助の条件はただ一つ。それが、"他者の為のものである"という一点だ。

「……ふむ。今日の依頼者は誰だろうかな」

この教会は、男が一時的に借りているものだ。
今日、此処に来る"誰か"と話をする為に。
勿論、男とて慈善事業でその様な事をしているのではない。
事と場合――具体的には、それが女であれば。

「(私の楽しみのための、贄になってもらうとするかな――)」

ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からロブームさんが去りました。