2020/06/29 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にグラスシエルさんが現れました。
グラスシエル > 軍服調の、濃い紺色の服に身を包んだ少年が、石畳の神聖都市を歩く。わざと、おのぼりさんのように周囲を見渡し、あっちへウロウロ、こっちへウロウロはしてるが…実際の所は、神聖都市なるものの「空気」の視察である

「どーも、清らかって空気だけじゃねーんだよなぁ…キナくせえって言うかなんつーか」

人には聞こえない小声でつぶやく。まあ天界にここまで報告する義務もギリもないのだが、暇なので観察、といったところである。神を信じる天界からしたらここの教義も所詮は邪教だが…まあうまく折り合いをつけていかなければ、天界の教義もうまく広まらない。非常に面倒な事だ

グラスシエル > 「…ま、清廉潔白ってのは、お伽噺の世界だよなぁ」

自分の住まう天界でも、権力争いや爛れた肉欲関係なんぞいくらでもある。大天使がハーレムを囲ってるなんて末端の自分の耳にすら入ってる事だ
人間を卑下する気はないが、天使がコレなのに、人間の宗教がそんなキヨクタダシイ教義を守ることはなく

「ま、でもこういう建築様式は悪くねえな」

グラスシエル > さて、と。メシでも食いに行くか。此処のメシは美味しくなさそうだ――と、王国の平民地区へと向かう
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からグラスシエルさんが去りました。