2020/08/17 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にロブームさんが現れました。
ロブーム > ヤルダバオートの中でも、観光客が来るほどには大きな教会の中庭。
一般に公開されているそこには、老若男女身分も様々な人々が、思い思いに過ごしている。
子どもたちは中庭の中で遊んでいるし、敬虔な者は聖人や十字架の像に祈りを捧げている。

「……」

その中で、黒いローブの男が歩いている。
彼は、悪魔にして魔王――この様な場所には存在してはならない筈の人外。
だが、それに気づく者はいない。それどころか、彼の存在自体、誰も認知していないかのようで。

「(さてさて。"美しき心"を持つ者……ここならば、見つかりそうではあるが)」

堕とし甲斐のある、美しき心――それは無垢だったり、優しかったり、高潔だったり、時にはそういうのすら持たない者と様々だが――とにかく、そういう心を持つ者を男は探している。
そういう心の持ち主を連れ去り、快楽に焦がし、情けを乞わせ、快楽に堕とす為に。

ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にミズホさんが現れました。
ミズホ > 「……」

近頃悪いこと、というには度が過ぎた出来事ばかり起きている。
そのため、おはらいも兼ねて神殿を訪れていた。
ほかの信徒に交じり、懸命に祈るが……
おそらく神は何も助けてくれないだろう。
というより彼女に降り注ぐ多くの問題の大半が、神を名乗る存在によりもたらされていた。

「さて、どうしましょうか」

一通り祈りをささげ、さてどうしようかと街を見回る。
観光には非常に良い、きれいな街並みだ。
少し町でも見て回ろうかと、そう考えていた。

ロブーム > 「(……ふむ)」

男の目に彼女が留まったのは、本当に偶然である。
ただ、信徒の中に、年若い――それも、露出の高い衣服を着た少女が居たというだけ。
そして、その衣服こそ、男が目をつけた理由であった。

「(微かだが、神威を感じる……巫女か何かであろうな。それも、かなり気に入られた……)」

彼女の心が"美しい"かどうかはともかく。
それを試してみる価値はある様に思われた。
故に、男は彼女の背後まで歩く――魔術により、気配を姿ごと消しているので、彼女が気づくのは難しいだろう。
そして、

「――動くな」

と囁く。
同時に、彼女だけに解るように、自らの膨大な魔力を露わにする――色にすると泥の様に黒いそれは、明らかに邪悪である事が解るものだ。

「お前がほんの少しでも、私の存在を周囲に知らせたり、助けを求めたり、私の言うことに逆らえば、この広場一帯の人間を皆殺しにする――良いな?」

と、男は言う。
勿論、実際にそんな事をするつもりはない――そんな事をした所でメリットは無いし、人間が減れば経るだけ、ロブームの探す"美しい心"の持ち主は少なくなるのだから。
だが、少なくともその声音は、嘘である事を見抜かせないだけの威厳に満ちていた。

ミズホ > 「!?」

驚き立ち止まり、そして声を上げずに振り向く。
全く気付かなかったが、今は気づく。
邪悪で強力な存在だと。

ここまで近寄られたら、何もできなかった。
まあ、そもそもの力差的に、何もできないだろうが……

「ボクを、どうするつもりですか」

神聖都市でも邪悪なものを引き付けてしまう自分の運のなさに泣きたくなりながら、そう尋ねた。
今後、たいていのことならいやいやながらも言うことを聞くだろう。

ロブーム > どうするつもりか、と問われ、男はふむ、と顎を撫でる。
相手の声に、恐怖は無い。
どちらかというと、諦めを感じるが――ともあれ、抵抗は無いようだ。

「何、大した事ではないよ。私は今、少々退屈でな――少しばかり、暇を潰したいのだよ」

と言うと同時、ロブームの指が、ミズホの首筋に這う。
指先で、軽く擽るように浮いた血管をなぞるように。
そして、左の手は彼女の尻をさわさわと撫でる。

「なあに、そう構えなくても良い。
君は、ただ此処で立っていれば良い。但し、もしも力が抜けて座り込んだり、或いは私に対し何か懇願したら、その時は」

くふふ、と邪悪に笑う。
具体的に何も言わないが、それ故に不吉を感じるだろうか。

ミズホ > 「変態……」

人通りがありそうな野外の街中。
そんなところで尻を撫で、辱めるつもりのようだ。
そんな悪態をつくことしかできない。

立っているだけ、なんて甘いものではないだろうが、拒否権はなかった。

「早く、終わらせてください」

何をされるのか、不安を感じながら、そういうしかなかった。
尻を撫でる手は、しっぽでぺちっと振り払おうとする。

ロブーム > 「ふふふ、最高の、褒め言葉だ」

そう言って、本格的に彼女の肢体に手を伸ばす。
両手で、彼女の小さな乳房を包み込む様に優しく揉む。

「さて、まずは小手調べといこう。
幸い、私には幾らでも時間があるのでね……じっくり責めさせてもらうよ?」

そう言う男の手の動きは、実際何処までも緩慢だ。
やわやわと優しく揉む動きは、だけとねちっこく責め続ける――飽きもせず、ただ彼女の中に快楽を燻ぶらせるように。
そして、それを補佐するように、彼女の長い耳の裏に、舌を這わせる。
キャンディーでも舐めるように、ぺろぺろと舐めるその動作も、あくまで緩慢だった。

「(まずは、弱い快楽を身体に灯らせ――それを徐々に強くしていく。基本よな)」

そんな事を思いつつ。

ミズホ > 「んっ! んんっ!」

恥ずかしそうに身をよじる。
乳房をもまれれば、すぐに乳首が硬くなり、レオタード越しにも勃起しているのがはっきりわかってしまうだろう。
漏れる声も若干甘く、感じていることはまるわかりだった。

「いやぁ、やめてよぉ」
しかし抵抗はできあなかった。ここで下手に反抗すると何が起きるかわからない。
ただただ、立ち尽くしたまま、胸をもまれ続けるしかできないのであった。

ロブーム > 「おやおや、随分と快楽に弱いようだ。ああ、勿論やめてあげても構わんよ?
但し、周囲の人間の命の保障はできんがね」

等と嘯きつつ。
男は、責めを続ける――今度は、ツンと張ったその乳首を指と指で、くに、と優しく摘む。
そのまま、くにくにと、力を強めたり弱めたりして、彼女の身体を弄ぶ。

「随分と快楽に慣れた身体ではないか――さては、一度ならず男と寝たことがあるな?良い良い。そっちの方が、話が早いというものだ」

言いながらも、男は責めをやめない。
あくまで一定のペースで責め続け、彼女が絶頂する、その手前まで責め続けることだろう。
但し、その手前まで来た時、男はその手をぱ、と離してしまう。
まるで、絶頂はさせぬと言うように。

ミズホ > 「あ、ああ、あっ」

ミズホの体は非常に敏感になっている。
乳房を愛撫され、乳首をいじめられれば、すぐに甘い声を漏らし、胸イキしそうになってしまう。
二、三分程度ですぐにイキそうになってしまった。
かなり弱い。

しかし、そこで手を止めはなされてしまえば、もどかしさのみが残る。

「え、ど、どうして?」

唐突に終わった辱めに、感じたのは喜びではなく困惑だった。
レオタード越しでもわかるぐらい乳首を充血させながら、そう問うた。

ロブーム > 「どうして?さて、何に対するどうしてなのか、私にはさっぱり解らないが?」

ニタニタと笑うその表情から、今のが偶然ではなく故意である事は解るだろう。
そして、間髪入れずに、今度は彼女の秘部に指を伸ばす。
最初は探るように、秘裂をなぞるが、やがてそれはある一点で止まる。
そこは、少女のクリトリスだ。

「先程は、ゆっくりとした動きで退屈だったろう?次は、少し刺激を強くしてしんぜよう」

そう言うや否や、布越しに、クリトリスをカリカリと引っ掻く。
遠慮のない速度ではあるが、布越しであるからか、それとも痛みと快楽の境を上手く見極めているのか、ほとんど痛みは感じない。
ただ、敏感なそこを引っ掻く快楽だけが、続くことだろう。

ミズホ > 「んっ!! いやっ、そんなところ触らないでぇ」

少しだけ足を開かされて、クリトリスを撫でられる。
すぐに甘い声を上げてしまう。
服越しでもわかる、ちょっと大きめなクリトリス。
それをいじられるとすぐに秘所から愛液が漏れ、レオタードの股間部分を汚していく。

ぬちゅっ、ぬちゅっ、ぬちゅっ、すぐに卑猥な水音が響く。
さらに責めればすぐに絶頂してしまうだろう。
すでに腰がびくっ、びくっ、と震え、限界はすぐそこであるのは容易にわかるはずである。

ロブーム > 「(ふむ、感じやすい身体を責めるのも、中々楽しいものがあるな)」

性感を知らぬ少女を時間をかけて調教するのも良いが、触れば直ぐに反応があるというのも悪くない。
ペースを変えず、ねちっこく責めるが、やがて彼女の腰が震え始めた。
絶頂の予兆。
男は、引っ掻くペースを少し緩め、彼女の顔を覗き込みつつ、

「さあ、今度はもう少し責めてみるかな?今度は君がイクまで責めるのも悪くはなかろう」

等と期待させつつ、正に後一回引っ掻けば、という所で、

「いや、やっぱりやめておこう。さっき触らないでと言われたところであるしな」

と言い、その指を離してしまう。
今までの責めで、完全に、彼女の身体を知り尽くしたかの様に。

ミズホ > 「あっ、あっ♡ いくっ、いくぅ……」

ビクッ、ビクッ、と体を跳ねさせ、まさにイクその直前で、手が止まる。

「え、あ、ああっ……」

もどかしい。とてももどかしい、乳首もクリトリスも、服の上からわかるぐらい充血している。
しかしイケない。
その直前で手を止められてしまうからだ。
もじもじと体をよじり、欲求不満を解消しようとするが、当然無駄であった。

ロブーム > 「……さて、そろそろか」

既に、身体の中に十分な火は埋めた。
後は、堕とすのみ――故に、まずは一度、彼女を誘惑してみることにした。

「さて、まずは一段落だ。少し休んだら――つまり、君の中にある快楽が一旦収まったら、また続きをしよう」

先ほどと同じ続きをね、と言葉を足す。
先程と同じ――つまり、また焦らされるだけの責め、という意味だ。

「だが、君にはそれなりに楽しませて貰っているからね。
もし、君に何かお願いがあるならば――それを叶えてあげても良いぞ?」

と言って、返答を待つ。
自分の中の倫理観や貞操観念に従って、あくまでも自分を押し止めるのか。
それとも――禁断の果実を齧るように、悪魔にお願いをしてしまうのか。
勿論、前者を選べば、更に辛い責めが待ち受けているのは確実だが――

ミズホ > 「おねがい? もうこんなことやめにしてっ」

体を焼く熱を無視して、そういうことを言う。
ある意味快楽に慣れておらず、どうすればいいかがわからないゆえの強気の発言だった。
しかし、じらされ、丁寧に説明されれば、快楽への態勢のないミズホはすぐに落ちてしまうだろう。

だが、それは先のことだ。
少しずつ収まる熱の中、ミズホは明確に拒否をした。
胸を焼く熱も、腹の奥で疼く熱も、みな無視する。
しかし、見た限りもう限界が近いのもわかるだろう。
太ももまでびっしょりに濡れた愛液。
乳首からも母乳が漏れ、レオタードを汚している。

ロブーム > 「ふむ。そうか。では、続けるとしよう」

勿論、やめる事などしない。
拒むというのならば、しつこく何度でも続けるまで。
聖者の前に悪魔が幾度も現れる様に、である。

「前は中々経験があるようだが、こちらは如何かな?」

などと言いながら、今度はレオタード越しに、ミズホの後孔を弄る。
指先で幾度も、孔を撫でる様に、である。

ミズホ > 「おひっ、おひぃぃいい♡♡」

尻穴の方の経験もそこそこあるため、愛撫されてさらに感じてしまう。
拒み、いじられ、開発され、限界まで責められ、そこでじらされる。

まさに悪魔のような所業の繰り返しである。
快楽への耐性が高くないミズホには、到底我慢できるものではなかった。
二度、三度と責められると、すぐに限界になってしまう。

そうして限界になったミズホが何を述べたのか。
そうしてそれを述べた後、物陰に消えた二人が一体何をしたのか。
それはまた、別の機会に語ることになるだろう。

ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からロブームさんが去りました。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からミズホさんが去りました。