2020/04/28 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にビデラ・フォーランハルトさんが現れました。
ビデラ・フォーランハルト > 「そうですね。戦乱はいつの世も起こること…不安でしょうけれど、私たち聖堂騎士団が付いております。
どうか、ご安心を」

戦乱の報せは、このヤルダバオートにも届いていた。
その煽りを受け、依頼や相談が増加。
一番下の階級である彼は、忙しい日々を送っている。

ただ、任務をないがしろにする彼ではない。
彼にとって聖女から言い渡された任務というのは託宣とほぼ同義であり。
それに対して手を抜くことなどあり得ない。

「眠れない夜は我らが神の御名を唱えてください。
必ずや貴女の力となってくれます」

そんな美辞麗句を老人に告げて。
こんな老人には基本的に『神の塩粒』と呼ばれる麻薬は渡さない。
広まりにくく、依存性が発現する前に身体が耐えられない可能性があるからだ。
優しい笑顔で老人を見送り…次々に聖堂の中で話を聞いていく。

「なるほど、それなら我らから護衛を―――…」

対応も既に慣れたものであり…優しさを求めて聖堂にやってきた人物を導き。
広められそうな相手ならば塩粒を渡し。
神の信徒として、甲冑の下に汗すらかきながらも、疲労の様子は見せず、列をどんどん短くしていく…

ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からビデラ・フォーランハルトさんが去りました。