2020/07/27 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にビデラ・フォーランハルトさんが現れました。
■ビデラ・フォーランハルト > 【継続待機です】
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にフィリさんが現れました。
■フィリ > 「――何、を…言っても。っぁぅ、っふ…ぅ…ぁ……
ぁ…ぁ、神様は…騎士、様は、とても…っ、っん、ん…ぉ……とても、ゃさし、く て…」
身体に灯された熱と。それを焚き付ける薬効とが。深い所で混じり合う。
染み渡って来る熱量が、容易に少女の理性を溶かしていけば。
一度形を失ってしまった物を、違う形へと捏ね上げていくのは、難しい事ではないだろう。
事実今正に。火の点いたような羞恥の感情を、更に煽られているというのに。
寧ろそれにこそ、更に熱量を高められていく、としか思えない。
一旦言葉の途切れたその間にも。着実に与えられていく、穏やかな心地良さと。
…それでは決して満足出来ないだろうという、焦れへの確信。
この先が欲しくて堪らないという欲求を、これでもかと思い知らされて…漸く、与えられた言葉は。
それこそ神様からのお許しその物にも聞こえてしまう。
欲求と。快楽と。双方を一纏めにして肯定するのは、神の使いによる指使い。
「――、――っ……っふ… ぅ、 っぅ…!?
其処っ、そ…こ…ぅ、ぁっ……ぁ っっ…――――…!」
ほんの僅かに、火照りを帯びた秘裂へと、指の裂きが掠めれば。
もうそれだけで痺れにも似た快感が。胸板に包まれた少女の背中を、びくんと大きく跳ねさせて。
後僅かで、丘の儚さとは不釣り合いに尖る、先端へ。辿り着こうとする指の腹へ。
淫らな興奮を形に変えた、胸の高鳴りを伝えてしまう。
は、ぁ、はぁと。乱れた呼吸を、一度、唇を噛むように押し留めたものの…。
「――ぃ…頂きたぃの、は… …っ、ふ、 …ぁ…
――む、…っね、…もっと、一番、先と…ぉ―――― ………っ、っ…!
ぉ、 っ… ……ぉ…… ぉま ・こ、です、そ・こに、触っ…… 」
それはもう。教会で口にするのは、決して相応しくない…筈。そんな言葉。
耳年増だからこそ知っていても。場所が場所である、という常識が。少女の声を細く絞る。
気の触れるのではないかという程の羞恥に。結局吐息も、身体その物も、まるで震えは収まらず。
…まして其処に。切れ切れ、消え消えの言葉を紡いだその瞬間。
「――、――っ 、っ…!!ひぁ、ぁ、ゃぁぁ… ぁ、ぁぁっ、っ…!?
っふ…ん…ふ、ぁ、っぁっ、…し、き…しさま、っ、び…でらさ…まぁっ…!」
褒美のように。罰のように。待ち望んだ快楽が訪れる。
尖りを帯びた先端にも。紅く火照る肉芯にも。直に宛がわれる指先が、それぞれを刺激し始める。
意図に関わらず、焦らされに焦らされたにも等しい少女の身体は、大きく跳ね上がる程。快感に打ち震え。
…もう、今にも快楽が振り切れて、その頂点へと至らんとするばかり。
■ビデラ・フォーランハルト > 「フィリを一時でも幸せにした我らが主が、その程度でお怒りになると…?
…私ももちろん、怒ったりはしませんよ。むしろ、フィリ…貴女の内側を、もっと見せてください…」
優し気な囁き声。
土に落ちる水のように、少女の内側へと入っていく言葉。
指の動きは決して乱暴なものではない。
雄の欲望を見せず、ただ少しごつごつした指を少女を愛でる道具とする
彫刻を作る職人のように、少女の反応の良い場所を撫で、掻き、整えていき…
「愛らしい声が出ましたね。いいのですよ、フィリ…、もっとその声を私に聞かせてください。
おかげで…精霊に焼かれていた体が…良く癒されていきます」
騎士も、少女が乱れる様子に…は、と一つ息を漏らしながら。
更に、悪い事ではないという意識を植え付けていく。
そんな…少女からしてみればはしたない言葉、声を出すことこそが。
騎士の役に立つのだと、何度も何度も囁いていく。
少女の抵抗感を削ぎ、より乱れられるようにと。
「…ふふ。良く言ってくれました。…身体も暴れていますね…我慢はしなくていいのです。
フィリの全てを、私に…」
騎士からしてみれば軽く触れ、弄っただけではあるが。
塩粒の効能を受け、焦らされた少女の身体が悶えるのは愛らしい。
前後不覚になっているであろう少女に更に赦しと感謝を与えながら。
少女の身体は優しく抱き留められたままだ。
それもまた、少女がどうなったとしても、受け入れると伝えるための状態。
そして…指の動きが、また変化する。
小さな乳房を根元から揉み上げ、先端を…一際強く抓み。
秘芯を親指で撫でながら、騎士の中指は…浅く浅く、少女の内側へと侵入しよう
第一関節すら埋めない浅さだが、軽く指を折り曲げ。
少女の膣内を緩くかき回す。
細かく振動させるように指を震わせ。
どれだけ優しくしても隠せない、女性よりは硬い指で…少女の膣の入り口を擦っていき。
騎士の肉体の内側で…軽くでも、快楽の頂点に至ってしまえと。
少女が切なげな声を何度あげようと。騎士は笑顔のまま少女を見つめ…頂点を目指して責め立て、追い立て続ける。
「さぁ……、『いいですよ』、フィリ」
■フィリ > ――ぁふぁ、ぁっ っぁは…ぁ……ぁ、り…がとぅご、ざぃます、っ……っふ、ぁ、ぁっ…!
ぅ……ち、内が…わ――?そ…れは、っ、っぁ、な…なか、っぁっ… 」
実際に語られて、求められているのはきっと。内面…心をすらさらけ出し、明け渡す、という事なのだろう。
だがこの状態で、自身の内側という言い方をされてしまうと。
蓄積し続け、耐えようのない発情の疼きが、つい勘違いを誘発してしまう…らしい。
漸く、秘裂その物へと触れてくれた指先へと、伝えてしまうのは。
其処から先、文字通りに身体の内側へと、触れられる事への期待めかせて。指の下できゅぅと竦んだ肉唇の感触だろうか。
タイミング良く直接の接触を受けた事も有り。高まった知覚からの快感が、一気に解放へと向かい始め。
それこそ、堤防を突き破る濁流のように。快楽と情欲とが、堰を切ってしまうなら。
後には塞ぐ術を失った、無防備さばかりが残る事となる筈で。
「――ふ…っぅ、っふ、…っぁぅ、ふ…!そんな――に、良いの…ですか、ビデラさ――ま…も…
それなら、かっ…甲斐が、ぁり…んっぁっぁっ、ぁは…っぅ!?っぁ、は―― 、っ………っっっ ……!!」
騎士の巧みな指使いが。まだまだ浅い接触も、充分な程の愛撫へと変えてしまう。
其処へ更に、最初から染み込んでしまっている、塩粒の効果が加わるのだから。
抱き締められた腕の中、身悶えじみて暴れてしまう少女は。正しく、指だけで達しようとしていた。
神の赦しもさる事ながら。実際にこうしている彼自身が、肯定してくれるという事実が。
解り易く喜びに。其処から悦びへと繋がっていく。
腰が浮き、腿が強張り。乳房へと回されている側の腕と、縋り付くようにした少女の両手に、更に力が加わっていく。
先端を指先で潰される力強さは、そのまま快感の強さに直結し。ひ、と追い詰められた悲鳴のような声。
指の下、更に膨らんで包皮を圧し上げ、すっかり姿を覗かせた肉芯から…その先。
淡く蠢く内側への入口に。指先が触れた瞬間。涙に潤んだ少女の瞳が、それでも、期待するからこそ見開かれて――。
「 っ、っ ――………!! っっぁ っぁ っっ、 っ、 っ …!!」
此処まで来ても。他者と触れ合うその為に、どうにか、言葉を…会話を続けようとしていた少女が。
完全に、そんな気遣いも努力も投げ出してしまった。
もう言葉にもならない、声とすら言えないような物だけを吐き出しながら。一際大きく仰け反ってしまう。
…指が。中指だけでも、立派に太いその先端が。ふつりと入口をこじ開け、少女の内側に入って来てしまったせいで。
きっとその瞬間に始まってしまうのだろう、快楽の頂点…絶頂への行程が。後は加速するばかり。
浅く、それでも内側としか呼べない粘膜を揺すり立てられ、掻き混ぜられて。
大きく上向いてしまった少女が、彼へとさらけ出すのは。天地逆さの向きで、背中を預ける彼の顔を見上げる仕草と。
そうして向けた表情が、どうしようもない所まで、蕩け堕ちてしまう、その瞬間。
同時に。埋め込まれた指先に、甘く唇が吸い付くかのような、膣口の収縮と。
更に奥まで竦んで、蠢いて、押し出されて来るどろりと熱い蜜の滴りが。開かれた膣口から、零れ落ちていく感触を。
…もう当然の事のように、絶頂にまで圧し上げられた、その事実を訴えかけていく。
■ビデラ・フォーランハルト > 「さぁ?どちらでしょうね…?」
少女の問いになっていないような問いにも…くすくすと、揶揄うように笑う騎士。
正しく受け取られなくても…その顔にやはりマイナスの感情はなく。
ただ、悶える少女を見守る優しい騎士の姿があった。
…責め立てているのもまた、騎士なのだが。
段々と無防備な状態になっていく少女の敏感な部分を優しく解し。
少女にもほんの少しでも悪感情を抱かせないように注意を払っていく。
塩粒は間違いなく少女にも効いていることは確実。
ならばあとは…騎士に、そしてこの騎士団に…心酔するように仕向けていこう。
それを抜きにしても。
愛らしい少女が自分の手によって身悶えする様は酷く劣情を煽る光景だ。
今まで抑圧されていた分だろうか、と騎士は予想を立てて。
優しく、しかし確実に少女の内側へ…より敏感な箇所へ迫っていく。
淡く蠢く肉孔をとん、とん、と叩くように…何度も何度も圧していき。
悲鳴のような声が上がってもそれに快楽が滲んでいれば…騎士の動きは止まることはない。
やがて、大きくのけぞった少女の身体を自身の身体で受け止めれば。
蕩け落ちたその表情…その視線に、自分を映す。
今、少女を悦の頂点に押しやったのは誰なのかを示すために。
そして…少女の絶頂によって、責めるのをやめたものの。
少女が落ち着いてくれば、膣口からぬるりと垂れた蜜を騎士は指にとって。
「ふふ…溢れてしまいましたね、フィリ…。貴女の姿はとても美しく、癒されるものでした
きっとフィリは、こういったことに向いているのですね。良い事です…」
にち、と音を立てて敢えて少女にその蜜を見せつける。
ただし、悪戯に辱めるのではなく。
それすらも、良い事なのだと告げていく。
嘘を見せず、相変わらず優しい声音で。
けれど、少女の痴態を間近で観察したからには。
騎士もまた興奮を煽られないわけはなく。
少女の背には…騎士の下着を押し上げる肉竿の感触がはっきりと当たるだろう。
「さあ、次はフィリにしてもらいましょうか。
……上手にできても、できなくても…その後、フィリの疼きを解消しましょうね」
絶頂で仰け反る少女の耳にできるだけ口を近づけ、甘く囁く。
相手はあまりこういった刺激に慣れていないことから、予防線も張りながら緊張を解し。
優しく、片手で少女の腹を撫でることで…少女からの奉仕が終わった後、何があるのかを想像させようと。
浅い接触で、蕩けた少女に…もし、交わってしまえばどれほどの快楽が与えられるのか。
それを示唆するように言葉を紡ぐ。
「体は、動かせますか?……やり方は、任せますよ」
腹から手を離し、緩く少女の方に触れて…向きを反転させようと補助する。
従うなら、少女の眼には…ぎん、という音がお似合いのそそり立ち具合の下着が目に入るだろう。
例え少女が怯んでも…その頭を撫でたりと…やはり騎士は怒りを見せず。
柔らかに、少女を導こうとしていて。
少女が下着を脱がそうとするなら彼もまた手伝い…、その肉槍を少女の眼前に晒すだろう。
■フィリ > 「ふ…っく、っ…っぅぁ っぁ―― っ は ぁ… は……」
ひくひくと小刻みに揺れ、震え。今はまだ短く…しかし鮮烈な、絶頂感の余韻に。とろりと表情が緩んでしまう。
甲高い声を上げ、ついで荒い呼吸を繰り返し。半開きとなってしまう唇の端から、一筋の唾液を滴らせる。
指先だけで与えられたにしては強すぎる、一戦に至った後すら思わせるような、快楽の強さも…塩粒のせいなのだろう。
薬漬けと快楽漬けに、すっかり蕩けきってしまった膣内は。もっと深くもっと奥へ、求めるように指を飲み込みたがる。
濡れた内部が蠢き続け、引き抜かれようとする指先に、強い摩擦感を感じさせれば。
少女自身にも、それは強い快感として受け取らされて。また、声を上げてしまう様子。
一旦悶えるような反応を見せた身体も。指先が離れれば弛緩して。
浮き上がって宙で跳ねるかのような腰も。もう一度、彼の腰上へと下ろされていく。
その際に。ぬらりと滴る蜜の滑りを。椅子代わりの太腿の辺りにでも、垂れ落としてしまうだろうか。
頭の中にも、ちかちかと光が明滅するかのような、快感の残滓が反響し続けて。
思考力が戻って来るまでには、どうしても、少し時間が掛かってしまうだろう。
とはいえ、もう。戻って来るとしても、きっとある程度でしかなく。
はぐらかされたかのような物言いに、答えるのも。疑問を抱く事すら難しいままの筈。
…目元をいっぱいに潤ませた滴が。瞬きと共に、二つ三つと転げ落ちれば。
それでようやく戻って来る視界には、彼が、引き抜いた指先と。其処に糸を引く蜜とを見せ付けてくる。
つい数瞬前までなら、真っ赤に染まる程の羞恥に、表情を変えていた筈だが。
ここまで来れば、もう、正常な理性など戻ってこないのかもしれない。
濡れた指先越しに、絶頂を、恩寵を与えてくれたその人を見上げる眼差しは。どこまでも快楽に惚けたまま…戻らない。
「…っ、ふ、っぁ、 ぁ…ふ ぁ――――
――向ぃてぃる、かは…確証を持ち……ぇ、ませんが…ビデラさま。
…ちゃんと、 ビデラさまにも、喜んで…ぃただける、よぅ――ぉ勤め、ぃたします――」
脱力し、もう一度預け直した腰に、臀部に。先程から硬い感触が触れている。
それは少なくとも、少女のさらけだした痴態が、男としての興奮に繋がってくれたのだという証であって。
言葉と同じかそれ以上に。褒められた、認められた、そう感じるのだろう。
きっと、撫でられる腹のあたりまで、たっぷりと埋め尽くされてしまうのだろう大きさを背中に感じ。うっとりと瞳を潤ませつつ。
手付きで促されるままに、一度腰の上から滑り下りて。改めて向き直す。
その場に、祈りを捧げるかのように跪けば。丁度目の前にやって来るのは、大きすぎる程に大きな、男その物。
細い少女にとっては、剛直としか言いようのない大きさにも。露骨な興奮を思わせるような熱っぽい息を零しつつ…
邪魔物。そうとしか感じない彼の下着を引き下ろして。
「ぅ……っふぁ。 ぁ――、素敵…です、ビデラさま…」
幼くとも、拙くとも。大きくそそり立った剛直に、とろとろと濡れた眼差しを向ける少女の顔は。間違い無く女その物。
躊躇う事なく、両手でやっと包み込めるのだろう槍の根元を、捧げ持つようにすれば。
裏筋の付け根から…下から上へ。紅く大きく張り詰めた亀頭へと、舌の先を這わせだす。
■ビデラ・フォーランハルト > 騎士の身体もほんのりと赤く染まっており。
いくら感情を抑え込んでも…魅惑的な相手を前にしているからこそ昂ってきており。
彼の全身もまた、熱くなりはじめている。
締め付けを無理矢理に振り払って、引き抜き…少女の様子を観察していれば。
既に蕩けに蕩けた、思考すらできているのか怪しい様子。
そんな様子こそ、彼が望んでいたモノでもある。
ここで更に…この交わりを良い思い出としてやれば。
次回以降の忌避感は薄れるだろうと考えていて。
あくまで優しく絶頂に導いたことも…その助けとなっていこうか。
そしてまだ、この交わりは始まったばかりだ。
惚けて力が抜けている少女を手伝いながら跪かせ。
求められるまま、腰を浮かせて下着を脱ぐ手助けも行う。
現れる陰茎は既に脈を打っており。
騎士の優しい外見とは裏腹に、雌を抉り犯す凶悪さを持っている。
優しい笑みと、凶悪な肉棒。そんな差異を眼にしても…ためらうことなく舌を伸ばしてくる少女に。
騎士も、その頭に手を伸ばす。
柔らかな少女の灰髪に軽く指を通し、梳かすように動かしつつも。
少女の健気な奉仕に身を任せていく。
「そうかい?…フィリに褒められるのは、嬉しいね」
ふ、とまた騎士から息が漏れる。
まるで礼拝しているかのような姿勢で、淫らに舌を這わせてくる姿に。
快感を煽られ、知らずに騎士の腰が揺れる。
「そうだ。上手だね、フィリ…私の事を思ってくれていたのかな。
…ああ、その裏側はとても心地がいい…。しっかり、形を意識すると良い。
その段差が、先端が…フィリの内側の疼きを削いでくれるものだからね」
少女が騎士を見上げるならば。
満足げな笑みを浮かべる騎士が見えることだろう。
声音はあくまで穏やかに。
無理に咥えさせようとせず、舌で出来る範囲で…喜ばしい場所を教えていく。
更に、少女の身体の疼きを増させるためにも、想像を煽る言葉を出して。
不規則に震える肉棒からは時折、先走りがとろりと溢れ、少女の口元を濡らしていくことだろう。
少女の愛撫によって騎士が心地よくなっていることは確実で。
小さな少女の手の中で肉槍がびくびくと震え…騎士もまた、精を吐き出しそうになっていく。
■フィリ > 塩粒の効能による後押しもさる事ながら。
一度絶頂に至る所まで、快楽を体感した事が。少女に更なる欲求を植え付けている。
指だけで、達してしまう程に気持ち良かったのだから。
比べ物にならない程に大きな剛直に、深い深い所まで、たっぷりと掘り返されるのは。どれ程の快楽になるのか。想像もつかない。
欲しい、気持ち良くなりたい、その欲望は留まる所を知らず、剛直と同様に膨れ上がっていくばかり。
確かに。こんな悦びを一度覚えてしまったのなら。
二度目、三度目、それ以上――求めずには居られなくなるだろう。少女に限らず誰も彼も。
高まる欲求…肉欲に押し出されるまま、剛直へと奉仕し始める。
濡れた舌を触れさせれば。堪らずびくりと竦み上がってしまう程の、焼け付く熱さを感じ取る。
彼の側にもまた、情欲の炎という物を、しっかりと感じ取る事が出来るなら。
もっと熱く、もっと熱く…願わずには居られない。
髪を梳かれる頭を、ゆったりと揺らすようにしながら。丁寧に丁寧に。何度も剛直を舐め上げて。たっぷりと唾液で濡れさせていく。
「ん……っ、んん、っ… はふ … っ っ、っ、…ん んんぅっ……… …」
今度は剛直を間に挟みながら。少女の視線が、彼の表情を見上げて。
快感を感じてくれているのだろうか、役に立てているのだろうか――それを確認しようとする。
実際に見る事の出来た表情は、穏やかな物ではあるものの。優しげな微笑みは、きっと、肯定的な物なのだろう。
そこに少し自信が着いたのだろうか。たっぷりと唾液を塗し終えれば、舌の動きは徐々に大きな物になっていく。
上下に行き来するペースが早まり、舌を擦り付けていく感触を、幾度もくり返しで裏筋へと刷り込んで。
やがて徐々に上へと、唇全体を押し上げていけば。指摘された段差の括れに。大きく膨らむ先端に。口付けを。
震える剛直に対して、捧げ握っていた両手が、少しだけ力を増せば…ちゅくりと。塗した唾液の濡れた音と共に扱き始めて。
「――騎士さまに…ビデラさまに、ご奉仕すると…約束しました、時から…
きちんと、悦んでぃただけるか、…考えて、――練習も、ぃたしました……っくん、んっ、んう…
ふ―― …ぁ、ぁもう、とても、抑ぇられ…ません――…」
更にどんどん、剛直はサイズを増していく。
矢張り、とても咥えきれない事が明白だから。口付けを落とす先端、段差から先ばかりを、頬張るようにして。
その分口内でたっぷりと舐り、紅く色付いた亀頭全体を、音を立ててしゃぶる。
射精の前兆、濃く苦い味わいが、口内へと感じられ始めれば。
苦しげに眉を染めつつも、その表情は矢張り、熱と欲に浮かされたまま。
…やがて。もう直だと、本能的に感じたのだろう。
唾液の銀糸を引きながら、ちゅぽん、と音をさせて。剛直の先端を口から離し。
震えひくつく剛直を、両手で包み込みながら…膨れ上がる鈴口に対し、舌を差し出し口を開け――
「――、っ、ぅふ…は、っぁ… ぁ ビデラ…さま、ビデラさまも、気持ち良ぃの、ですね――
下さぃ、ませ …悦んで下さった、その証――」
受け止める事が出来たなら。きっとそれは、少女にとって。役に立てたという証なのだからと付け足してみせれば。
先にも触れた、内と外。顔にか、喉にか…どちらでも構わない、滾りを受け止めてみせるという姿で。
…後は、一気に。粘付き濡れた両手が。搾り取るように、剛直を扱きたてて。