2020/07/28 のログ
■ビデラ・フォーランハルト > 騎士がまず少女を蕩かそうとしたのは。
その体躯の違いもあるだろう。
苦痛を多く与えてしまえば、騎士の目論見は瓦解する。
だから、体格が違うとしても…苦痛よりも快楽が勝るように、騎士は少女の身体を火照らせていく。
慣れてはいない動きではあるが、それでも一生懸命に。
自分に尽くそうとする意志を感じる。
その意思は、性の手管よりも…一層男の本能を刺激する。
焼けた鉄のような剛直が、唾液でぬらぬらと部屋の灯りを反射し。
より、女を悦ばせる槍となっていく。
そして、敏感なその槍を更に丁寧に…裏から、上から…少しずつ大胆に舐められ。
唇を突き出して口づけを受ければ、応えるようにびく、と震え。
先端を…小さく可愛らしい口でしゃぶられれば。
腰に電気が走るような刺激が走っていくことは避けられない。
先走りの量も増え、少女の口に、唇を濡らしていこう。
「…ふふ。…嬉しく思います。…ふ…、とても、献身的で…
気持ちいいですよ、フィリ…。抑えなくても、構いません…」
男の吐息も、隠せないほど荒くなっていく。
時折、堪えるように息を呑み。
少女の口淫が、騎士の性感を高めていく。
もう何度目か、赦しの言葉をかけながら…優しく少女を撫でる手は止めずに。
やがて絶頂の寸前で…少女は口を離す。
「気持ちよかったですよ。…もちろん、です。……っ……!」
いたいけな少女が、自ら精を求めてヒナ鳥のように口を開け。
肉棒を扱く光景は酷く扇情的で淫らだ。
刺激だけではなく、視覚からの情報にも興奮を後押しされ…
少女の両手に扱かれ、限界となれば。
わずかに少女の手に自分の手を重ねて角度を変え。
鈴口を少女の口内に向け…少女の目の前でその口は開く。
びゅくっ!と音を立て、飛び出すのは当然…任務の後だからか酷くねばっこい精液だ。
噛めば食感すらありそうなほどのそれを、次々に、脈動と共に少女に放っていき。
全て受け止められるかはわからないが…脈動が終わるまで、その砲身は少女に向けられたままだ。
長いようにも、短いようにも感じられる射精が終われば。また優しく少女の頭を撫でて。
「とても、心地よかったですよ……、ふ…ぅ。……今度こそ、フィリの身体を愛してあげましょう。
…祝福を受けた体では…もう、限界でしょう…?」
そう言いながら軽くではあるが…つま先で少女の腹をこつ、と柔く突く。
お互いに一度ずつ身体を解し合い…準備はできただろうと。
少女の身体を支え…寝台へと導こう。
「フィリの愛らしい表情を見たいので…仰向けのまま、脚を広げてもらえますか?」
続けて告げるのは、そんな言葉。
覆いかぶさるように、少女と向き合えば。
未だ萎えるはずもない肉槍を少女に向け…唾液と精に塗れたそれを見せつけつつ、先を促そう。
■フィリ > 一度蕩けてしまえば。そうそう収まりがつかなくなってしまう。
羞恥や初心さを見せこそすれ、何も知らない、何一つした事がない…そんな身の上では有り得ないのだから。
寧ろ、ある程度でも経験し、知識を持ってしまっているのが。この国の住人ならば普通なのかもしれない。
普通、当たり前、そう少女自身が納得してしまうよりも。殊更に有効なのは、神の赦し――騎士の肯定。
認めて貰えればこそ、少女の奉仕は次第に、拙いながらも積極的な物になっていく。
熱すぎる温度を宿す、大きすぎる剛直を。両手と口とを全て使い、ようやく奉仕出来るようになった…かと思えば。
更なる伸び代を見せて膨張していく剛直は。とてもではないが、上から下まで包みきるなど出来ない代物。
括れから根元まで。その間だけでも、たっぷりと長さが有る為に。
必然、上から下へ、下から上へ、扱く両手は。刺激を与える範囲を増していき。
其処へ握る力を強めれば。汲み出すように、先走りがどろどろと吐き出されてくる。
口内いっぱいに拡がる苦味を。それでも、何度も何度も飲み込んで。
「――――、っ、っ…ん …っ、 っ…!?
っけ、ほ、っぁ――ぁ、っ、く…ふ……ぇ っ、っ、ん … んぁ …」
そして解き放たれた彼の絶頂は。勢い強く、喉を打つかのようにして、口内に浴びせ掛けられた。
むわりと強烈な精の臭いが、直接、喉の奥に沸き上がる。味覚の埋め尽くされそうな強い苦味が、脳内に拡がっていく。
…それだけ、吐き出される精が濃く、多く。それだけ、彼が快感を覚えてくれたという事だからこそ。
例え、全てを飲み干す事は無理だとしても。出来るだけ、こくりこくりと飲み込んでいく。
絡み付く程に濃い物は、唾液と混ぜて。唇から溢れてしまうものは、途中で片手を引き寄せ、その掌に受け止めて。
…やがて射精の勢いが衰え始めれば。舌を差し出し鈴口を、裏筋を舐めて。最後に、ちゅるちゅると吸い上げれば。
後は、掌に溜め込んだ残りを啜ってしまう。
全部。ちゃんと、飲んでみせる。其処までしてこそ、きちんと奉仕した…と言える筈だから。
「――、――は… っ、ん …ん く。……っ、っぁ…
嬉しく、思われるの……です、ビデラさまが、そぅ…仰って。……感じて、下さったの、でしたら…
後は。……はぃ、ぉ願ぃ致します、どぅか …ビデラさまと、一つに―――― んっ、っひゃ、 っ…!?」
ひくりと。疼きに任せた身震いが走る。ただ爪先で下腹に触れられた、それだけでも。
外から触れられただけで、こんなにも、熱くなってしまうなら。内側から満たされたなら、どうなってしまうのか。
頭の中を満たす、春を思わす発情ぶりに。気を取られてしまう内。
伸ばされた両手で支えられ、立ち上がらされると。膚へと掌が触れる、それにもまた、声を上げてしまう。
今もまだ愛撫を受け続けているかのような、とろんと夢見るような眼差しのまま。
運ばれた先、寝台の上に横たえられると。
一度、胸の前で両手を重ねて握り込み。胸の高鳴りを押さえ付けるようにして。
「――勿論、です……羞恥が無ぃとは、言わなぃの…ですが………
はしたなぃ私は、ビデラ様に、見て…ぃただける、その方が。――きっと、大切に思ぅの、です――」
僅かに視線を彷徨わせるようにした、紅く火照る面差しを。見下ろされている。
今度は胸から口元まで、両手を持ち上げて。包み隠す唇は、ぽそぽそと控え目な言葉を紡ぐ。
当然。見られているのは、顔だけではなく。先程の愛撫からずっと、尖りを帯び続けている、乳房の先端や。
身体全体をしっとりと染め上げる程に、薄桃色に上気しきった膚その物や。
…そして、促される言葉に従ってみせたなら。
膝を引き付けるようにして拡げた、両脚の狭間。
指よりもずっと太い剛直を待ち侘びて、淡くその口を拡げてみせながら、とろり…とろり、蜜を垂らす秘裂まで。
余す所なく視認される筈で。
おずおずと見つめ返せば、こちらからも。たっぷりと精を吐いて、それでも大きさを失う事の無い、剛直が飛び込んでくる。
白く濁った粘液の糸を垂らし、ひく、ひくと揺れる剛直の逞しさに。堪らずぶるりと身を震わせて…。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からビデラ・フォーランハルトさんが去りました。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からフィリさんが去りました。